第7話 自分の悩み

今日は9月10日。

何も無いただ平凡な日だ。


でも今日に限って、平和なんかじゃない。

それは悩みがあるからだ。


その悩みは上手く人と話せないこと。

和樹とは頑張って話していくうちに、緊張がほぐれて仲良くなった。

でも、それ以外の人とは話せない。


ちっぽけに見えるかもしれないけど、俺にとっては大きい悩みだ。

和樹に相談しようかとは思うが、勇気が出ない。

「情けない」だなんて言われたくない。


そんな感じで悩んでいると、俺の元に和樹が来た。


「元気ないけどどうした? 話聞くぞ?」


優しく俺に話しかけてくる。

やっぱり親友として凄いと思う。


「和樹とは話せるんだけどさ、そんなに人と話せないんだよね」


俺は和樹が酷い事を言わない事を願って思い切って相談した


「人と話すのって難しいよね。 俺もそうだったんだけどさ」


和樹もどうやら同じ経験をしていたようだった。


「どうしたらいいのかね…」


「俺は、挨拶から始めたよ。 一番簡単なのは挨拶だからね」


和樹がそう言う。

和樹の話はいつもタメになって、俺は好きだ。


「ありがとう、やってみるよ」


「紘太なら出来るさ、頑張れよ」


「うん」


俺は和樹に相談したことで心が軽くなった。


俺は和樹が言ってくれた事をやろうと決意した。


これからどうなるんだろうか?






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る