第19話 秘密結社
【秘密結社】
私はニートだった
働きもせず親のすねをかじり日々の生活費をまかない平凡に生きてきた
ある日町でビシっとスーツを着たいかにも
仕事が出来そうな人に声をかけられた
「すみません」
私は足を止めその人の話に聞き入った
どうやら政府関係者で、私にこう言った
「私は秘密結社の者です。あなたは選ばれました」
秘密結社?
「何をすれば良いのですか?」
「あなたは職につき普通の生活をして下さい
自立して働いて生計を立てて人生を生きるのです」
「はい・・・で?」
「またお会いする機会があります またこちらから連絡します
そうして私は秘密結社の一員となった
以来私は自立してコツコツ仕事をしながら
とある使命を果たすため連絡を待っている
でも何の秘密結社だろう
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我が国には秘密結社を名乗りニート対策のため
架空の使命をあたえ社会復帰を促している
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