第20話よるの営み
「ぷはーーーっ」
「食べた食べたぁ!」
「やっぱり焼き肉は人を幸せにするねぇ」
お姉さん、けっこう飲んでましたけど大丈夫ですか?
「そんなに飲んだかなぁ?」
「まぁ!」
「気にしてくれてありがとねぇ!」
大丈夫なら良いんですけど
いつもしっかりしているお姉さんだけにちょっと心配をした。
顔も赤く、歩き方も何か変だし
何だろう?
気のせいかな
「おっ!」
「少年よ!」
「さっきから心配してくれているよだがぁ」
「おぬしの心配はエッチの心配なのかいぃ?」
いやいや
そんなの心配しませんよ!
「ほうほう」
「残念だが、、、」
「今日は、飲みすぎちゃったぁぁぁ」
「今度、エッチしよっ」
いつものお姉さんで良かった。
もちろん、エッチはしたいけど
俺の彼女だし
いつでも会えるんだから
お姉さん、送りますよ。
「どこにぃ?」
お姉さんの家ですよ、もちろん
お姉さんの家の場所、知りたいですし
「だめじゃぁ!」
「お姉さんの帰る家は僕くんの家だけどぉ」
「お邪魔かしらぁ?」
お邪魔じゃないですよ
もっと、お姉さんといたいから
「なんか、いつもより素直だねぇ」
「僕くん、、、」
そうですか?
「気のせいかなぁ」
「私は、どこも行かないよぉ」
「僕くんは保護者かいっ!」
どうしたんですか?
急なノリ突っ込み!
「ナイスつっこみ!」
はいはい
俺、タクシーつかまえますね
ありゃー
酔ってるな
でも、可愛い
さぁ、お姉さんタクシー乗りましょう
「はいはーいぃ!」
タクシーに乗ったらお姉さんは僕の手を握り寝てしまった。
強くお姉さんの手を握ると軽くお姉さんも握り返してくれた
なんか、知らないけど幸せかも、これから先
一年後も三年後も同じ感情でお姉さんを見れる自信があった
タクシーが俺の家の前に着いた。
お姉さん、お姉さん
トントン
お姉さん、お姉さん
「うぅーー?」
「着いたのかなぁ?」
着きましたよ
降りれますか?
「大丈夫だよぉ」
「醒めたぁ!」
俺は、タクシーの会計を終えお姉さんを追った
歩くの早いな、お姉さん
え!
えぇ!
えぇぇぇ!
お姉さん、何で?
「待ってたぁ!」
鍵もってるじゃないですか?
「ちがーうぅ!」
「一緒に入りたいのぉ」
「一緒に入ってぇ、ただいまぁって言いたい」
そうなんですか?
「うんっ!」
俺は、部屋の鍵を開けお姉さんと一緒に部屋に入った。
ただいまーー
「おかえり、僕くん」
「ご飯にする?」
「それともぉぉ」
「お風呂?」
「やっぱりぃ」
「わ、た、し、?」
アルコール醒めたんですね
良かったです。
いつものお姉さんだ
「いつでも、いつものお姉さんじゃないのかいぃ?」
なんか、今日は少し違った様に見えたんですよ
大人っぽい様な子供っぽい様な
「大丈夫だよぉ」
「僕くんが知ってるお姉さんのままだよ」
なんか、凄く大人っぽい声で俺に言っている
と、思っていると今度はふざけた様な声で俺を弄ぶ
「久しぶりに、一緒にお風呂に入ろっ!」
いやいや
一緒には、、、
「入りたくないのぉ?」
お姉さんは俺の耳元でイヤらしい声で誘ってくる
いつものお姉さんだ
これで、いつも興奮してしまい
からかわれる
でも、今日はからかわれないぞ!
入りたいです!
「おぉぉぉぉ!」
「うんっ!」
「はいろ、はいろっ!」
湯船にお湯が溜まるまで少し時間がかかる
俺は、今日買った洋服をしっかり見ていなかったので
見る事にした。
袋から開けていくと
同じ形の洋服で色違いといった物が沢山あった。
なんで?
お姉さん?
「うん?」
何で同じような洋服ばかりなんですか?
「いい所に目がいったねぇ」
「さっきも言ったように、私はハイブランドに目がくらんでそれを正当化するのが嫌なだけだよ」
「同じデザインの洋服でも色が違えば、それは違う洋服になるしぃ」
「パンツを変えれば全く違う一面になるしさぁ」
「そっちのほうが、お洒落に見えるんだよ」
「いつも同じ洋服を着ている人からぁ」
「いつ見ても違う洋服を着ている人の方が絶対にお洒落だと思うんだよぉ」
「無理しないで、自然体が一番!」
確かに、そうだと思った。
先輩はハイブランドを身に着けているが
いつも同じ洋服にみえるし
結婚してる友達をみても、なんか何時も一緒の様に感じる
安いかもしれないけど同じデザインで違う色の方が組み合わせは沢山ある
お姉さんって何時も自然体で当たり前を当たり前に言ってくれる
そんな、所も好きだと感じた一日だった。
「僕くん」
「お風呂わいたよぉ」
「先に入ってるねぇ!」
はーい
バシャー
お姉さんが湯船に入り少し零れた音がした。
俺は、服を脱いで風呂場に入った
「うん!」
「うん!」
「うん?」
「なんで?」
「たってないの?」
たって無いって言われても
「ショックだわっ!」
「いつも、たってるのに!」
「飽きたの?」
そんな、わけないじゃないですか!
俺は、好きだ!
お姉さんのどう見られても好き
「ふーーん」
えっ!
お姉さん!
何してるんですか!?
やっぱりいつものお姉さんだった。
俺のアソコをいつの間にか握っていた
お姉さんの左手に俺のアレが
そして、右手は先端をコリコリしながら笑っている
「第二の僕くんがぁ」
「おっきしてきたぁ!」
「シコシコォ」
お姉さん、気持ち良いんですけど
ちょっと寒いです。
「あっ!」
「ごめんねぇ」
「ほらぁ!」
お姉さんは股を広げて
広がったスペースに座りなさいと言っているかのように
目でそのスペースをみている
俺は無言の訴えを聞いて座った
良いお湯だと感じる前に
更に気持ちが良い事が起きた
お姉さんが後ろから俺を抱きしめてきた
そして、俺の背中に顔をつけて
お互い無言の時間が続き
今日は何も無く終わると思っていた
でも、違った
「こらこらぁ!」
「こんな可愛い女の子がいてぇ」
「何もしないのかねぇ?」
お姉さん?
言ってる事とやってる事が違いますよ
「えへへへっ」
「そんな事、言ってもぉ」
「僕くんのアソコは正直だよぉ」
お姉さん、こないだより激しいです。
駄目です!
我慢できないで、、、
「おーしまいっ!」
えーーー
生いき地獄ですよ
「もぅ、しょうがないな」
「上せちゃうからぁ」
「僕くん、ここに座ってぇ」
俺はお姉さんが指差した所に座った
その瞬間
「あーーーーん」
「ぱくっ」
今まで経験した事が無い快感
「僕くん、初めてだよねぇ?」
もちろんです。
「どぉ?」
「気持ち良いぃ?」
はい!
お姉さんの口の動きと手の動きが
激しくなっていき
お姉さんに「イク」って事も言えずに
お姉さんの口の中で出してしまった。
「もう、」
「ごっくんして欲しいぃ?」
あふれない様に上を向きながら俺に聞いてくる
俺は、余りの気持ちよさで声が出なかった。
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