第2話 まわりからみたら俺たちはカップルにみえるらしい
俺たちが通う学校 公立四季川高校は偏差値も立地もいたって普通の自称進学校である。クラスは6クラス。
俺と花恋は2年3組である。図書室以外でも俺と花恋は結構一緒にいる。
たまに花恋は花恋含む6人のグループで行動したりするがほぼ俺と話したりしている。
俺は花恋とは正反対で友達も3人ほどしかいない。いわゆる陰キャってやつだ。
ただ花恋が目立つので俺も目立ってしまう。教室では派手な接触はやめろと言ってるのに、後ろから抱き着いてきたのだ。
「隆明~~~~眠いよ~~助けてぇ~~」
後ろから、俺の首に手をまわして抱き着いてくるのだから、男子からは殺気を向けられるし、女子からは何とも言えない視線を向けられた。
「だから花恋!教室ではやめろって言ってるだろ!!」
いったあとに気が付いた。この言い方だと教室以外ならいいと言ってるみたいだ。
「あれれぇ??隆明君??教室以外ならいいのかな?」
ほれ見たことか花恋がおもちゃを見つけたような顔で茶化してくる。
「言葉の綾だ!!揚げ足取るな!」
花恋からは花の匂いが漂ってくるし、ちっぱいでもおっぱいはおっぱいだ。
やわらかい。友達でも男の本能がたまらなく刺激される。教室で発情してたまるかよ!
俺の必死の抵抗に花恋は満足したのか離れてくれた。
離れる際、耳元で
「私から抱き着かれるなんて男子は金払ってでもされたいことなのにむっつり隆興君は断るなんて贅沢ですねぇ」
とささやいてくるもんだから俺もびくっとしてしまう
「この!!花恋!!!!」
「にしししし」
俺が怒鳴ると花恋はいたずらが成功した子供のような笑顔で離れていった。
そのまま授業開始のチャイムがなったので席に着いた。
授業が終わり昼放課になった。
弁当を食べようと準備していると、正面から声をかけられた。
「なぁ酒井って清水と付き合ってんの?」
「隆明!昼ごはん一緒にたべよーー!ってん??」
男子生徒に質問された後すぐに花恋がやってきた。
「昼飯も一緒に食べる仲なんだろ??付き合ってるだろ?」
男子生徒は花恋の前で改めて質問してきた。
「付き合ってないただ1年くらいの付き合いだ。お互い恋愛感情はないよ」
男子生徒Aは怪しむような視線を俺に向けた後きょとんとしてる花恋に視線を移した。
「清水、ほんとに酒井とは付き合ってないの?」
男子生徒Aは同じ質問を花恋にもした。
同じように答えてくれる。」そう思っていたのだが....
花恋は一瞬ニヤリとして俺の腕に軽く腕を絡ませた後
とんでもない爆弾発言をした
「それは君の想像にお任せするよ!」
男受け抜群の笑顔をふりまいてから俺の腕を引き教室を後にした
何てことしてくれてるの??
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あとがき
どうも~まるです!
妄想がはかどるときは1日に何度も更新しようと思ってますが基本不定期です!!
まだまだ妄想が出てくるので、更新は止まらないと思います!
それではまた次回お会いしましょう!!!
まる
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