第11話 PTAも役に立つ
最近コロナでPTAの活動がほとんどない。
通学路の見回りくらいあってもいいんじゃないかと思うが、それもなくなってしまい、町内会のボランティアの方のみだ。
うちは小さい子がいないので、まったく問題ないけれど不審者情報も多いのでちょっと心配だなぁと感じる時もある。
当然、夏祭り関係もない。やっている時はバザーなんかは本当に面倒だな、と思っていたけれどミニゲームや屋台なんかは本当に子供たちが楽しそうだったので、1年間の中止ならしょうがないけれどこれからもなくなってしまうのはかわいそうだと思う。
PTA活動は、必要のないものも多いけれど必要だと思う事もなくなってしまっていると感じることもあるので、この機会に話し合えればいいんじゃないかな。
さて、なんで転勤族の話にPTAかというと、私は子供が幼稚園から今までずっと毎年役員を引き受けて来たからです。
学校によっては一人一役という所もありましたが、そうでないところももれなく引き受けてきました。
そう言うと、凄い! 役員決めで手を挙げて来たんですね。と思うかもしれませんが、たいていの役員決めは年度初めの参観日の後に決められます。なので、この参観後の懇談は役員やってもいいかな、と思っている人しか残りません。年によっては私一人なんてこともあるくらいです。
みんな、役員はやりたくないですからね。
私だって本音を言えばやりたくないです。面倒だし知り合いもいないですから。
しかし、役員しないと全く学校のことお友達のことがわからない。しかも、行事に行っても参観日に行っても知り合いいなくてポツンと一人は辛い。
通常の生活で一人は全然平気ですよ。一人焼肉とか一人カラオケも全くオッケーです。
ですが、こと子供関係となるとやっぱり貴重な情報は地元のお母さんの声が一番。
そんなわけで、転勤してすぐ引き受けると次の年からも自動的に頼まれるので、ずーっと役員を引き受けているわけです。
こう書くとイヤイヤなのか? というとそうでもない。
役員ってやると意外に楽しい。
これ言うと、役員を頼みたいからでしょ。と思う方もいると思いますが、まあ、そういう事もありますが、ここでは素直に書いただけです。本当に楽しいんですよ。
役員やっている人って、結構社交的な人が多くていろいろなことを聞けるし、もちろん先生とも話す機会が多いので、裏情報満載です。子どもが蕁麻疹で大変だった時は相談するのも敷居が低かったですしね。
子供たち本人は高学年になると、学校であっても話しかけないで、なんて冷たい事を言っていましたが、子どもたちのお友達とは今でも道で会ったら挨拶してもらえるし、仲良しです。
ただ、毎年役員をしているとこちらが知らなくても向こうは知っているという事が多くて、スーパーで挨拶されても誰だか分からないこともあり、誰だかわらないけど世間話をすることもあります。
皆様も役員をやるか迷う事があれば一度ぜひ引き受けてみてください。
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