第2話 転生者?美少女?
「それでなんで道の真ん中で泣きついてきたんだ」
「んっ、ぐすうっうっ」
いつまで泣いてんだよ大変だったんだぞ道の歩いてる人に「まぁあんな小さい子泣かせて」とか「うわぁ最低」とかいろいろ言われて……俺も泣こうかな
「巻き込まれて、ぐすっ追い出されたの
うわぁぁぁ」
「わかったからひきっつくな!鼻水がつく」
何言ってんのか全くわからない
「他には?」
「ぐすっ、女神様が1番弱い人がこの街にいるから行けって」
ようやく泣き止んだか、つか弱い人って失礼じゃね、俺だってぇ赤ちゃんより強いしぃ一部の子どもよりつよいもん!
あっ悲しくなってきた
「わたしのこと養ってください」
「断る!!」
何言ってんだこいつ俺お金持ってないんだぞ
早く逃げた方がいいかな
「なんでですかぁ!!」
「いや俺お金持ってないし早くちがう人のところに行った方がいいぞ」
「結婚してもいいですよ? ずっと美少女といられるんですよ」
「しねぇよ!つか自分を美少女とかいうんじゃねぇ」
わかったこいつ残念系美少女だ関わらないほうがいい いいんだがこついお金持ってるし少しだけ話そうかな
「お金なら持ってますからぁ」
「おっ、そっそうかなら安心だな、ちなみにどれくらい持っているんでしょうか?」
「金貨30枚」
三十枚!!すごいぞすごい、それとさっきまでの印象で気づかなかったがこいつ結構強いんじゃねお金もちだし冒険者登録して俺の分まで売ってもらえば………ふふふ
「そうかそうか三十枚か、なら大丈夫助けられるぞ」
「ほんとっ!!!」
うれしそうにしやがって………俺の良心が……ごめんなさいお父さんお母さん
「まずは宿だなそれからは明日考えるか」
「はい!!」
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