昭和95年葉月6日 井野助猛走の日

 首都青山では赤ヘル共和国が我が物顔で荒らしまくっていた。

 気付けば、町行く者の半数が赤い服を着ている。

 これは不味いと高橋刑事がパトロールへ出る。

 機動隊の活躍もあり3の刻まで5人逮捕したが、餡パンの使用者、時代錯誤の忍の者、黒きカリスマの暗躍に遭い、せっかく捕まえた犯罪者の殆どが脱走する始末。

 しかし、まだスワロー帝国が優勢なのは間違いなく、高橋刑事に白星勲章が授与されるのは時間の問題だった。

 しかし、現場を任せたアメリカンポリスが聖闘士に葉月6日の因縁じゃといちゃもんを付けて均衡状態となる。

 この状況何度も見た光景である。

 しかし、本日は違った。

 鬼殺隊井野助の猛走を機にヤブイヌをザンバラザンバラと斬り倒し、さらには玉音放送を斬り倒すと言う。

 思いもよらず井野助の活躍もあり戦局は帝国に傾いた。

 9の刻、井野助の大場斬るもあってか制武は付かないが石山本願寺が説法に入る。

 首一つ、プリンスが魔方陣を描き、夏男の出番となった際に不思議な出来事が起きた。

 夏男が放った砲はサブウェポン宮本が受け堕武流亜卯斗にしたが何かがおかしい、二直なのが二ゴロなのか、見届け人が協議したが堕武流亜卯斗は覆らず。

 それはおかしいと佐々岡皇帝がいちゃもん、結果、プリンスは無事と結果になったが今度は高津皇帝がいちゃもんを付け戦場は混沌としたが最終的には聖闘士を黙らせたのでスワロー帝国優勢で事なきを得た。

 もはや、混沌過ぎて、白星勲章がアメリカンポリスに回ったことは誰も突っ込まない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る