プロローグ~煌めく心~
アイドル事務所「トゥインクルエンターテインメント」の、とある会議室に集められた、トゥインクルエンターテインメントの4ユニット。
ヒカリ「……」
れいむ「暑い。」
ヒカリ「解雇かもしんねぇじゃん。」
佳子「えぇっ……!」
舞央「まぁ~、正直それはあるかも。」
舞央「やだぁ、シビアなこと言うね~?」
舞央「怖いんだけど、
ヒカリ「なんであたしらの名前、知ってんだよ?」
舞央「え?さっき資料が配られたじゃん。ね?ほなっちゃん。」
帆夏「えっ、あ、そ、そうですね!でも、もう皆さんの名前を把握されたんですか?」
舞央「ん~、多分ね?」
遥「うわぁ、すっごぉ。私、無理かも。」
萌美「が、頑張ろ!私も一緒に頑張る!」
佳子「はい!」
ガチャ、とドアが開いた。
「すみません、遅くなりました。皆さん、揃っていますか?」
ヒカリ「誰?」
佑巴「多分マネージャー。」
れいむ「言われてみれば。」
「はい。皆さんのマネージャーです。えっと……確認しますね。
愛里「はい。」
巳海「はーい!」
帆夏「皆さん揃っています!」
「
遥「はぁ~い!」
萌美「はい!」
佳子「皆さんお揃いですね、うふふっ♪」
「
ヒカリ「みんないるよ。」
佑巴「……」
れいむ「あ……いまーす。」
「
彩乃「はい、皆さんいますよ。」
唯「……はい。」
舞央「はいは~い!」
「ありがとうございます。では早速、本題ですが……今年のHiH IDOL FESTIVALの出演者が決まりました。」
舞央「あ~。うちの事務所も参加してるんだっけ?」
「はい。昨年は名だたる方々が出演しましたが、今年は趣向を変え……まだ世に公開されていない、期待の超新人を起用しました。」
遥「へぇ~」
「……そろそろ、察していただいても良いんですが……」
巳海「えっ、何が何が!?」
「……トゥインクルエンターテインメントからは、
彩乃「えっ!?」
帆夏「わ、私たちですか……!?」
佳子「はわわ……!」
「そうです。あなた方です。」
ヒカリ「じゃあ、エイチフェスに向けて、ユニットを組まされたってことか?」
「はい。HiH IDOL FESTIVALに出しても恥ずかしくない、輝く原石を12人、選抜しました。」
萌美「輝く、原石……!」
ヒカリ「嬉しいじゃねぇか。」
佑巴「……男みたい。」
れいむ「いいと思いますよー、ボーイッシュキャラも。」
ヒカリ「別にキャラじゃねぇ!!」
HiH IDOL FESTIVALまで、あと7ヶ月。
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