48話 琴ちゃんと予行演習
「……いい機会ついでに。折角だからさ……このままちょっとだけ……大人の予行演習、しない?」
眼前でいやらしい映像が流れる中。妖艶な気配を纏った琴ちゃんは、私を抱きしめそう囁く。よ、予行……演習……?
「こ、琴ちゃん……な、なにを……言って……?」
「小絃お姉ちゃん、言ってたよね。大人の魅力ってものを知りたかったって。大人の魅力というものを鍛えたいんだって。だからあや子さんとA●を見て参考にしようって話しになったんでしょう?」
「そ、そうだけど……それが……?」
「だったらさ。……見るだけじゃなくて実践を交えた方が。より一層、大人の魅力を知ることが出来るって思わない?」
「じっ、実践!?」
なんて大胆な事を呟きながら、琴ちゃんは四肢を私の身体に怪しげに絡ませる。膝に乗っけられてた時とは違い、がっちりとホールドされ……慌てて私は身体を振って琴ちゃんから逃れようとするけれどほどけない……何もかもが遅かった。
もっと早くに気づくべきだった。琴ちゃんが纏う気配が、先ほどまでA●を一緒に見ていた時の陽気なものから……艶美で淫らなものへと変わっていたことに。
「だ、だだだ……ダメだよ琴ちゃん……そ、そんな……お、お姉ちゃんを挑発するようなこと言っちゃ……そ、それに……大人の魅力って……こ、琴ちゃんは……年下で……」
「どうして?もう私、子どもじゃないよ。少なくとも……お姉ちゃんよりも年上だし。お姉ちゃんよりも色々知っているつもり。私ならお姉ちゃんに、いろんなことを教えてあげられると思うんだけどなー」
「で、でも……」
いくら自分よりも大人になったと言っても。琴ちゃんは……私にとっては永遠の、世界一大事な可愛い妹分。そして仮にも私は琴ちゃんのお姉ちゃんだ。
姉役として、琴ちゃんがいきすぎた事をするならば止めねば立場にある。だからこれ以上は洒落にならないと、頑張って諫めてみたけれど……
「大丈夫。残念ながらまだ、私とお姉ちゃん……恋人関係にあるわけじゃないからさ。約束するよ。キスをしたり、服を脱がしたり、えっちなところ触ったりとか。そういう直接的な事は決してしないから安心して。…………そういうのは、ちゃんと結ばれてから……もっとムードある時にしたいからね」
それで止まる琴ちゃんではなかった。そう耳元で囁く琴ちゃんの、熱の籠もった吐息がかかる。服越しに、琴ちゃんの確かな体温を感じる……
「あ、あの……あのっ!」
「言ったでしょう、あくまでも予行演習だって。雰囲気だけでも味わって貰えたら、大人の魅力もわかるかもよ。だから……ねぇ、良いでしょお姉ちゃん……」
「琴ちゃ……!」
「予行演習、しよ……」
「…………は、い……」
タブレットから流れてくるやらしい音と映像にあてられて。そして背中越しに感じる大人になった琴ちゃんの豊満な体に抱きとめられて。
こうして私は、わずかばかりの抵抗も拒絶も許されず、琴ちゃんと大人の予行演習を始めることになってしまったのであった。
「うぅ……ぅンんっ……!」
「このA●もこんな風に最初はくすぐり合いから始まってたね。折角だし、真似してみよっか。どう?くすぐったい?気持ち悪くない?」
「だ、大丈夫……ん、っく」
手始めに琴ちゃんは私の太ももを触り始める。最初は指一本で触れるか触れないかのギリギリのラインをなぞり、徐々に指の数を増やして……こちょこちょと指先が私の太ももを沿っていく。
「ふふ……すべすべ。もちもちしてて、とっても素敵な触り心地だよお姉ちゃん」
「お、褒めに……預かり、光栄だね……くぅ……」
画面の中の女優さんと、琴ちゃんの動きがシンクロする。蛇のように両の手がゆっくりねっとり太ももを這いずり回っていく。指先で、指の腹で、手のひらで。円を描き、かりかりひっかき、撫で回して……
こそばゆさから身をよじる。私ってば普段からスキンシップ多めな琴ちゃんにお世話と称して散々身体は触られているはずなのに。慣れているから余裕なはずなのに……なんだか今日はおかしい気がする。なんか……いつも以上に、敏感になってないか私の身体……?
