第18話 世界観察散歩 情報統合
マタイ・アルルージュ
大姉魔女は仲間と連絡を取るべく
円卓メンバーやお茶会(ワルプルギス)に
連絡を取ろうとするが全く繋がらない!
300年以上経ってしまったので
誰も居ないのだろうか?
私のような三角帽子のローブの魔法使いも
見かけないし箒に乗り高速移動する
魔法使いもいない!
この世代の魔術師ギルドにでも行くか!
マタイさんは元々偉い方なので
配慮が足りてなかった!
「とりあえずこのギルドの強いものを出せ!」
【まるで道場破り】である
時代の合わない変な格好のおねいさん
例のアドルを失格にしたギルドである!
【弱い!】出てくるもの全てギルマスまで
軽く倒してしまい!
情報収集すら出来ずに終わる
どんな魔法だろうがなんだろうが
マタイの簡易障壁すら破れない!
規格外の存在
軽くデコピンするぐらいの感覚で
イメージだけで作った風の突風と言うか
衝撃波だけで皆地に伏せている
「これでもやり過ぎなの?
手加減難しいわねえ」
★☆★☆
聖書や歴史書の閲覧の為に教会を訪れる
ヨハネ・アンデルセン
深々と頭を下げつつ丁寧な言葉遣いで
物凄い風格や気品があるので
【大きな教会の支部】でもお偉いお方なのでは?
顔パスに近い状態でとおされ
ここの大司祭ですら
私からすると能力不足の小僧に
見えなくもない
戦闘力というか霊的なオーラが全くなく
神聖値 一桁とか
ナッパ、ベジータならゴミ扱いレベル
平和な時代が続いて退化したのか
余計なことを考えてしまったが
歴史からの情報収集に入る!
1時間後・・・
オカシイそれらしき仲間の記述はあるが
うちら3人だけ無かったことのように
抹消されている
魔王を倒したとこまでの歴史はあるが
邪神との戦いの記述がない!
もっと深いところに潜らないと駄目か!
あんまりしたくは無かったのだが
この大司祭一時的に洗脳するか、
大司祭に紹介状を書いてもらい
この都市の巨大図書館
聖書や歴史の貴重な骨董品扱いの
古い記述や禁書に当たるものまで
指定して頼んだものを見せてもらう
諦めかけたが封印のある禁書を
解除の為の正規の手順で開封した瞬間
下級天使が現れる!
「これは人の身で見るものでは無い!」
仲間呼ばれたり騒がれると面倒だ!
手をかざして握り潰す
殺しても察知されそうなので
私独自の【封印空間 光の回廊】に放り込む
さて早いところ読むか!
邪神との戦いの記述が
神に逆らう者の存在に変わっている
【裏切り者?】
うちら3人が邪悪な存在の裏切り者?
邪神がこの世界の神なのか?
面倒な事に!
倒す事、消滅させるのが不可能で
石化された邪悪な神の使徒
ユダ マタイ ヨハネ
無茶苦茶な理屈が並べられてある
これをどう納得しろと・・・
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