第17話イメチェン


俺は、BBQを楽しんだ

お姉さんの言葉が優しく響いた

付いて良い嘘?

付いてはいけない嘘?

そんな事を、彼女に言わせてしまった事

もう、嘘は付かないでお姉さんと付き合おう

優しい嘘なんてきっと無い

あんなに苦しい時間を一緒に過ごしたくない



ピンポーーン

ピンポーン

ピンポン

ピンポン


きっと、お姉さんだ


ガチャッ


お姉さんが鍵を開けて部屋に入ってきた。


もう、鍵渡してるんですから

そのまま入ってきてくださいよ

「えーーーー!」

「良いのぉ?」

「ひょっとしたら、ねぇ!」

「お姉さんに見られちゃいけない事をしてるかもしれないでしょぉ」

大丈夫ですよ!

ほとんど見てるでしょ!

お姉さんは

「そんな事ないよぉ」

「エッチしてる僕くん見たことないよぉ!」

「エッチな事、考えてるんだろうなぁとか!」

「気持ち良さそうだなぁとか!」

「あぁ!」

「私の手でイッチャてたねぇ!」

だって、気持ちよかったです。

「私は、一回も気持ち良くしてもらってないんだけどぉ」

だって、いつも俺をからかうから!

「からかってないよぉ」

「お姉さんは、いつも真剣に僕くんと接しているのだぁ」

それは、わかります

ありがとうございます。

「わかってたんだぁ」

「もぉ、可愛いぞ僕くん!」



もう、朝からなんでお姉さんは元気なんだ

楽しいけど折角のデートだから長く一緒に居たいけど

支度をさせてくれない


「はやくぅ」

「出かけようよぉ」

いやいや、お姉さんが邪魔するからじゃないですか

「邪魔なんてしてないんだけどぉ」

分かりました、

急ぎます。

「おぉぉぉ」

「よろしくぅ!」



お姉さんは靴を脱ぎベットの上で漫画を読み始めた

って!おい!

なんで、スカートなんだ

パンツが見えてる!

なんかエロいかっこうに見えてしまう


「うーーーん?」

「僕くん、どうしたのぉ」

「支度しよっ!」

あ!

ごめんなさい

急ぎます。



がーーん

お姉さんのエロい姿で

興奮してしまった。



「ツンツン」

「おっおぉぉぉ」

「おっきくなりそうだねぇ」

「パンツみてたなぁ」

「だすぅぅ?」

なに言ってるんですか

今日は、お姉さんにイメチェンしてもらう日なんで

「マジメかよぉ」

「良いんだよぉ」

「今、卒業してもぉ」



なんで、お姉さんはこんな事を言っているのだ?

今日は、エッチな日なのか?

いや、でも今日はイメチェンするって決めたから

少しでも、お姉さんにふさわしい男になりたい



お願いします!

「???」

「どっちぃ?」

あ!

イメチェンです!

「ふー」

「少し焦っちゃったじゃないかぁ」

「さてぇ、11時になったらでかけよぉ」



焦った?

お姉さんが?

そんなバカな

聞き間違いだな



「僕くん、終わったぁ?」

はい、もう出れます。

「じゃぁ、先に靴はいて外で待ってるねぇ」

はーーい


うん?

うん?

リアクションが無い

振り返るとお姉さんが立って俺をみている


「早くぅ」

先、そとで、、、、

「ちっちっち!」

「いってらっしゃいのキスはぁ?」

えっ

「はやくぅ」

支度?

キス?

どっち

「お!お姉さんをからかおうとしているなぁ?」

「じゃ!外で待ってるねぇ」

急ぎます。



俺は、戸締りの確認をし靴を履き扉を開けた

開けた瞬間、お姉さんが目を閉じて立っていた。

そのままの勢いで俺はキスをした。


「よしっ!」

「作戦成功だぁ」

え?

「両方一緒にできたじゃんかぁ」

「さてさてぇ、出かけますかぁー!」

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