第15.5話 もう一つの六限目

「・・・やれやれ…やっぱ、こうなっちゃったか」

 ・・・私、島村美月はため息をついて、そうつぶやいた。

 六限目のチャイムはとうに鳴っていたけれど、授業に出る気にはなれなず、今は体育館の裏側にある水飲み場に来ていた。


 ・・・ここは佐々木君と中里、それから私の秘密基地みたいなものだ。

 いつも、部活が終わると三人でバカなことをする、大切な場所。


 ・・・辺りはシンっとしている。静か故に鼓膜を振動させる独特の感覚。その中で少し遠くから鳥の鳴き声が聞こえてきた。


 ・・・幸い、ここはグラウンドからも隠れているし、誰かに発見させる心配もない。私は、いつもしているように水飲み場の傍に腰を下ろした。

 水道の蛇口には普段彼が使っているホースが綺麗にまとまり、かけられていた。


 ・・・ふと、中里と佐々木君の3人で部活後に盛り上がっていた時のことを思い出す。


 それも、随分昔の事のように感じる。

 ………ふと、彼の顔が思い浮かんだ。


 …自分がいつから佐々木君に恋をしていたのか、それはもう思い出せない。だけど…少なくとも和泉さんよりはずっと前からなのは確かだと思う。

 

 少し不器用だけど、優しいところが好きだったし、走る時の真摯な姿勢や、まっすぐな瞳もだ。・・・時折恥ずかしがったり、ちょっとウブで照れるところも。


 ・・・ただ、ずっと中里と三人で仲良くいすぎて、告白するタイミングを逃してしまっていた。


 佐々木君が怪我をした時は本当に心配だった。

 落ち込みながらも必死になる彼を応援しようと、やれることは何でもしようと思った。

 一緒に怪我のリハビリの本を探したり…遅くまでトレーニングの手伝いをしたりなんかもしたりして・・・。

 今考えれば、その時間も大切な思い出だ。


 …ただ、結局それも功を奏さなくて、日に日に落ち込んでいく彼を見ているのは、本当に辛かった。・・・彼が真剣に取り組んでいたからこそ尚更。

 いっそ『無理しなくてもいいんだよ』って言いたかったけど、それは彼を傷つける気がして言えなかった。


 ・・・そして、結局彼は部活に来なくなった。

 何の力にもなれない自分を呪った。・・・悔しかった。

 

 彼の屈託のない笑顔を取り戻してあげたかったのに、支えたかったのに……何もできなくて。


 だから、ゴールデンウィークが終わって彼が復帰した時は、胸が高鳴った。


 …何が彼にもう一度走る決意をさせたのかは分からなかったけど、とにかくもう一度目を輝かせて、まっすぐに走る彼を応援できることが嬉しかったから。

 ・・・今度こそ、できる限り力になって、そして、思いを伝えよう、って。・・・そう思っていたのにな。


「全く・・・復活の理由も和泉さん、かぁ・・・」


 一人つぶやく。これは正直、結構ショック。


 彼が復帰してから少し変わったな、って思ったのは一週間ほど経ってからだったかな?前よりも少し付き合いが悪いというか…どこかせわしないように感じていた。

 最初、いろいろ理由があるからだと思ってた。

 …毎日あれだけのハードワークをこなしているし、仕方ないって。

 きっと、またしばらくしたらいつもみたいに一緒にいられると思ってたんだから、現実って非情だよね。


 中里が時折、佐々木君のことをからかう様子を変に感じていたけど、今ならそれも合点がいく。


 ・・・決定的だったのは、この間のコンビニでの一件だ。あの時の衝撃は忘れられない。

 薄暗かったけど、二人が何をしようとしていたのか直ぐに分かった。


 私がいなかったら、キスしてたんだろうな…。


 正直、あの日は全然眠れなかった。『二人は付き合ってるのかな?』『あれはファーストキスじゃなくて、もう何度もしてるのかな?』とか・・・色々考えてしまって。


 考えてみれば、クラスにいる時も二人の雰囲気は違っていた。さらに記憶を思い出していけば、佐々木君と和泉さんの雰囲気が違ってきたのは丁度、彼が部活に復帰したゴールデンウィーク明けと同じ頃だった。


 ・・・どんな馬鹿でも気がつくよね?


 彼がもう一度走り出したの理由も和泉さんだったわけだ。


 私じゃ全く出来なかったことを横からきて、すんなりとやってのけてしまうなんて…。


 その気持ちが、逆恨みとか、嫉妬とか、そういう感情だとわかっても…そう思わずにはいられなかった。


 …そんなドス黒い感情に『何もしないまま諦めるなんて嫌!』って気持ちが混ざり合って、もがくだけもがいてみようって決めた。

 

 自分でもあざとくて、卑怯だと思った。 

 今朝なんて、あんなはしたない真似までしてさ?