「……レロ」
「ひぁっ!?ちょ……琴ちゃん……ど、どこ……舐めて……!?」
下ばかりに神経を集中させていたせいで、上のガードが甘くなっていたのを琴ちゃんは見逃さなかった。私の肩を抱き寄せて、琴ちゃんは私のうなじにその舌を這わせる。
「や、やめて……そんな、汚い……」
「……お姉ちゃんに、汚いとこなんてないよ。全身、良い匂いで……あーむっ……ふふ、おいし……♪」
「きょ、今日は……お風呂もまだなのに……!お、お願い琴ちゃん……せ、せめてシャワーを……」
ついさっき見ていたA●の寸劇みたいな台詞を、思わず口にしてしまう私。勿論、そんな事を言っても琴ちゃんは止まるわけがない。
「……ねえ、もしかしてお姉ちゃん……わかって言ってない?私を煽ってない?シャワー浴びたいとか……可愛いこと言っちゃって。挑発してるなら……良いよ、私も受けてたつね♪」
「な、なんの話を……はぅううん……!?」
と言うか、逆にその台詞が意図せず琴ちゃんの行為をますますエスカレートさせる羽目になっちゃっていたらしい。ノリノリになった琴ちゃんは舐めるだけでは飽き足らず、うなじや首筋に強く吸い付いたり甘噛みしたりとやりたい放題。
ちゅっ、ちゅっ……と音を立て。何度も何度も唇を押し当てて……
「ぁぅ……は、ァ……んぅ……」
「ホントは……お姉ちゃんのその柔らかい唇も欲しいけれど。それじゃ約束が違うもんね。予行演習じゃなくなっちゃう。だから今は……これで我慢してあげる。ほら、見えるかなお姉ちゃん」
「ぅ……わ」
そう言って琴ちゃんはどこから出したのか、手鏡を取り出して。私に見せつけてくる。見せつけられるがまま鏡の中の自分を見てみると。私の首筋には赤い跡や歯形がくっきり残っていて。
……なんだか、琴ちゃんの所有物になったみたいで。それが恥ずかしいやらドキドキするやら、えも言えぬ感情が湧いて出てくる。かぁっ……と頬が熱くなり真っ赤に染まってしまう。
「……隙ありお姉ちゃん。んちゅ……♪」
「ひぎぃ!?」
なんて、首筋のキスマークに動揺していたら。今度は琴ちゃん、私の耳に口づけを交わしだす。歯を食いしばって変な声が出ないようにしていたはずの私の口からは、恥ずかしい奇声が盛大に漏れ出した。
「おぉー……なんか想像以上に良い反応。もしかしてお姉ちゃん、お耳が弱点だったりするのかな?」
「し、知らな…………あっ、あ……あ、アァ……や、やめ……!?く、くすぐった……!?」
「ふ、ふふ……♪やった、お姉ちゃんすら知らない、お姉ちゃんの気持ちいいところ。発見しちゃった……♪」
「く、くすぐったいだけで、気持ちいいとは一言も……!?あ、ちょ……だ、ダメ……い、息……吹きかけるの、はんそく……!」
自分でも知らなかった弱点を簡単に見つけられ、容赦なく琴ちゃんに攻め立てられる。片方の手は耳の形を確かめるように、親指と人差し指でふにふにさわさわ。
もう片方の手は……がっちりと耳を固定して、息を吹きかけ唇で食み歯を立て舌で舐め舐めして……
「ちゅ、ちゅ……ぇろ……レロ……ぁむ……」
「ひ、ぅ……ゃ、だ……やだ……琴ちゃん、ゆるしてぇ……!」
「ああ……すごい。可愛い、お姉ちゃん可愛いよ……その反応も、声も、お顔も……全部可愛い……かわいい」
耳元で私の事を可愛いを連呼する琴ちゃんは、私同様熱に浮かされた恍惚の表情で無我夢中で私を攻め続ける。外をあらかた嬲り終えたら今度は内をといわんばかりに。舌を限界まで尖らせて、私の耳の穴へずちゅり……とねじ込んできた。
