『笑海ちゃん、お誕生日おめでとう!』

 6月24日。バラエティーの収録を終えたCandy Rainキャンディーレインの3人は、あやが予約したレストランにやってきた。


笑海えみ「え~、こんなおしゃれなとこ、ありがとねぇ。」


綾「うん!こんなにおしゃれだけど、私たちみたいな若者のお財布にも優しいのよ~?」


まい「コースですか?」


綾「うん!私は、シャンパン飲んじゃう!」


笑海「おっとな~!」


苺「笑海さんも、来年の今日には20歳ですね。」


笑海「ほんとだよね~!」


綾「スマプロだけで見ると、Candy Rainってけっこう大人ユニット?」


苺「そうかもしれません。」


笑海「たしかに。ハニセンなんてお嬢ちゃん2人組だもんね。」


苺「そうですね。可愛らしい2人です。」


綾「苺ちゃんも可愛いのよ~?」


笑海「そうだよ~?私たちから見たら、可愛い妹みたいな感じなんだから。」


苺「妹ですか。……嬉しいです、えへへ。」


綾・笑海「「あ~、可愛い~」」


続々と料理が運ばれてくる。


笑海「ひゃ~、美味しそう~!」


苺「……」


綾「あれ、苺ちゃん、どうしたの?」


苺「感動しています。芸能人になった気分です。」


笑海「芸能人ですよ~」


苺「あっ、そうでした。今日の収録でも、芸人さんの方々が面白くて、つい視聴者になってしまいました。」


綾「いやぁ、分かる。やっぱり生で見るお笑いって、違うよね~!」


笑海「そうだけど、そうではない。」


綾「Candy Rainって、笑海ちゃんがいなかったら、自分たちがボケたことにも気づかないと思うのよ。」


笑海「その通りだよ。」


苺「そうなんですか?」


笑海「そういうところだよ。」


と、Candy Rainらしい会話を展開しつつ、食事を楽しんでいた。


 と、食事が落ち着いてきた頃……。


店員「こちらのお客様に、ケーキでございます。」


笑海「……!」


綺麗に飾られた美しいシフォンケーキが笑海の前に置かれる。お皿にはフルーツソースで「Happy Birthday, Emi!」と書いてある。


綾「笑海ちゃんは店内を暗くして歌を歌うのとか、嫌がりそうと思ったから、ケーキだけでも。」


笑海「うわぁ、大正解だよ~。めちゃくちゃ嬉しい。美味しそう。ありがとう。」


綾「やだ、声震えてる?」


笑海「ふ、震えてません~」


苺「たくさん感動してください。」


笑海「感動してます」


綾「やった~!」


苺「それでは追いちの、プレゼントです。」


綾「は~い、おめでとう!」


苺「おめでとうございます。」


笑海「……うぅ……今は反則だよぉ~。ありがとう~、2人が笑っててくれるだけで幸せだよ……」


綾「やだ、やめてよ~!貰い泣く、ってば……!」


苺「お姉さま方。よしよし」


笑海さん、お誕生日おめでとうございます。いつも的確なツッコミ、ありがとうございます。Candy Rainはこの3人でないといけません。これからも、よろしくお願いします。

笑海ちゃん、お誕生日おめでとう!Candy Rainの次女ちゃんはしっかり者で、とっても頼りにしてるよ!いつもありがとう。3人で、山のてっぺんに立って、素晴らしい景色を見ようね!

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