ショートショートが集まった作品集。前後の話には今のところ繋がりがなく、一話あたり数分で読める(一分で読めたものもあった)。どことなく詩的で、きれいな文章。難読漢字は使われておらず、誰でもすらすら読めるだろう。はっきりとオチがついているものと、考察の余地があるもののどちらもある。今まで読んだカクヨム作品の中で、一番手軽に読みはじめられるものだった。時間のない方、短編を初めて読む方に、この作品を勧めたい。