第6話 襲撃
GM:ではですね。パステル、【危険感知判定】知力ボーナス+(スカウトLv or レンジャーLv)+2d6 をどうぞ。目標値は秘密。
パステル:ひい
オルト:おおぉ!?
ジロウ:うわ~お!
ウィスタ:おおっと!?
パステル:私、スカウトもレンジャーも持ってない……!平目で振ります。(ころころ)ううん、8だけ…。
GM:ふむ。それなら・・・女子部屋の窓がばりーん!と割れて、小さな影が2体、飛び込んできたのに気づきます!
パステル:ばっ!って、起き上がりながらアイシャちゃんをかばう!ついでに、ドワーフだから、暗視で見えるよっ!
GM:おお、では
GM/アイシャ:「うーん・・・・ひっ!?」
GM:と、目が覚めてアイシャはおびえますが、目の前に立つパステルを見て、すぐに壁の方まで下がります。邪魔にならないようベッドの下に潜り込んだ!
【魔物知識判定】知力ボーナス+(セージLv or ライダーLv)+2d6 を、パステルどうぞ!
パステル:危険に馴れてらっしゃる??
GM:冒険者に憧れるおてんば娘ではあるんですよ、元々はね。
パステル:(ころころ)セージ技能もライダー技能もないので、平目で6・・。
GM:うーん、では襲撃者たちの正体はわからなかった! 人間のような手足も頭もありますが、キーキー言いながら空飛んでる!仲間を呼んでもいいし、このまま戦ってもいいです。
パステル:では、一応(寝る横に)置いてあった、ヘビーメイスを拾いつつ、「誰かっ!来てーっ!」
オルト:野郎部屋はガラスパリーンで気付いてもよいでしょうか
GM:あ、パステルが呼ぶなら判定はいりません
オルト:では判定なしで駆けつけます!
ジロウ:その言葉で、耳と尻尾がピーーン!飛び上がるように跳ね起きる!獣変貌しながら駆け付けます、OKでしょうか!?
GM:OK!では駆け付けた3人も、【魔物知識判定】どうぞ! 獣変貌も可!
狼のリカントであるジロウは、獣変貌をすると頭部が狼のそれに代わり、全身の筋肉が増強される。
ただし、この姿になるとリカント語しか話せなくなってしまうのだ。
ウィスタ:「どうした!?パステル嬢!アイシャ嬢!?」
ジロウ:「きゃいんきゃいん!?」
眠そうに眼をこすりながら、わんわんがスラィディングしながら部屋に滑り込んだ
パステル:「何かが、襲ってきたのっ!」
男性陣3人:(ころころ)×3
GM:ウィスタが弱点まで抜きましたね。グレムリンが2体です。
ウィスタ:「ほう、グレムリンとは…!(以下説明が長い…!!)」
〈グレムリン〉
被膜の翼をもつ小鬼の蛮族。
いたずら好きだが、その悪知恵は狡猾で侮れない。魔物レベル2。
弱点である風属性の攻撃を受けると、ダメージが余分に入る。
GM/グレムリン:「ジャマ!」「コロスコロス!」と汎用蛮族語で叫びながら襲ってきます。
ジロウ:『えっ、何々!?おぎゃーーー魔物!?』←二重鍵カッコはリカント語
オルト:「明らかにこちらに殺意があるようなことを言っているぞ!?」
パステル:すみません、鎧は無しでも、盾も拾えて大丈夫でしょうか・・?
GM:というわけで 襲い掛かってきたグレムリンと戦闘になります。鎧も盾も装備してオッケイですよ。
パステル:鎧もいいんですか??ありがとーございます。
GM:では戦闘になります。戦闘準備は何かありますか?《かばうⅠ》は、このタイミングでもできます。
パステル:はい(挙手)。アイシャちゃんは、戦闘外ですね?
GM:はい、アイシャはいち早くパステルが起こしてくれたので、戦闘からは退避できました。
パステル:では、一応・・姿勢だけでも、続けてアイシャちゃんに《かばうⅠ》!
ウィスタ:「ジロウや、そなたなら落ち着いて戦えば大丈夫じゃ」
ジロウ:『お…落ち着いて………。………いや、こんな状況で落ち着けるかぁあああ!?』きゃいんきゃいん!?
ウィスタ:「かっこええとこ、みせるんじゃぞい」ジロウの背中バンバンして気合入れてやろう!
ジロウ:背中を叩かれながらビエーンと涙!『し、死ぬ…!死んでしまうーー!?』
パステル:ジロウさん、やばそうだったら《かばうⅠ》しますね
ジロウ:ありがたい…!
オルト:こっちの準備は特になしです!
GM:OK、では【先制判定】敏捷度ボーナス+(スカウトLv)+2d6! こっちの先制値は11!
オルト:(ころころ)こっちは14!
GM:はい、そっちが先攻ですね!
ジロウ:『こ、この剣を見ろーーー!めちゃくちゃ鋭いぞーー!近づいたら危ないぞーー!?』とかわめいてる間に…オルトさんが先制を取ってくれて、目をぱちくり
ウィスタ:さすが!!
GM:PCの配置をどーぞ!
ジロウ:とりま、前線エリアに配置で!
パステル:【フィールド・プロテクション】かけたいんですけど…そうすると、ジロウさん1人で前衛になっちゃう。このラウンドは、ジロウさんと一緒に前に出ます。
ジロウ:ありがたい…!
オルト:殴る前に、汎用蛮族語で「何故来た!」とだけ聞いてみたいのですが、大丈夫でしょうか?
GM:OKですよ。それには「ジャマ!」「ジャマモノ、ジャマ!」ときょろきょろしていますね。グレムリン達は何かを探しているようではあります。
オルト:「邪魔? なんの邪魔?」 分かりました、ありがとうございます!
ジロウ:『あああああぁあああ!?オルトさぁーーーん!?どうっすかーーー!?降参してくれそうっすか相手ーーー!?』
オルト:「何かを探しに来てるみたいで、オレたちを邪魔だと思ってるみたいだ! 殴るしか無い!」
ジロウ:『お、おぎゃーー!?それはあんまり聞きたくなかったーーー!』
パステル:「ジロウさん、行きますよっ」
GM:ではこっちの配置は両方前線エリアに配置!
ウィスタ:ワシは後方エリアじゃ。
オルト:オレも後方エリアにいきます。
★1ラウンド目 PC側
・自軍後方エリア:ウィスタ・オルト
・前線エリア:ジロウ、パステル、グレムリン×2体
・敵軍後方エリア:なし
GM:では1ラウンド目、PC達の手番です。どうぞ!
オルト:では初手いきたいです!
ウィスタ:ごーごー!
パステル:お願いしますー
オルト:ジロウに補助動作で賦術【ヴォーパルウェポン】Bを使用、明音のフルートを使って呪歌【モラル】を演奏します!
ジロウ:「わふん!?」急に武器が鋭く輝き、目を丸くする
GM:OK ダイスはどんどんどうぞ!
オルト:「♪研ぎ澄まされしささがきゴボウ――【モラル】」(ころころ)巧奏値こえた、達成値は12!
GM:おいしそうな歌だな!?
ウィスタ:曲がかわいい(笑)。
パステル:ご、、ごぼう??
ジロウ:歌---!(笑)。
オルト:「鋭きゴボウのような一撃をくわえてやるんだぁ!」
ジロウ:『歌っとる場合かーーーー!?………あ、あれ!?』
フルートの旋律に身体を預ける。身体がやけに軽い、自分の身体ではないようだ!
GM:では、全員の命中力が+1ですね。ただし、呪歌は敵にも効果を発揮します。グレムリンも+1だよ!
パステル:「これは・・呪歌っ!?」
オルト:敵の命中も上がってしまうのがネックですが、みなさんならやってくれると信じてますので!
ジロウ:『ゴボウ…俺は鋭きゴボウ…!よ、よく分らんが、なんかすごく強くなった気がする…!』
『オルト兄さん…いや、オルト兄貴好き!大好き!よ…よぉし…なんか行けそうな気がしてきた!』
あおーーーん!と遠吠え!眼はぐるぐるしてるが、とりあえず逃げる気は無くなったようだ。
パステル:「曲に乗って、いけるねっ!?」
ウィスタ:では、次いかせてもらうぞい。ジロウに【ストーンガード】!(ころころ)発動。
ジロウ:『うわーーー!?お岩様が守ってくれてるぅ!?』魔法を見てぎょっ!あんまり見慣れてない。
ウィスタ:物理ダメージを1回だけ、5点減少する事ができるぞい。
ジロウ:『も…もしかして…この人たちと一緒にいれば、貧弱な坊やの俺もスーパーヒーローになれるのでは!?』
ウィスタ:「これだけ手厚かったら安心して戦えるじゃろう」
パステル:「私、ジロウさんのあとに続くねっ」
GM:オーケイ、では次は前衛陣! ばっさばっさと、ジロウとパステルの前を飛び回るグレムリン達。
ジロウ:では攻撃!練技【キャッツアイ】使用!両手でロングソードを抜いて、グレAに攻撃(ころころ) 15で命中!
狭い室内でピンボールの様に跳ね回った後、卑怯にも下段斬り!(ころころ)8点のダメージだ!
GM:ではAのHPは残り6点。
ウィスタ:「ほほう…ジロウやるではないか」
オルト:(いいぞ~! そのままみじん切りにしてやれ!)
ジロウ:『いや~、お二人様のおかげでございまぁす!!』半泣きしながら、へーこら
パステル:私、続きまーす。《かばうⅠ》を宣言して、そしてジロウさんの叩いた相手に(ころころ)あたって11てんっ。
ジロウ:良いの入った―ーー!
GM/グレムリンA:「クソ!コンナハズジャア・・・!」ぼとり。
オルト:お見事!!
ウィスタ:すごい!!
ジロウ:横で力強くメイスが降られたのを見て、ビクリ!
『(か…かわいいけど……姉ちゃんみたいに怖ぇ~…)』
パステル:「ジロウさん、さきに叩いてくれてたから、倒せたっ」息荒く。
ジロウ:『い、いや~お安い御用で…あ、言葉通じないか…』へーコラしながら揉み手。
★1ラウンド目 敵側
GM:ではこちらのターン。オルトに向かって、残ったグレムリンBが【エネルギー・ボルト】! 行使の達成値は11!
GM/グレムリンB:「シネヨヤー!」
パステル:く……そっち…?
ジロウ:『うわー!?俺じゃなくてホッとしたけどオルトの兄貴ーーー!?』
オルト:(ころころ)精神抵抗は12。抵抗成功!
GM:ではその魔法はオルトに当たった途端、消滅霧散して、かき消えた!
ウィスタ:グラランの種族特徴きた!!
グラスランナーの種族特徴[マナ不干渉]は、精神抵抗力判定に成功すると、あらゆる魔法を消滅させてしまうのだ。
オルト:グラスランナーでよかった……!
GM/グレムリンB:「バカナ・・・!」
ジロウ:『あ、兄貴ぃ!!』す、すげぇ!!
パステル:すごーい
続く2ラウンドは、ジロウの攻撃は命中するもかすり傷、パステルの攻撃もはずれ。
そこへ・・・。
オルト:では、オレはMP消費がないので、【終律:春の強風】をぶつけます!
パステル:わぁ、終律!
オルト:「♪命芽吹くとき~春の喜びをおすそわけ♪」(【終律:春の強風】) (ころころ)抵抗はされたけど、半減ダメージでも5点!
ジロウ:パステルさんの背後に隠れるようにしがみつき『うわー、次魔法がきたら絶対俺にくるーーー!?誰か倒してーーー!』
GM/グレムリンB:「グヌヌ・・・・風ノ魔法だと!?」
パステル:しかもグレムリンの弱点まで・・・
オルト:おお! 確かに弱点!
魔物知識判定で弱点値まで見抜いていたからこそである。
グレムリンは風属性の攻撃を食らうと余分にダメージを受けるのだ!
ジロウ:思わぬ強風の強さにオワーーー!?と伏せる
GM:半減して5点、そこに弱点が乗って+3! 8点ダメージ! 落ちた!
