三年目・・・突入
今日は三年目だよね・・・
だから記念に夜になったら書き込もう
6月9日だしね・・・こっそり思っていて。
食事中に倒れた日の話になって・・・。
「倒れたのは今日の夜だよね」
と私・・・
「え・・・昨日だよ」
とコトちゃん。
え??マジ??
コトちゃんは5年日記をつけていて、よく去年の『今日は~~をしていた。
~~があった』と話す。
コトちゃんが正しい。
私が間違っていました。
倒れたのは6月8日土曜日 11:45㏘です。
このエッセイもこっそり直しました(冷汗)
2年たって。こんなゆるゆるになりました。
倒れた直後は2年後はとてつもない先の話で、どんな自分になっているのかわからなくて、不安で。
つらくて、つらくて。
もっと大変な人もいて、頑張っているから・・・自分に乗り越えられないはずはないと呪文のように心の中で唱えていた。
どこか納得できない自分がいたのですが。
今、パパちゃんが退所してから昼間お世話になるところの下見をしています。
そう、パパちゃんは1年間、障がい者支援センターに入所してトレーニングをしています。寮みたいに住み込んで、トレーニングと集団生活。
色々なご縁があって入所して。
退所後のことも。自治体によっていろいろ違っていて。
今いろいろ準備中で、不安だったり、不満だったり。迷ったり。
色々聞いたり、調べたりして、勉強中。
また、新しい出会いがあって、縁ができると思うと、不思議な感じ。
「これからは障がい者としてずっと在宅で生きていくのよね」
と同じく食事の時に言うと
「あたりまえじゃん」
と子供たちに言われて。そうだよね。と妙に納得。
変わったことがたくさんある。
体験したことはいいことも、悪いことも、嫌なことも、みんな今日につながっていた。
障がい者になったパパちゃんと生きていく気持ちがやっと、ちゃんとできてきた気がする。
コロナ禍で、なかなか会えない中、パパちゃんと会うと、できることが増えていたりして。ちょっとの喜びもあったりする。
これから、実生活では介護・補助が大変でイライラしたり、怒ったりするだろうけど。
一緒に居ない時は、いないほうがいい・・・なんて思うけど。
また一緒に暮らせば、いるのが当たり前で笑ったり、怒ったり、こっそり泣いたり生活が回っていく。
倒れた直後、ノアちゃんが
パパちゃんがどんな形、姿になっても生きていてほしい。
父親だから・・・・
といったとき、
介護4人目となるパパちゃんを見るのは正直嫌だった。
一番状態が重いし、生活基盤がどうなるのか全く見えなかったから。
介護が一番長く、ハードになるのは理解していたから。
そして同時進行でパパちゃん含めて3人の介護+見守り1人。
なんとかなるでしょ。なんて正直、言えなかった。
今、介護がパパちゃんを含めて2人になった。
春になってコトちゃんが「ママちゃんって、なるようになる人生だね」みたいなことを言っていた。
絶望しても、なんとか、なんとか毎日を過ごしていけば、その先、なんとかなるようにできているんだって。
フラグはいくつも立っていて、回収するときがいつかやってくる。
人生、無駄なことなど何もない。
よく聞く言葉ですが、本当に心からそう思うようになった。
それは今、介護する人が2人になったか、心に余裕が出てきたからかもしれない。
『倒れて一番ご自身がくやしいかったでしょうね』とリハビリ病院のソーシャルワーカーさんに会った当初さらっと言われた事があった。余裕がない私は、なんでもかんでも私に背負わせて・・・悔しいと思うのかな・・・と思った。
今は、素直に一番くやしかっただろうね、と思える。
やりたかったことは何だろう。どんな未来を描いていたのか。
今ではわからないけれど。同じようにはできないけれど。
本人の気持ちに寄り添って、生きていける気がしてきた。
右半身不随、失語症、失行ありのパパちゃんと。
脳梗塞で倒れて三年目に突入!新しい家族の形で生活を再スタートします。
ちょっとわくわく!わくわく!と言ってしまえばわくわくしてくるような気分で!!
!!!
今まで、医療でお世話になった人。介護でお世話になった方。アドバイスをくれる障がい者福祉の方、いろいろ動いてくれる役所の障害担当の方。地域包括支援センターの方。お風呂の介助をしてくれるスタッフ。送迎のドライバーさん。施設をお掃除してくれる方。食事のスタッフ・・・他多数。
パパちゃんが倒れなかったら知らない世界。
そのほか、じいじ、ばあばたちをサポートしてくれる方々がいるおかげて我が家はなんとか回っていました。
伝えられるすべもないけれど。
すべての方に感謝します。
ありがとうございます。
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