「ん、ちゅ……れろ、れろ…………じゅるる……」
「はっ、ぎぃ…………!?ぅ、あ……、あっ……ふぁあああ……?!」
耳元どころの話じゃない。耳の中に、脳に。直接響く舌が蠢く水音。ぐちゅぐちゅとしたいやらしい唾液混じりの音が、生き物みたいに私の耳の中を犯す生温かい舌の感触が。私の脳をドロドロに溶かしていく。
「くちゅ、ちゅ……ぁ、むっ……」
「ふ……ぅ、ぁ…………あ、ァぅ……きゃぅ……!?」
生まれて初めての感覚にクラクラする……ゾクゾクする。それはきっと、未知の感覚に対する不快感とか不安とかじゃなくて……寧ろ……
「『随分気持ちよさそうだね。……ねえ、もっと声を聞かせて。その可愛い声をもっと私に聞かせて……』」
狙い澄ましたかのように奇跡的に。琴ちゃんと画面の中で乱れる女優さんの声が見事にハモった。琴ちゃんに攻め続けられて呆けた頭で、目の前で流れる映像を見てみると……年上のお姉さんにいいようにされる女の子の姿が映っていて。それが今の琴ちゃんと自分の姿に重なって見えて……
「『っ、う、ん……きもちい、気持ち……いいのぉ……!』」
気づけば私まで画面の中でお姉さんにいじめられる女の子になったかのように、嬌声を溢してしまっていた。自分でも驚くくらいに蕩けた声をあげ、琴ちゃんに与えられる刺激を甘受する。琴ちゃんの手も、琴ちゃんの舌も。背中越しに感じる琴ちゃんの火照った身体の熱も、琴ちゃんの甘い香りも。全部ひっくるめて余すことなく甘受する。
「ね、琴ちゃん……琴ちゃん、もっとぉ……!」
「……あは……♪お姉ちゃんも、ずいぶん出来上がってきたみたいだね。本番ならこの辺でキスして、服を脱がして。大事なところをいっぱい可愛がってあげるところなんだろうけど……」
「……?」
「それじゃあ約束と違うから……残念だけど我慢するよ。予行演習だったわけだし、これ以上の事はしない」
「しない……?」
しない、と言うことは……ここまでって……事?あれほどいやらしいものを見せつけられて。あれほど焦らしに焦らされて。ここまで来て、はいお終いって事……?そんな、そんなの生殺しじゃ……
そんな私の内心が顔にでも出ていたのだろうか。琴ちゃんは私の動揺をすぐさま察知して、クスクスと笑い声を漏らす。そしてまたもや私の耳元で、やらしい気配を身に纏いながらこう呟くのだった。
「……そんなに物欲しそうな顔をしなくても、大丈夫だよお姉ちゃん」
「ぇ……?」
「直接的な事はしなくても、気持ちよくする方法はいくらでもあるから」
そんな事を言った直後。私が着ていたシャツをめくり両の手のひらを広げて……包み込むように私のお腹に直接当てる琴ちゃん。お腹の奥を温めるように、暖かくて優しい手を当て続ける。
シャツをめくられた時はこの流れから胸とか弄ってくるとばかり思い身構えたけれど、琴ちゃんはただただお腹を温めるだけ。時折お臍の下あたりを重ねた手で上下に撫でるように動かすだけで、言ってた通り何もしない。しない……
「…………ッ」
そのはずなんだけど、数分が経過してから……私の身体に異変が起こる。ただお腹を温められているだけのはずなのに、ただお腹を揺らされているはずなのに……お腹の奥からじわじわと知らない感覚が吹き出してくる。これって……どういう……?
