第4話

じじぃに呼び出しを食らった日から3日がたった

その間も特筆することなんてなんにもない

クソみたいな日々を送っていた

そして今日もまたクソみたいな一日を送る予定だった

しかしそれはこいつのせいで狂い始める

「は??かずき今なんつった??」

「だーかーらー!!一緒にカフェ行こうぜ!!って言ったんだっての

まさお前人の話聞いてないだろ」

「いやお前カフェってキャラじゃねぇだろ

そんなとこ行ってなにすんだ」

「ふふっ愚問だな特別にお前にだけ教えてしんぜよう」

「とりあえずその話し方やめろ、うぜぇ」

「はいすみません…ってそこじゃねぇだろ!!」

「さっさと話せ俺はお前とコントしてるわけじゃねぇ」

「つれねぇやつだな相変わらず…

まぁ端的に話すとそこのカフェの店員さんにめっちゃかわいい子がいるんだよ!!」

「ふぅん…で??」

「いや察しろよ!!その子を口説きたいんだよ」

「無理だな」

「おい!!友達だろ??応援してくれよぉ」

「もし仮にお前が口説けたとして俺いらなくね??」

「俺一人じゃ絶対無理だからお守り??的な??」

「なんでお前も疑問形なんだよ」

「いやまさといたら目立つよな〜みたいな??」

「他力本願じゃねぇか」

「お願いしますよ〜何か奢るから、な??」

「別にカフェの食いもん奢られても嬉しくねぇ」

「じゃあその後マック行くから〜!!」

「お前が食いてぇだけだろそr…」

「おっしゃ!!行ってくれるんだな!?男に二言はねぇもんな⁉」

「いやかずき人の話を…」

「じゃあ今から行くぞ!!早く準備しろ!!」

こうなったかずきの耳には誰の言葉も入らない

仕方ない気乗りしないが行くか


こんな些細なことで俺の人生が変わるとは誰が予想できただろうか

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る