プロローグ~可憐な花々~
アイドル事務所「ラブリーオフィス」の、とある会議室に集められた、ラブリーオフィスの3ユニット。
薫「愛灑~、寝ないよ~」
愛灑「にゃあ~」
ゆりか「でも大体はぁ、1st写真集の撮影でしょ~?ゆりかは楽しかったなぁ~♪」
メルシー「私たちは、まだまだだよねぇ」
涼寧「な、何よそれ。私は別に、あなたたちといたいわけじゃないんだけど。」
メルシー「ふふ、恥ずかしがってる涼寧ちゃんは、よりキュートだね♪」
陽菜子「う、梅香、今日は通院の日じゃないの?」
梅香「このあと行くのぉ。陽菜ちゃんは私の心配ばっかりして~」
陽菜子「だ、だって……」
華雪「しっかり者さんです~♡」
薫「いつも頼りにしてるよ。」
杏虹「ふむぅ、素晴らしきメンバー愛ですねぇ、じゅげむ!」
涼寧「そ、その、じゅげむってやつ、なんなの?」
メルシー「世の中には、知らない方がいいこともあると思うなぁ~」
涼寧「な、何よそれ!?」
ガチャ、とドアが開く。
「すみません、遅くなりました!」
涼寧「遅い!いつまで待たせるのよ!」
「すみません。」
梅香「大丈夫ですよぉ。60秒に1分しか、時は進まないんですから。ふふふ。」
華雪「深いお言葉です~♡」
優奈「ね!なんかいいこと言った!」
陽菜子「いいことでした?」
薫「マネージャー、話があるんだよね?」
「はい。今年のHiH IDOL FESTIVALの出演者が決まりました。」
愛灑「何?それ。」
薫「毎年行われてる、4事務所合同の大きなライブイベントだよ。」
愛灑「ラブリーも出てんの?」
陽菜子「はい。」
ゆりか「去年、私たちが出たやつねぇ~」
「そうです。今年、ラブリーオフィスから出演するのは、昨年に引き続き、オプティミズム♪、そして、
薫「え!?」
華雪「わ、私たちですか!?」
優奈「私たちもまた出させてもらえるの!?」
梅香「ついに夢の舞台に……!それまでは生きてないといけないねぇ」
メルシー「頑張ろうね!」
涼寧「……お客さん集まるの?」
「はい、もちろんですよ。」
真葵「うわぁ~!テンション上がってきた~!」
杏虹「頑張りましょうねぇ!!」
優奈「うん!」
HiH IDOL FESTIVALまで、あと7ヶ月。
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