 そんな、必死なくせに、どこか投げやりな思いで、強気で和泉さんに宣戦布告したのはいいけど…給食の時間は決定的だった。

 和泉さんと私…同じ条件でやりあってるに、佐々木君は私の方なんて見ようともしない。それどころか、和泉さんと見つめ合ってるんだもん。

 その上、和泉さんにあんな宣言されたら、もう勝ち目なんてなかった。私の『負けない』は、ただの強がり。


 それでも、告白だけはしたいと思った・・。可能性は低くても【言葉】にしないままフェードアウトしたら、一生後悔してしまいそうな気がした。


 ・・・ま、案の定それも、ものの見事に玉砕だったけど。


「ポッとでのお姫様に全部持っていかれちゃった感じ、かなぁ・・」

 自嘲気味につぶやく。


 そりゃ和泉さん、細くて白くて、小さくて綺麗で。ホント、お姫様みたいだもん。

 ・・・男子が求める理想形なんでしょうね。私なんかとは違って。


 ……その考えは、やさぐれか、自分への慰めか……。


 ――――――そう思っていた時だ。


「それでも、やるだけやった島村は立派だと思うぜ?」

「!?」

 突然の声に驚いて後ろを振り向く。

「・・・中里・・・なんで!?」

 声の主はよく知っている人物だった。

「休憩時間ギリギリになっても戻ってこねぇから、もしかして・・と思ってな」

 中里は飄々と答えると、何の違和感もなく私の隣にすっと来て、腰を下ろした。

 ・・・そこは中里の定位置だった。


「……アンタ六限目は?」

 思わずそっぽを向いて尋ねる。

「…島村が心配で来た、ってのは余計なお世話か?」


 中里は前を向いてそっと呟いた。一瞬、ドキっとするが、すぐに腑に落ちる。

 ・・・コイツの事だ、多分私の事情なんて、全部察しているのだろう。


 …知っている。中里はこーゆー、変なところで感がよくて気の利くやつなんだ。

 

「…授業をサボってまでする価値があるとは思えないけど?」

 思わず強がる。自嘲気味に笑ってそう答えた。

「俺にとっては価値があるんだよ。…大事なマネージャーが潰れちゃたまらねぇ」

 中里は後ろに手を付き、空を眺めながらあっけらかんと言う。


 …まったく、気遣いができるというより、相手に気を使わせないのが上手なヤツなんだろうな…って思った。


 …ほら?なんって言うかな…あるじゃない?一人でいるのは辛くても、他人には不用意に傍にはいてほしくない瞬間って。

 …コイツはそういう時にちゃんと傍にいても邪魔にならないというか…望むように寄り添うことができるんだ。

 

 …こんな姿を中里に見せるのは少し悔しいけど、今は…ありがたかった。


「…私、そんなに弱い女に見える?」

「まぁ、授業をサボるぐらいには、な」

「……悔しいけど、言い返せないね」


 …笑って吹き飛ばそうとしたのに、笑顔は出てくれなかった。

 …ってか、正直言うと泣きそうだった。


「別に泣いてもいいと思うぞ?俺は誰にも言わねぇよ」

 中里が心を読んだかのように呟く。正面を向いたまま独り言のように。

 

「・・・あんたの前で?」

 思わず強気で聞き返す。

「・・・嫌なら俺は見張りとでも、石像とでも思えばいいよ」

「・・・・・」


 正直ありがたいって思った・・泣きたいけど一人では寂しすぎて泣けないし、他の誰かの前では強がって泣けそうになかった。

 …そういう意味では、コイツの前というのは、ある意味うってつけだった。


「・・・顔、見ないでよね」

「ああ、なんかあったら声かけろよな」

 中里はそう言うと持っていたスポーツタオルをパサっと私の頭にかけた。

 ・・・本当に気の回るやつ。

 普段から、そうならモテるだろうに。顔もそれほど悪くないし。

 

 …取り合えず、今はコイツの心遣いに甘んじよう。


 借りたタオルでしゅっと顔を包むように隠す。

 視界が白くなり、周囲が見えなったことを実感すると、途端にぐわっと感情がせり上がってきた。


「・・・好きだったのになぁ・・・」


 ・・・言葉にすると、もう駄目だった。


「・・・・佐々木くん・・・」

 想いが弾けて、目から熱い雫がであふれ出す。渡してもらったタオルをキュっと握り、嗚咽を漏らす。

 ・・・目と頬が熱くてヒリヒリし始める。

 ―――—―たっぷり溜めていた涙は、しばらく止まらなかった。


「・・・・・」

 

 ・・・どのくらいの時間が流れたのかな。5分?10分??泣くだけ泣いて、少し落ち着いた。タオルも、もう力強く握ることはせず、頭からかぶさる程度で、視界も正面ぐらいは見えていた。


