第19話、、、、
お姉さんと俺はマックで軽い昼食を取り
すぐに、ショッピングと向かった。
「僕くん?」
「疲れたねぇ」
「休憩にしよっかぁ」
そうですね、
俺は見てるだけなんで余り疲れて無いんですけど
お姉さんは疲れますよね
何か飲みます?
「飲む飲むぅ」
何が良いですか?
「そうだなぁ」
「3階にあるゴディバで僕くんが飲みたいの2個買ってきてくれるかなぁ?」
俺と一緒で良いんですね?
「良いよん!」
じゃー
いって来ますね
待っててください
「よろしくでーすぅ」
俺は、エスカレーターで3階に向かい
ドリンクを買った。
俺は、お姉さんと一緒にいる事が幸せだった。
でも、お姉さんは俺と一緒にいて幸せと思ってくれているのだろうか?
幸せ過ぎて見失うかもしれない
一人よがりが一番ダメだ
お姉さん、買ってきましたよ。
「ありがとぉ!」
「やっぱり旨いなぁ」
初めて飲みますよ、俺
「そうなんだぁ」
「初体験だねぇ」
「今日は何回、初体験をするのかなぁ?」
ゲホッゲホッ
俺は、不意打ちに来た言葉でむせてしまった。
「あらあらぁ」
「大丈夫かいぃ?」
急に変なこと言うからですよ
「変なことぉ?」
「いたって普通じゃないかしらぁ」
「だってぇ」
「ど、う、て、い」
あーーーー
あーーーー
その話は無しで!
「ムキになっちゃってぇ」
そりゃー
そうなりますよ
「ごめん、ごめん」
いつもなら
からかい続けるのに
今日はあまりからかってこない
お姉さん?
「うん?」
体調わるいですか?
「いや、元気元気!」
ほんとですか?
「ついて良い嘘と、ついてはいけない嘘」
「これは、ついてはいけない嘘だし」
「隠し事はしない約束でしょぉ」
元気なら良いですけど
なんかしっくりこない
でも、わざわざ嘘をつく様な事でもないと思った
「夕食、どうするぅ?」
もう、こんな時間なんですね
楽しくて時間、気にしてなかったです。
「おぉぉぉぉ!」
「楽しかったのかぁ?」
「ちょっと心配してたんだよねぇ」
何でですか?
「僕くんの好みじゃない洋服だったらどうしようとか」
いやいや
センスが無いって言ったのお姉さんじゃないですか
だから、イメチェン
「楽しかったのなら良かったぁ!」
「外で食べるぅ?」
「家で食べるぅ?」
お姉さん疲れてますよね?
「そうだねぇ」
「疲れてるかもねぇ」
何、食べます?
「そりゃぁ」
「疲れたからぁ」
「焼肉でしょぉ!」
良いですね!
この近くに旨い焼肉屋あるんですよ
「おぉぉぉぉ」
「そこに行こうよぉ!」
普通に考えて疲れるよな
元気が無いんじゃなくて疲れていたんだ
俺は、お姉さんと焼肉屋に入り食事をとる事にした。
「ぷはぁぁぁ!」
「やはり生は旨いねぇ」
「エッチは生はダメだぞぉ!」
お姉さん!
声がでかいです!
「やれやれだなぁ」
「僕くんが思っているほど人間は私たちに興味ないよぉ」
「だって、僕くん他人を見ながらずっと生活してるのかなぁ?」
いや
それは無いです
「そうでしょぉ」
「ある程度は大丈夫だってことぉ」
「気にしすぎるから苦しいのぉ」
「だからついて良い嘘と、ついてはいけない嘘があるんだよ」
「私たちはだめよぉ!」
「私の彼氏は僕くんでぇ」
「僕くんの彼女は私」
「ねっ!」
お姉さんが小指を突きつけてきた
俺も、小指をだし
指切りをした。
このまま、この時間が続けば良いな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます