第5話 温泉宿の一夜(1日目の夜)
GM:そして水牛はようやく通り過ぎ、再び筏は温泉宿に向かいます。ザイデンが外の丸太に筏を括り付けて係留し、皆さんは温泉宿に入りました。
なおこの温泉宿、料理も基本的に自分で持ち込み可なのでお金を出せば泊めてくれますし、料理も出ます。
パステル:お金、私あと、20ガメルしかないの・・・
ジロウ:みんなビンボーが悪いんや…
GM:皆さんの懐には美味しいBLTサンドがあることを思い出してもいいです。
GM/ザイデン:「宿代は経費でこっちがもつから気にするな」
パステル:「ありがとうございますっ」
オルト:「そういう契約とはいえ悪いですね。それ以上の働きをしないとなぁ」
ウィスタ:「かたじけない」
ジロウ:「アイシャちゃんも1個どーっすか、サンドイッチ。俺!俺が作りました!」尻尾をパタパタ
GM/アイシャ:(きょとん)え、なに、料理作れるのこの人、という目。「・・・・・・(ごくり)」
オルト:「そうそう、このジロウの作る料理はおいしいぞ!」
ジロウ:「(オルト兄さんナイスアシスト!)そうそう、おいしいーっすよ!」
「朝市にあった新鮮なトマトを使ったとっておきのサンドイッチ…味付けもかなり自信ありなんで!」
パステル:「うん、ジロウさんのお料理すごいんだよ」
GM:達成値15のサンドイッチだもんなあ。おいしそうだよなあ。
GM/アイシャ:「・・・・・・たべる」
GM:懐の布包みは手放しませんが おずおずと手を出してきます
ジロウ:「はい、ど~ぞ!ジロウより愛を込めて…えへへ」キラっと歯を光らせて渡しました
GM/アイシャ:もぐもぐ ごくん。「美味しい・・・!」
ジロウ:「でしょでしょ!ささ、他の皆さんもどぞどぞ!みんなで食べましょみんなで!」
まるで子猫の餌付けである。
ジロウ:「(ひそひそ)オルトさんこれ、結構脈ありそうっすかね、俺。行けそうっすかね…!」
オルト:「(ひそひそ)どうかなぁ~つかみは悪くないと思うよ! 料理のできる男はモテるし!」
パステル:「みんなで、たべよっか」アイシャの頭、ぽんぽんって軽くなでながら。
GM:では、パステルに撫でられ、サンドイッチを食べているアイシャが、ふと、食べる手を止めます。
GM/アイシャ:「母様も、こういうの、よく、作ってくれた・・・・(ぐす)」
オルト:あっ
ジロウ:「わふんわふん…良いつかみだったみたいで…って…(な、泣いてる~~~!)」
ウィスタ:「おおう、ハンカチ使うかい?」(とアイシャにハンカチ差し出そう)
GM/アイシャ:「・・・・う、うん(ぐすぐす)」
GM:では、アイシャはウィスタのハンカチを受け取り、涙をぬぐいます。・・・さて、ちょっとウィスタ、「2d6+[一般技能:ノーブル]5Lv+知力ボーナス」で ダイス振ってもらえます?
ウィスタ:ほう? (ころころ)出目がいい。達成値は16じゃ。
GM:たっけえな!?
ジロウ:さすがはおじ様…!
GM:オーライ、ではそのハンカチの使い方や サンドイッチの食べ方から、アイシャはそれなりに礼儀作法を教えられている様子を感じました。
ウィスタ:「ほほう…」
ジロウ:もちろんそんな事はいざ知らず…ハンカチを差し出すの‥スマートだな~!とか心のメモ帳に刻んだりしていた。
一同:(笑)。
GM:このことについて触れてもいいし、触れなくてもいい。もちろん仲間に話すも秘密にするのも自由です。
ウィスタ:ではアイシャとちょっと離れたら、みんなにその旨を伝えますね
GM/アイシャ:「・・・・ごちそうさま、でした」 サンドイッチを食べ終え、アイシャは温泉に入りに行くようです
GM:おいかけてもいいし、先に部屋に戻ってもいい どうします? なお、部屋割りは ザイデン商会で1部屋、冒険者たちで男女2部屋です。アイシャとザイデンは商会部屋。
パステル:「わ、私も行ってくるねっ」アイシャちゃんを追いかけますっ。
ジロウ:「いや~温泉楽しみだな~。俺、こーいうちゃんとした温泉って初めてっすよ」
ウィスタ:「ほいじゃ、ワシらも温泉につかりに行こうかの…(パステル殿よろしゅう☆)」
オルト:「そうだね! 行こう行こう!(そっちは任せたよ♪)」
パステル:ほんとに二人きりの場面、来ちゃったよぉ…(汗)
ジロウ:ファイト…!
GM:はーい、では残念ながら・・・・温泉シーンはじっくりやると時間がかかるので、基本的にカット!(笑)。
ウィスタ:(笑)。
ジロウ:くっ…!(血の涙)
オルト:規定の3倍くらいセッション時間かかりそうですもんね。
GM:代わりに、パステルからアイシャに何か聞きたいことがあれば1つだけ聞けます。お風呂に入って、一緒に話してるうちにちょっとだけ話してくれたってことで。
パステル:私は・・えーと、とりあえず、当たり障りないように・・そうですね。
「ちょうどいいお湯だったねぇ」ほかほか~
GM/アイシャ:「……うん」
パステル:「さっきのジロウさんのサンドイッチ、おいしかったでしょ? あとで、作ってるところもみせてもらおっか。すっごいよ、作るところもっ」というような、何気ない会話をするところから、ですね・・・まずは。
こちらからは特に聞かないで、まずは近寄るのが先決です。
GM:なるほど。それには「そう、なんだ……」と興味はさほどないものの、パステルの熱の入ったトークにちょっとくらいなら見てみようかなと思った様子ですね。
特に何も聞かれなかったことに、ちょっとホッとした表情で、アイシャは自分の部屋に入ろうとします。
パステル:あ、一個あった。すみません一つだけ聞きます。「よかったら、だけど、こっちで寝るー?」女子同士、という意味で。
ジロウ:うわぁ~~~!尊い!
オルト:ナイスゥ!!!
ウィスタ:絵面的にも、良い!!
好きだなキミら!背後の男性陣が盛り上がりすぎてGMビビる。
GM/アイシャ:「・・・・・・」どうしよう、と固まる。
パステル:「まあ、ほら、せっかく、女子同士、だし。よかったらって思ったの、ね」(にこ)
これが・・・ドワーフじゃなければ。お姉さんっぽくみえたのに――! くぅぅ。
GM:ではそこで、部屋から出てきたザイデンが、ばったりと鉢合わせ。
GM/ザイデン「おお、アイシャ。せっかくだからそうしてもらうといい」
「俺は従業員を守る義務があるしな。アイシャ一人なら冒険者の方が安心だ」
オルト:ザイデンさんもナイスゥ!!!
ジロウ:ザイデンさん気配りの達人かよ…
ウィスタ:うむうむ!
パステル:「だって。決めるのはアイシャちゃんで、いいよ?」
GM:アイシャはこくり、と小さくうなづきました
パステル:あ、ほんとに来た(笑)。
誘ったのは君でしょ!(笑)
GM:いったん部屋に入り、しばらくして、パジャマと布包みを持ってアイシャがでてきます
オルト:かわいい……!
GM/アイシャ:「おじゃま、します・・・・」
パステル:「じゃあ、よいしょ。(自分の寝袋、よけて)こっちね、アイシャちゃん。隣~」
「はい、編んでおけば、寝て乱れないからね。髪、いたまないよ」髪、あみあみ。
GM:といったところで、場面をチェンジしますね
パステル:はい、場面チェンジ♪
少し時間を巻き戻し、女子組がお風呂中に、男性陣はザイデンとトークタイム。
PL達から「アイシャの居ないうちに、ザイデンにアイシャについての話を聞きたい」という申し出があったのである。
ウィスタ:野郎組の出番(笑)!
ジロウ:さぁむさくるしくなってまいりました!
パステル:少女漫画的には、むさくるしくないんですけど・・。
オルト:いくぜ!!(みなさんのロールプレイを堪能しておりノープラン!)
GM:さすがのグララン(笑)。
ジロウ:出たとこ勝負好きやで…!
ウィスタ:「アイシャ殿をお見かけするに…ある程度の素養を持ち合わせておられるご様子。して、何事が?」
ジロウ:おお、ありがたい先陣質問。
オルト:さすが頼れるおじさま!!!
GM/ザイデン:「ジャックスも話したと思うが、何があったかは アイシャとの約束で言えないんだ、すまんな」
ウィスタ:「ふむ」
GM/ザイデン:「ただ、ウィスタさんの見た通り、アイシャの家はそこそこいい家柄でな。キーズの町から少し西に向かったところに小さな領地を持っていた、騎士一族の生き残りなんだ」
ジロウ:「品のある顔立ちだったもんなぁ…」 どこ見てんの。
ウィスタ:(ほほう…似たような境遇か、奇遇じゃのう)
ウィスタには、かつて自分が王族として暮らしていた国をクーデターで追われたという過去があるのだ。
GM/ザイデン:「蛮族の襲撃で家族を失ったってことは冒険者ギルドのジャックスも言ったと思うが、それ以上はちょっとな」
オルト:騎士一族で大きな包みかぁ……
パステル:剣っぽいですね
ジロウ:形見の剣をずっと持ってるの…悲しいなぁ
GM/ザイデン:「見たところ、アイシャは君達に懐きつつある。色々と気を使わせて悪いが、守ってやってくれ」
ウィスタ:「ワシで良ければ」
オルト:「いえいえオレたちも楽しんでますから」
ジロウ:「そーそー!めっちゃ楽しんでますんで! あの子って彼氏とか友達とかいるんっすか?」キリっと大真面目な顔で
GM/ザイデン:(え、12歳の女の子だよな。ちょっかいかける気?)と思いつつ、ザイデンはそっと眉をひそめます。
ジロウ:「いやー、いないんだったら…もしこの依頼が終わったらどうなるのかな~って気になって」
GM/ザイデン:「ああ、なるほど。王都ハーヴェスに一旦向かう。そこにちょっとした伝手があるんだ。俺とジャックス、そしてアイシャの親父さんの昔馴染みがな」
ジロウ:「ほえ~、じゃあ路頭に迷うって事はないんっすね」ホッとした顔をする
オルト:そこでほっとするところがいいやつって感じでジロウ好きです!
ジロウ:バカだけと悪い奴ではない…はず…たぶん…なので…!ありがとうございますぅ。
GM/ザイデン:「もっとも、その後はアイシャ次第だな。ハーヴェスで暮らすか、それともキーズの町に戻るか。俺の目が黒いうちは、死んだアイシャの親父にかけて、悪いようにはしないさ」
ジロウ:「まー良かったっすわ!女の子にあの寒さと腹ペコは、味合わせたくないっすからね!……本当に彼氏いないんっすね!?」
せっかく取り戻した信用が、秒で下がったジロウである。
GM:さて、オルトは何か聞きます?
オルト:おかげさまで聞きたいことは大分聞けたのでここは聞かずに帰ります!
GM:はーい。では、温泉宿の夜は更けていきます。
皆さんはそのまま寝てもいいし、何か起きてやることがあればしてもよい。
もちろん徹夜しちゃうと翌日不眠のペナルティが入りますが、どうします?
・・・・・・・・・・・・・・・・約一名除いて。
メリアは睡眠をとらない種族なのだ。徹夜が何日続こうが平気!
ウィスタ:ペナルティ入らないマン!!
パステル:メリアさん、寝ないでだいじょぶだーー。
ジロウ:強い…!っていうかリアルに欲しいよその種族特徴!
ウィスタ:ロッキングチェアに座って、読書でもしておこうかの。二人の寝相見ながら(笑)。
ジロウ:俺は宿の厨房さんに、明日の朝ごはんの調理を手伝わせてほしいとお願いした後、寝ます。
オルト:では、フレーバーなのですが、この1日を思い出しつつ作曲してみてもいいでしょうか?
GM:はーい、では曲の出来は 「2d6+[一般技能:作曲家]4Lv+知力ボーナス」で判定かな。達成値10でひとまず曲としては仕上がりますです。
オルト:「濃い1日だったなぁ」(ころころ)達成値15。やったぜ!!
ジロウ:神曲…!っていうか俺達ロールプレイのダイス目めっちゃ良いな!?
ウィスタ:めっちゃいい出来!!
オルト:リュートでポロンポロンしながらご機嫌で寝ます!
ジロウ:まどろみの中、オルトさんの曲を聞いて…心安らかに眠りにつきました「姉ちゃん……zzz」
パステル:寝る前に「一緒にいるあいだ、私でよかったら、何でも話してね?」って言ってからおやすみしました。
そして、夜。このまま何事も起こらず朝を迎え・・・・られなかった!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます