第5話自宅家族会議
今日は日曜日、いつも通りカーバンクルが念話で僕を起こす
「起きろ、朝飯食いそびれるぞ、父上にようがあるんだろうマナブ」
そうだ。3000万円の使い道だ。家のローンに当てるぐらいしか思いつかないんで父親にそれを聞くんだった。僕はパジャマで食卓へ。そうすると父親はゲラゲラ笑いながらテレビを見てリビングのソファーに座ってる。母親も居て茶碗などを洗ってる。僕には妹も居る。「お兄ちゃん起きたよ。私今日友達と約束あるから行って来るね」母親は「気をつけて行ってらっしゃい」妹はカンナという。「はーい」、で、父親は食卓へ僕の前に座る。「昨日言っていた用ってのはなんなんだマナブ」、マナブは食事しながら、昨日の大学のことを話す。カクカク云々。
父親は普通のサラリーマン、たまに旅行に出かけては現地の民芸品をお土産に帰ってくる。もちろん母と一緒に旅行だ。なんで家に居ないことが多い。
父は「偉いぞ。俺も昔は冒険したものさ」え?初耳、驚く「そのお金で化学研究所の会社を開いてみたらどうだ?幅が広がるかも知れんぞ。お前の元素合成はグレイマン先生の研究結晶だからね」母は「あら懐かしい話してるじゃない。プラネタリウム遊んでいたのね。この歳になると体動かなくてね。グレイマン先生何してるんだろうね。」
マナブは「え?さっきから何の話、グレイマンってそんな有名人なの?キスティス先生も話してた」
父は「こほん。この話は神秘の隠匿に触れるから秘密だったな、なんにしろ我々の話はこれでおしまいだ。化学実験所の会社をお勧めする」と食卓を離れテレビに夢中になる。
母も「あはは、忘れてねマナブかあさんも忙しいから」
マナブは「えーなんだそれ、それにプラネタリウムって、そんな昔から存在してるのかよ」
僕は考え込む、3000万円の資金で元素合成のレベルを上げて、もっと研究の幅が広がるかもしれない。確かに父の言ってること一理ある。
よし早速部屋に戻って、カーバンクルは「マナブ修行するのか俺は邪魔だから部屋でるね」。助かる一人で集中したいからね。
プラネタリウム起動、アカウント星野学、大学のデーターベースと同期、チャットにキスティス先生と銀河徹を追加しました。更に大学の高級カリキュラムをここで確認できます。マナブはそれは後にして、会社を開きたいんだけどどうしたらいい?と問いかけ、プラネタリウムに搭載された検索型人工知能が答えてくれる。そうすると申請書が一枚、Wordファイルで表示される。デジタルペンを召喚して早速記入する。
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