オルト:「よーし、終わったかな」
ウィスタ:「オルト!素晴らしい威力じゃのう!」
ジロウ:バッと顔を上げる…す、すげぇ!まるで自然の支配者だ!『オルトの兄貴ありがとぉおおおおーーー!』
オルト:「いやいや、君が前に立っていてくれるからだよ」
ジロウ:『オルトの兄貴…一生ついていきまっす!あぁああああ生きててよかったぁああ!?』
GM:戦闘終了です!
パステル:では・・メイスを床に落としてから、おびえてるジロウさんの手、ぎゅって握って…「大丈夫。私守るから。ね?」
ジロウ:目をぱちくりさせて、口パクパク『て、天使…』
パステル:「落ち着いて、戦おう…」
ジロウ:ウルウル目…『はいぃ…だってだってぇ…もう死ぬかとおぼってぇ…』
GM:たらしだ……人たらしがいるぞ…! かわいいぞ……!
オルト:これは主人公とヒロイン……!!
パステル:だって、おびえてるんだもんっ。
ウィスタ:「はっはっはっ、仲良きことは美しきかな」
オルト:「本当に、美しいもんだねぇ」
ジロウ:腰を落とし、しっぽを大きく振った。ホッとしたらわふんわふんと泣いた。生きててよかったーーー!!
パステル:「一緒に前線、立つからだいじょーぶ」にこっと。
GM:アイシャが、ベッドの下からもぞもぞと這い出て、少し興奮気味な目で皆さんの圧勝を見てます
オルト:「やあ、うまく避難してくれてよかったよ! 怪我はないかい?」
GM/アイシャ:(こくん)
パステル:「怖かった?怪我、ないよね?」
GM/アイシャ:「うん、だいじょうぶ・・・・」
ジロウ:慌てて獣変貌を解いた後「いやー、無事でよかったぁ…」
GM/アイシャ:「あの、みんな、強いんだ、ね・・・」
ジロウ:「本当にな!オルトの兄貴も、パステルちゃんも、ウィスタさんも…マジ強かった!」
パステル:「ジロウさんの剣も、ね」
ジロウ:アイシャちゃんの隣でおろろ~んと涙を拭いた後、みんなにありがとう!と頭を下げた
GM/アイシャ:「その・・・・ありがとう」小さくペコリ
ウィスタ:「いやいやお構いなくじゃのう」
パステル:「いいえ、どういたしまして」
オルト:「礼には及ばないよ」
GM:では、ばたばたと騒ぎを聞きつけて駆け付けたザイデンが状況を見て「ありがとう、君達を雇ってよかったよ」と言ってきますね。
ジロウ:ザイデンさんに泣きつく!
「ちょっとぉお!話が違うんじゃないっすかぁああ!?こんな場所まで魔物が襲うって変っすよねーーー!?」
GM/ザイデン:「違わなくはないぞ? もちろん報酬には危険手当も付けるという話だったろう!?」
「ただ、蛮族が宿の中にまで飛び込んでくるとは思わなかった。明日はもっと用心したほうがいいかもしれんな」
オルト:「ほら、ジロウ。今回はみんなでうまくやれたじゃないか。落ち着こう」
ジロウ:「そうっすけどぉ!そうっすけどぉ!可愛い女の子とキャッキャッウフフなだけの依頼じゃなかったーー!」
GM:誰もそんなことはゆーとらん(笑)。
一同:(笑)。
ジロウ:「くぅ~ん…そうっすね…まぁ、皆さんお強いし、大丈夫そうっすしね…はい、ジロウ落ち着きます…」
GM/ザイデン:「今日はもう遅いから寝て、明日は早めに出よう。やはり蛮族の姿が見えているのは偽情報じゃなかったようだからな」
「アイシャはこのままこの部屋で寝るといい。一晩に二回も襲撃があるとは思えないが、念のためだ」
ウィスタ:「そうじゃのう…ひとまず割れた窓は何かでふさいでおこうか」
パステル:「そうですね、毛布か何かでふさぎましょうか」
GM:では、皆さんは割れた窓に応急処置をしました。宿の主人からも不可抗力ということでお咎めなしで、夜が明けていきます。
からくも襲撃を切り抜けた一行。翌日の彼らの運命やいかに。
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