「……お姉ちゃん、息荒いね。それに……もじもじしてる」
「ぅ、え……あ……?」
「……凄いね。流石に何回か調きょ…………コホン。試さないと難しいだろうなって思ってたけど。まさか初めてでここまで上手くいくだなんて……これは嬉しい誤算だった。才能、あるよお姉ちゃん」
内股を擦りつけて、息を荒げているところを琴ちゃんに指摘される。さいのう……?なんの……?
「やっぱり感受性が強いからかな?……ふふふ。折角だし、このまま続けてあげる。この調子なら……きっとすぐに——」
よくわからない事を呟かれても、今の私には理解出来ない。ただただ琴ちゃんから与えられる刺激だけを感じ取るしか出来ないでいる。
「そう、そうだよ。その調子……お姉ちゃんはただ……私の手に集中していれば良いの。そうすればきっと……」
トン、トンと。まるで赤子を寝かしつけるお母さんのように。私のお腹をリズムよく押す琴ちゃん。耳を舐められていた時以上に……お腹、下半身を中心に……全身ゾクゾクと体感したことのない意味不明な感覚が駆け巡る。
「なに、これ……知らない、怖い……こわい……!嫌……いや……!たすけて、琴ちゃん……!」
「大丈夫……お姉ちゃん、大丈夫だよー……だいじょーぶ……」
そのわけのわからない刺激に耐えきれず、パニックになりかける私。そんな私の手を握り、琴ちゃんは『大丈夫』と囁いてくれる。
「はい、深呼吸。……怖くないよ、大丈夫。寧ろ……その逆。安心して、その感覚に委ねて良いの。委ねれば、幸せな感覚でいっぱいになれるの……」
「委ねる……しあわせ……」
逞しく、美しい。そんな大人になった琴ちゃんに言われたら。無条件で信じられそう。言われるがままに深呼吸して、その感覚に任せると……少しずつ恐れはなくなっていき……甘美な刺激に思考は溶けて蕩けて……
「……そろそろ、かな。ほらお姉ちゃん、もうちょっとだよ」
「琴、ちゃん……ことちゃん……わ、わたし……なんか、なんか……!」
「うん、大丈夫。わかってる。良いんだよ、そのまま。そのまま……恥ずかしがらないで。お腹で、お耳で、全身で。溜め込んできたものを爆発させるの。良いんだよ、もっとほら……私を感じて。私で感じて…………ほら、ほらほらほら……ほら!」
そして、私は——
「『気持ちよく、なって……!』」
「『~~~~~~~ッ!!!!』」
◇ ◇ ◇
「——ああ、本当に素敵だったよお姉ちゃん♡」
「…………」
琴ちゃんの手によって、盛大に気持ちよくさせられて。あまりの気持ちよさに眠りこけ。目覚めた私は……どんどんどんより、へこんでいた。
「予行演習はどうだったかな?少しは大人の魅力がなんたるか、参考になった?…………も、もし足りないなら。もっと私が教えてあげても良いんだけど」
「……しばらくは、お腹いっぱいです……」
まさか、琴ちゃんの前で……あんな情けない姿をさらすことになるだなんて……悔しい、でも感じちゃう…………じゃなくて!
ああ、もう!これもあれもそれも、全部あいつが悪い!あや子のアホがあんな事を言い出さなかったら、こんな辱めを受けることなかったのに……!次会ったら、今度という今度こそ……息の根止めてやるわ……!
