第3話 ちっげーよ

俺は、アルキス10分ぐらいドアの前に立ち尽くしている。向こうにはギリギリ見えそうで見えない服を着ている美少女がすやすやと幸せそうに寝てる。……何が見えないかは聞かないでくれ


これは、20分前

「まずは宿だなそれからは明日考えるか」

「はい!!」


そう言って俺たちは一つの宿に来ていた。

問題があったのはここからだ


「おっさん、ふた部屋余ってる?」

「あぁ余ってるぞ だかもう後払いは無しだぞ」

 

このおっさんはお金がないとき結構お世話になった


「わかってるって、ちゃんと持ってきた」

「あぁ、ならい………この嬢ちゃんどうした」

「あぁ、なんかなぁ………

「お前……悪いことは言わないから早く自首しな」


何おを言いやがるこのおっさん周りの人も「うわ〜」って言う顔してるじゃねーか


「ちっげーよ」

「あっ、あぁそうか気をつけろよ」

「ふた部屋だっけ」

「あぁふた部屋でたの…「一部屋で2人」


はぁぁぁぁぁぁ何言ってんの、さっきのおっさんよりやばいぞ


「おいおい、なかなか面白いこと言うなぁ

久しぶりだぞこんな冗談言う奴、ふた部屋で」

「そっ、そんな私とはお金をあげたら終わりなの?」


おい?何言ってんだ?誤解されまくりになっちゃう!


「お前……わかった今日はタダにしてやるからお嬢ちゃんを返してきな」

「ちっげーよ」


どいつもこいつも俺の変な噂が立って街に入れなくなるだろ


「お前も子供じゃないだろ俺も男なんだから 1人一部屋でいいだろ」

「そんな!明日いろいろヤろうって言うから

今日は宿で……

「わかった、わかったから、よし!一部屋だなおっさん一部屋で」


というわけででドアの前に立ち尽くしていた

はぁ〜一週間分疲れた

まぁ稼ぐことができるんだいいとしよう

明日はあいつの冒険者登録だな名前は確か 黒崎メア変な名前だどこ出身だ?………あれ?なんで俺あいつの名前わかったんだ?

まぁいっか、ねよ



「それでどうだ受付さん」


そして俺はメアの登録をしようとギルドに来ていた


「え〜となんて言うか」

「なんだ?すごいのか?やっぱりなそうだと思ってたぜ」

「あー残念ですがメアさんの登録は、できません」

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