 その間も、中里のヤツは宣言通りに石像か見張りの役に徹していたようだ。スマホでも触っていればいいのに、馬鹿正直なヤツ。


 午後の日差しは少し暖かった。・・・涙を乾かすには丁度よいのかもしれないって思った。

 そんな風に心が少し落ち着いた頃、中里がタイミングを見計らって声をかけてきた。

「・・・変な言い方だけど・・・冬弥じゃなくてわりぃな。」

「・・・何それ」

 中里の言う通り、変な言い方だ。

「悲しんでいるときに、俺じゃなくて冬弥なら・・島村もよかっただろうな、って」

 中里はそう言うと、目を細めて髪をかき上げる。・・・その様子がおかしくて、目を腫らしたまま笑ってしまった。


「ハハ!何言ってんのさ?私は失恋で凹んでいて、その相手が佐々木くんなんだよ?ここに佐々木くんがいたら嫌味にしかならないでしょうが、お互いに」


 笑ってまだヒリヒリする頬。でも、笑うとそれが少し吹き飛ぶような気がした。


「・・・ま、そりゃそうだけどよ・・」

 中里が頭を掻く。・・・コイツなりに心配してくれているんだろう。

 

「・・・ありがとね、中里。なんか、元気出た」

 ・・・本当にそうだ。私が泣けるなんて、コイツの前ぐらいなのかもしれない。


 …今、そうであったように。


「・・・なら、よかったぜ」

 中里が初めてこっちを見て笑った。それを見て私も笑う。


 ・・・きっと赤くて腫れぼったい目の、ひどい顔をしているんだろう。

 でも、心が、スッとしている。


「・・・タオル、洗って返すね。随分と湿っぽくなっちゃったよ」 

「何かを拭くのはタオル本来の役割だろ。気にすんな」

「・・・ふふ、そうだね・・・」


 ・・・そして、もう一度お互いに吹き出して笑った。


「・・・・・」

「・・・・・」

 ひゅう、っと風が吹き抜けてアジサイの花が踊るように小さく揺れた。

「なぁ?」

「ん?」

 中里がそっと私に呼びかける。正面を向いたまま。

「・・・なに?」

「・・・・・・」

 中里は押し黙っている。珍しく言葉にすることを迷うように。


「なにさ?なんかあったんじゃないの??」


 中里の言葉の代わりにもう一度風が吹いた。少しの無言の間が私の心に不思議な感覚を生んだ。

 

「・・・このタイミングは卑怯かもしれないけどよ・・やっぱり、黙っておけねぇわ」

 …中里は相変わらず前をみたままで、どこかバツが悪そうに、観念したように口を開いた。

 ふーっと息を吐きだす彼に、私は全く要領を得ない。


「??なんの話よ??」

「・・・冬弥のニブさも大概だけど、お前もだ、島村」

 中里はそう言って、私の方を見る。


 ・・・それは、いつもお茶らけている彼とは違って、真剣な表情だった。


「・・・俺じゃあ、ダメかってことだよ」


「・・・へ?」

 ……思わず聞き返した。思いもよらない斜め上から過ぎる言葉に頭がフリーズしてしまう。

 なんとも現実味がなくて、意識の外からパンチを放たれた気分。

「・・・俺は佐々木とは全く毛色が違うけど・・・あいつよりは察しがよくて、気も利くと思うぜ?」

 いつも通りのフラットさでそういう中里。でも、目は真剣で私の方をジッと見つめている。


 …中里に見つめられて、彼の言葉の意味が、少しずつ理解できてくる。

 …けど、理解すればするほど、かえって戸惑い、冷静さを失わせた。


「・・・と、突然すぎるでしょうが・・・」

 思わず、目を逸らしてごまかしてしまう・・・


「そりゃ、お前が鈍いからだよ」

 中里少し肩をすくめてそう言った。 

「島村が、ずっと前から佐々木を好きだったように、俺も・・・島村のことが好きなんだよ」

 中里はそう言うともう一度、ふーっと息を吐いて空を見上げた。青空がどこまでも続いている。鳥が高いところを自由に飛んでいた。

「・・・・・・・」

 …フラれて、泣いて、落ち着いたと思ったらこれだ。…いろんなことがありすぎるよ…。

 ・・・そして、心がひどく動揺している自分が情けなかった。

 フラれた直後で凹んでいるはずなのに…そのタイミングで告白されて、少しでも嬉しいと感じている自分に。『フラれた直後のクセに、なんて節操のないんだろう』って、そう思った。


