黒猫が通る

一歩歩けば三歩引き下がる現状

怖いものばかり溢れ返る現代

一秒も二秒も大した変化はない

それでも動かなきゃ腹が減る一方だ


草臥れた人間が通り過ぎるたび

撒き散らす悪性のウィルスが

都会の街に蔓延しているのさ

ならばいっそ私が踊りましょうか


黒猫が歩く真夜中に気をつけてね

私が全て吸い取るからさ

善も悪も幸も不幸もみんな同じだし

結局は判断根拠の違いだけでしょ

123ステップで踊りましょう

私が美味しくいただきましょう


今日も時代閉塞の音が流れ出る

臭いものにゃあ蓋をしても

いつかは零れてしまうさ

ちょっとずつ食べなきゃいけない


私だってお腹いっぱいになるさ

よくそんなにばら撒けるよね

別に田舎だって悪くないけどさ

生きていかなきゃ何もないのさ


黒猫が歩く足跡は踏まないように

この世の醜悪がこもっているからさ

善悪全て呑み込んだ先はみんな同じさ

ならば楽しくやっていくだけしかないのさ

123ステップで踊りましょう

頭空っぽでいただきましょう


雁字搦めの鎖でさえ

思い込みが激しすぎるだけでしょう

全部は自分 結局は自分

他人のためなんて考えるなよ

楽しく、迷惑かけなきゃいいんだよ

主人公はお前だ、私じゃない


私じゃない


黒猫が歩く真夜中に気をつけてね

私が全て吸い取るからさ

善も悪も幸も不幸もみんな同じだし

結局は判断根拠の違いだけでしょ

123ステップで踊りましょう

私が美味しくいただきましょう


黒猫が歩く足跡は踏まないように

この世の醜悪がこもっているからさ

善悪全て呑み込んだ先はみんな同じさ

ならば楽しくやっていくだけしかないのさ

123ステップで踊りましょう

頭空っぽでいただきましょう


頭空っぽで踊りましょう

私はお休みするわ




にゃーん

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