「ところでさ。凄い今更だけど……聞きそびれていたこと、聞いてもいいかな小絃お姉ちゃん」
「……?なぁに琴ちゃん」
「結局お姉ちゃんってさ。どうして『大人の魅力』を知りたいとか言い出したの?何か理由でもあったりする?」
と、私が悪友の始末の計画を立てている中。琴ちゃんは本当に凄い今更な疑問を口にする。……ああ、そういやそういう話から、今回A●見る羽目になったんでしたっけね……
「別に無理には聞かないけど……何かあったの?良かったら私に話して欲しいな」
「……あー……えっと。大した話じゃないよ。ただの、私のプライド的な問題……かな」
黙っていても良かっただろうけど。ここで変に誤解されちゃうと、また後々トラブルの元になりかねない。あれだけ醜態を晒した後なら怖いものなど何もない。
ため息交じりに私は琴ちゃんに……A●をあや子と見る羽目になった経緯を話してみることに。
「——なるほど。つまりお姉ちゃんは、私に釣り合う大人の女性になりたくて……それで大人の魅力を鍛えたくて●Vを見る事になったと」
「……概ねその通り」
……それにしても。端から聞くと改めてマジ意味わかんないよね。大人の魅力が知りたいからこんな大人の動画を見る事になるなんて。
「…………琴ちゃんがさ、あまりにも大人びてるから……私不安になっちゃってさ。少しでも琴ちゃんに近づけたら……そういう不安とか、感じなくて済むのかなって……そう思って」
「なるほどー…………ふ、ふふ……あはははは!」
そこまで説明すると、琴ちゃんは色々と腑に落ちた顔をする。そして…………しばらくしたらクスクスと愛らしく笑い出した。
「ああ、うん。そりゃ笑うよね……いっそどこまでも笑い飛ばしてください琴ちゃん……この哀れで間抜けなお姉ちゃんを……」
「ご、ごめん…………ふふふっ!ちが、違うの……おかしいのは、ふふ……そっちの事じゃなくて……」
「へ……?」
ツボにはまったのか、珍しく大笑いをする琴ちゃんに首を傾げる私。そっちの事じゃない……?何の話だろうか?
「笑って、ごめんね……うふふ……あ、あのね。お姉ちゃん」
「う、うん……」
「お姉ちゃんはさ。私が経験豊富な大人の魅力溢れる大人の女性だって言ってくれたけどね」
「うん……」
「…………教えてあげる。私もね、ただの耳年増なんだよ」
「…………え゛?」
笑いすぎて涙目になった琴ちゃんが発する、衝撃的な一言に私は固まる。……みみ、どしま……?
「経験なんてあるわけないよー。私の初めては、お姉ちゃんに捧げるって心に決めてるわけだからね」
「え、えっ……?で、でも琴ちゃん……経験がないにしては……今日は……その」
琴ちゃん、めちゃくちゃ経験豊富っぽかったような……?歴戦の女泣かせみたいなプロっぽかったような……?
「そりゃあ来るお姉ちゃんとの一戦を超えた時のために。日夜研究していますから。お姉ちゃんみたいにA●とか見たりして、テクニックを磨いていますから。その研究成果が実を結んだってだけの話だと思うよ」
「ホント、琴ちゃんは研究熱心だなぁ!?」
自分の知らない10年で。ずっと大切にしてきた大事な従姉妹が見知らぬ誰かとお付き合いしてきたのではという不安から始まった今回の●V騒動。
蓋を開けたら……結局のところ。私の取り越し苦労だった模様。な、なんか一気に脱力しちゃうわ……
「ふ、ふふ……♪心配、してくれたんだねお姉ちゃん。私が、自分の知らない人と結ばれたりしてないかって」
そんながっくり肩を落とす私を、琴ちゃんはまた笑いながらギュッと抱きしめ囁いた。
「……大丈夫。安心して。今も昔もこれから先も。私……音羽琴は——小絃お姉ちゃん。貴女に身も心も全部捧げているんだから♡」
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