 ・・・ただ、今こうして傍にいてくれるコイツは、私にとってかけがえのない人物であることも確かだった。


「・・・今すぐに返事はできないよ」


 顔を背けて答える。

 そう、そうなのだ。確かに今なら勢いに任せてOK、と言ってしまいそうだった。自分を振った男子より、それを察して傍に来てくれた中里にコロリと。


 でも、・・・フラれ女の慰めで、勢いに任せてOKをしてしまったら、自分の佐々木くんへの思いはなんだったのか、って話になりそうで。

 ・・・それから、『ただフラれて悲しかったから』なんて理由で、付き合うとしたら、中里にも失礼だ。


 ・・・もう少し、自分の気持ちと、中里のこと考えないと、ってそう思った。


 ・・・それでも前向きに考えているのは、私が弱いのか、それとも案外コイツといると安心している自分がいるからなのか。


「そりゃあ、そうだ。このままOK出されたら、俺も困る」

「・・・何よそれ、あんた、私のこと好きなんじゃないの?」

「そりゃ、好きだし、OKならその場で昇龍拳するんだけど・・今は考えたいだろ?正直なところ?」


 ・・・まったく、どもまでも人のことを気に掛けるヤツだ。私とは大違い。


「・・・ったく。これから、いろいろ見て、聞いてくことになるよ?」

「おう、どれだけでも品定めしてくれよ」


 そういう中里。・・・告白したばっかりなのに、飄々としちゃって…!

 少し、からかってやろうか。今は私にアドバンテージがあるみたいだしね?


「・・・んじゃ、一つだけ。あんたは大きいのが好きなの?」

 …自分で言っていておかしくなる。今日はこの話題ばっかりだ。

「どっちかっつーと、あんまりこだわらねぇ。好きになった人の胸がたまたま大きいってだけかな」

 

「んじゃ、私のどこがそんなに好きなワケ?」

「全部言うと、長くなるけどいいのか?部活をサボることになるぜ?」

 横目で私を見て笑う中里。


 …コイツ、三枚目かと思っていたら、案外ジゴロかっ!?


「あんたも変わりもんだね。私みたいな男勝りな女と・・・」

「そこ『も』好きなんだよ。あっけらかんとしている島村も、実は結構迷ったり繊細だったりする部分も、全部含めて、な?」


  ・・・私、本当に今弱っているのかも。こんな風に、それもコイツに言われて、心がドキっとしてしまうなんて。

 ・・・ただ。確かにコイツ、私のことをよく見ているのかもしれない。


 中里は先ほど同じように精悍だけど、どこか愛嬌ある柔和な表情で私に告げる。

「・・・そういや、俺も宣言するわ。島村の心の中にいる佐々木には負けねぇよ」


 ・・・・給食の時の言葉、か。ライバル宣言を私の心の佐々木君に、ときたもんだ。

「・・・全く、バカだねあんたも。後悔しても知らないよ?」

「後悔なんてしないし、させねぇよ。・・・島村がフラれたところに駆け込んで、すげーズルいけど、千載一遇のチャンス、逃してたまるかよ」

 そこまで真剣に言うと、中里はいつもの調子でおどけて笑った。


 …全く、もっと軽いやつかと思っていたら・・・。


 ・・・妙に心がどきんとして、顔が赤くなった気がする。誤魔化そうとして強気になる。

「・・・ったく!今、これ以上聞くと、案外コロッと行きそうで、それが怖い。このくらいにしておく!」

 

「おう、じっくり考えてくれ。待つのは慣れているんだ。ずっと前からな♪」

 中里は少し顔を赤くして、でもいつもの調子でそう頷いた。


 ・・・捨てる神あれば拾う神あり、ってやつかな?


 彼の思いにどう応えるかは、まだわからないけれど、彼がいてくれて心は救われたし、きっと大事な人になりそうな気はしていた。

「・・・授業終わりそうだね・・・さ、そろそろ行くよ?…晃弘(あきひろ)!」

「・・・!」

 彼の名前を呼ぶ。この後、どうなるかは分からないけど取り合えず最初の一歩ぐらいはこんな風にしてみてもいいかなって思ったから。


 中里は鳩が豆鉄砲を食ったような表情をした後、へへっと笑う。

「ああ、いこうぜ、美月?」

 彼は、私に応じて、そう返事をしてくれた。


 二人で立ち上がり、教室へと歩き出すと、タイミングよくチャイムが鳴り響いた。


 ・・・・それに合わせるかのように、もう一度風が吹き、アジサイが揺れて、私たちを包んだ―――――。


 ・・・・・・

 一つの恋の恋が終わって、また新しい可能性が始まるのかな?なんて思う。

 もちろん、どうなるかまだ分からないし、

 …それは、図々しくて、卑怯で、都合がいい考えなのかもしれないけど。

 ――――でも‥‥

 今はちょっとだけ、この数奇なめぐりあわせに身をゆだねたい。

 そんな風に思った――――。


 


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