第3話お買い物


お姉さん?

「どうしたのかなぁ?」


俺、コンビニに行きますね

サンドイッチとかで良いですか?

「僕くんもサンドイッチ?」


俺は、おにぎりですよ

「何の具が好きなのぉ?」

俺は決まって梅、昆布、シーチキンマヨです!

「なるほどぉー」

「僕くんの朝ごはんは梅、昆布、シーチキンマヨなんだね」

「よし!覚えたよ」


そんなの覚えなくて良いですよ、

飯くったら帰って下さいよ

「ほーほぅ」

じゃ、行ってきますね!

ちょっと怒り気味に言ってしまった、お姉さん大丈夫かな?

心配する関係性でも無いかと思いながら

俺はコンビニに向かった


「僕くん、遅いなぁ」

「もしかして逃げたとかぁ」

「ちょっと怖いから鍵しめとこっと」


ガチャッ

「流石に鍵を忘れてでかけないでしょ」


ガチャ、ガチャガチャ、

え!

俺、鍵閉めたっけ?

とりあえずベルを鳴らそう


ピーンポーン


「あら、お帰りなさいませ!」

「旦那様!」

「しょうがないなぁー」

「今、開けてあげるね」


ガチャ


なんで、鍵しめるんですか?

「なんでって」

「こんな、可愛い女の子が下着でいるんだよぉ」

「何かあったら本当に責任とってもらうけどぉ」

「良いのかなぁ?」


ごめんなさい、

そうだった、いつもは俺だけだけど

今は、お姉さんがいるんだった

次は気おつけます。

「うんうん」

「良い子だね」

「僕くんは」

って良いながら僕の頭をポンポンとしている


俺は、買ってきたおにぎりをお姉さんに渡し一緒に食べた


「ねぇーねぇー」

どうしたんですか?


「さっき、さぁー」

「僕くん、次は気をつけますって言ってたから」

「まだ、居ても良いんだよねぇ!」


それは、断ります。

そもそも、知らない人が家に居るってだけで変だし

どこで知り合ったのかも分からないし

自分の家に帰った方が良いと思うんですけど


「そうなんだよねぇ」

「帰ってほしいのかなぁ?」


。。。。


え?

「え?」

「何、この間は?」

「一瞬、考えたでしょ僕くん」

な、何をですか?

「そりゃぁー」

「こんな可愛い子が居なくなるんだから」

「しょうじき、エッチは無理でも」

「キスはしてくれるんじゃないか、とか」

「あんなこと、そんなこと」


気がつくとお姉さんの顔が前にあった。


「ほらぁ!」

「キスできるよぉ」


お姉さんは目を瞑りアヒル口になっていた。

なんて可愛いんだ

ずっと見てられる

可愛いは正義って言った人、最高だよ


「こらっ!」

「女の子を待たせるなぁ!」

「恥ずかしいでしょぉ!」


ちゅっ!


「朝だから、ソフトキスね」

「夜はぁ」

「僕くんにまかせるねぇ!」


ちょっと、俺の股間が熱くなってきてしまった。

落ち着かせなくては、

でも、前をみたら下着姿のお姉さん

冷めれないよ



お姉さんの手が俺の太もも辺りを触りながら


「ねえ?」

「僕くん」


可愛い顔から綺麗が出てきた


もう、無理だ!


お姉さん、お姉さん!

俺も、一応、男なんで押し倒すかもしれませんよ!


「きのう、押し倒されたけどぉ」


逃げる俺をからかうように追っかけてくる


わかりました!

わかりました!

もう、押し倒しませんから!


お姉さんは綺麗から可愛いに変わって

また、大きな口をあけて笑っている


どうしたら

お姉さんは自分の家に帰ってくれるんだろう?




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