第41話 白衣の天使と欲しかったスキル
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♪ てんてんてん ♪ クリティカルヒット!!
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能天気な効果音と共に、
東洋メイドのコトリ・チョウツガイはニコニコと叫んだ。
「イツキさん、お願いします!」
コトリ・チョウツガイが叫ぶと同時に、おもむろにドアが現れた。
ドアは、ハッキリとした赤と黄色のツートンカラーのドアだった。そして額縁が備え付けられてあった。額縁の中に数字の〝23〟が書かれてあった。
ドアノブが反時計回りにひねられた。扉が開くと黒スーツで短髪をテカテカになでつけた男が、現れた。
男の名前は、イツキ・ケブカワ。
イツキ・ケブカワは、ツカツカと首のない
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イツキ・ケブカワは、続け様に
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イツキ・ケブカワの瞳、具体的には角膜に直接、
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名前:
人種:英国人
職業:看護師・統計学者
スキル:
習得言語:英語・フランス語・ギリシャ語・イタリア語・ラテン語
履修学問:ギリシア哲学・数学・天文学・経済学・歴史・美術・絵画・地理・心理学・文学(小説)
習得
状態異常:人獣共通感染症(骨髄炎) 木行ポイント+1
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「よし。成功だ。念のため、分離した首も観てみよう」
イツキ・ケブカワは、
イツキ・ケブカワは、ツカツカと歩いて行き、今度は、てんてんてんと転がっていた、
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名前:
人種:英国人
職業:看護師・統計学者
スキル:
習得言語:なし
履修学問:音楽・文学(詩)
習得
状態異常:人獣共通感染症(脳炎、髄膜炎) 木行ポイント+1
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「感染症による脳炎、髄膜炎を認める。よし」
イツキ・ケブカワは、
東洋メイドのコトリ・チョウツガイはニコニコしながら言った。
「これで、かおり先生も長生きできますね」
イツキ・ケブカワはうなずいた。
「ああ。今まで通りベットでの生活は余儀なくされるけど、致命傷に到る脳炎、髄膜炎を根絶したからね。感染症によるこれ以上の後遺症は出ないはずだよ」
イツキ・ケブカワはつづけた。
「でもって、コトリちゃん、〝どうのつるぎ〟と〝かわのたて〟に、スキルをもって帰ろう。念願の
「はーい」
コトリ・チョウツガイは、ニコニコしながら、〝どうのつるぎ〟を、首がニョキニョキと生えた、
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スキル、
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コトリ・チョウツガイは、ニコニコしながら、
「かおり先生、ありがとうございます!」
つづけてワゴンに隠していた〝かわのたて〟を取り出すと、今度は、てんてんてんと転がった、
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スキル、
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コトリ・チョウツガイは、ニコニコしながら、
「生首のかおり先生、ありがとうございます!」
コトリ・チョウツガイは、〝どうのつるぎ〟を腰にぶら下げたフックにひっかけて、両手を合わせてお祈りした。東洋的な仏教思想のお祈りだった。
そしてスカートのポケットから、
コトリ・チョウツガイが生首を包み終わったタイミングを見計らって、イツキ・ケブカワが言った。
「じゃあ、帰ろうか」
コトリ・チョウツガイがニコニコしながらあいづちを打った。
「はい!」
「今回は、先生に邪魔されなくて本当によかったよ。兄さんにじゃがいも料理でひきつけてもらった甲斐があった」
コトリ・チョウツガイがニコニコしながらあいづちを打った。
「イツキさんは、ホンマ先生のあつかいがヒドいです。でも、そのとおりや思います」
無事に仕事を終えたふたりは、ほがらかに今日の仕事の感想と、先生とよばれた
そのとき、事件が起こった。
「あなたがた……何をされている方なの?」
ふたりは、目覚めた
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