『藍ちゃん、お誕生日おめでとう!』

 8月28日。完全オフのARC-EN-CIELアルカンシエルは、瑚橙ことの家に集まっていた。


咲希さき「こんなこと言っちゃダメだって、分かってるんだけど、言わせて~……。瑚橙って、本当のお金持ちなんだねぇ……」


洸夏こうか「んね。」


あい「ほ、ほんとにいいの?」


瑚橙「うん。今日はみんなお仕事だし。7人だから、予約が取れるお店も少ないし。」


藍「まぁね……?」


奏那そな「それじゃあ、お言葉に甘えて。」


明結あゆ「藍ちゃんには集合時間を遅めに伝えておくべきだったね。」


天音あまね「設営風景も見てもらえるなんて!」


洸夏「わ、たしかに。ごめんね~藍ちゃん!」


藍「う、ううん!嬉しいよ。」


咲希「今日も天使!18歳になっても天使は天使!」


洸夏「それなっ!」


 数十分後。


咲希「と、いうわけで……胡橋こばし藍生誕祭2021、開幕で~す!」


洸夏「ぱちぱち~!」


咲希「最初は、ごはん!ごはん食べよー!」


藍「すごいね……!咲希ちゃん、お料理上手だね!」


咲希「まぁね~ん。家事歴、長いから♪」


瑚橙「食べたい。」


咲希「うんうん、どうぞ。」


明結「じゃあ、お誕生日おめでとうって言って、それで、いただきますって言おうね。」


「「はーい」」


明結「藍ちゃん」


「「お誕生日おめでとう~!」」


藍「ふふっ、ありがとう!」


明結「せーの」


「「いただきまーす!」」


咲希「って、小学生か!」


奏那「アルカンらしくていいんじゃない?インスタライブでもする?」


天音「いいね!」


洸夏「いいねいいねー、アイドルっぽい♪後でインスタライブやりまーすって告知しといていい?」


明結「うん。みんなにも藍ちゃんを祝ってもらおうね。」


瑚橙「美味しい。」


咲希「早い!」


奏那「も~、藍ちゃんより先に食べちゃダメでしょー?」


藍「あはは、ううん、いいよ。私も食べるね!いただきます。」


咲希「はーい、どうぞー。」


洸夏「んぁ!美味しい!」


藍「ほんとだ!」


咲希「キッシュだよ、キッシュ。」


天音「美味しい~!」


咲希「へへ、よかった。」


カシャッ


洸夏「明結ちゃんが盗撮した!」


明結「可愛かったから。」


奏那「やだ可愛い。」


藍「……?」


咲希「く~!藍ちゃんの笑顔は、世界を救うね!」


明結「うん。いっぱい写真撮って、インスタにあげるね。」


洸夏「いいねいいね〜!」


藍「ふふ、うん!」


藍、誕生日おめでとう!藍の癒しパワーは底知れないよ!可愛いね〜♡

藍ちゃん、誕生日おめでとう!藍ちゃんは年上だけど、ほんとに可愛くてびっくりしちゃう。大好き!

藍ちゃん、お誕生日おめでとう!いつも優しくて、藍ちゃんといると、癒されます。これからも、よろしくね!

藍ちゃん、お誕生日おめでとう!アルカンのまとも枠、頼りにしています。これからもアルカンを親のように見守ろうね。

藍ちゃん、お誕生日おめでとう。藍ちゃんは可愛い。癒される。一緒にいると幸せになる。

藍ちゃん、お誕生日おめでとう。藍ちゃんはいつも俯瞰で見てくれるから、頼りにしてるよ。これからもよろしくね。

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