第7話自立と問題児
異世界召喚からそろそろ三週間が経過しようとしていた頃、僕ら五人の異世界知識は一般的な現地人よりも多いような状態になっていた。
頭に詰め込むべき知識に終わりが見えてきたことで、僕らは新たな目標を立てなければならなくなった。それは、自立の方法だ。
まあ、自立する。という点だけに焦点をおけば実はそれほど難しい話ではない。それこそ職場を探すだけで済む話だ。
とはいえ、じゃあそうします。とはならない。何故なら、
そんな
そんな訳で僕個人としては普通の仕事ではない自立の方法を色々と考えている。当然、ギフトを活かした道ほどイージーモードで、それ以外だとハードモードといった感じだ。
僕が第一候補として挙げているのはハードモードな冒険者だ。けれど、これは国があまり良い反応を示さなかった。というか冒険者は
国としては魔王討伐を掲げる討伐組が、魔王が強いからできません。無理でした。と手ぶらで帰って来たのでは困る話で、
なので、冒険者となる道は結構難しそうだ。
冒険者の仕事の大半は王都の外で行われる訳で、そうなると必然的に目の届かない範囲に僕が行ってしまうことになるからだ。まあ監視を付けるって手もあるだろうけど、それははっきり言ってこっちも遠慮したい案件だ。同行することになるだろう騎士の人にも悪いし、四六時中監視されていると思うとやっぱり気分は良くはないし。
とはいえだ。正直な話、商人がやりたいのか?と問われれば僕の答えはNOになる。だってその場合はこの王都から出れない形の商人でしかないからだ。
僕は、この世界を、隅々まで見たい。
召喚されたあの日、この身体で感じた感動を、この目で実際に見て
修也達が成し遂げるのを待ってからでも遅くはないのかもしれないけど、数年、或いは、下手をすれば十数年の時を、ただ指を咥えて待ってることなど拷問と同義だ。それにだ。世界中を見て廻るのならば、多少は強くある必要があると思うし、そうなると最も効率が良いのが冒険者ってことになる。
様々な場所に向かい、お金が稼げ、そしてレベルも上げれる。
その過程で様々な経験を積み、一人で生きていけるだけの強さを身に付け、そして様々な意味で自立する。
僕の密かな目標と冒険者は完全に一致しているといっても過言ではない。これが僕の第一候補だ。
第二候補として考えている職業は、冒険者ではなく商人になることだ。といっても、商業ギルドという組織に身を置き、誰かが運営している大きな商隊に参加して世界中を巡るといった方法がありっちゃありかなと思っている。
レベルを上げるような経験こそ冒険者に比べれば少ないかもしれないが、各地を廻る小規模な商隊や商人でさえ護衛を付けるような世の中だ。決してゼロではないし、率先して戦えばレベルだって上げていくことは可能だ。
そして僕のギフトを最大限に活用できるという点も大きい。その上、大きな商隊に所属することで国側も一応は安心だろうと思う。その人達に僕の監視業務を任せればいいのだから、そこまでの出費も必要ないだろうし、これなら国側も受け入れてくれると踏んではいる。
第二候補の一番の問題点は自由ではないという点だ。
そしてメリットは一人ではない分、安全性が高いということだ。
第一候補の一番の問題点は国からの許可が出にくいという点だ。
そしてメリットは自由という点だ。とはいえ、王都からあまり離れ過ぎないという制限のようなものはつくかもしれないとは考えている。
話は変わるけど、調理のギフトを授かった高田くんは、授業以外の時間の多くを厨房で過ごしていた。とはいえ、それも彼にとっては授業と同義だ。頭の中にこの国のレシピを詰め込んでいる最中になる。
高田くんは調理というギフトを授かったけど、元から体格は良かったし、元の世界では空手の有段者だった人だ。その為、自分のギフトが調理だと知り、自分が戦えない立場の人間だと理解してからの腐り方は誰よりも
彼は強い。戦闘向きではないギフトを授かった居残り組という事実を除いて考えても彼のポテンシャルは元々が高かい。きっとステゴロな喧嘩をすれば優勝候補筆頭だっただろうし、今の時代にしては珍しく男気もある男臭い男子だ。
そんな彼が自身のギフトに納得できずに腐ったのは仕方のないことだ。そんな彼が今は前を見て歩み出そうとしているのは、この世界の現実ってヤツを目の当たりにしたことが切っ掛けかもしれない。
僕らはつい先日、孤児院へと足を運んでいた。
ある程度覚悟はしておいたが、その孤児院は孤児院とも呼べないような悲惨な現状に立たされていた。
食べるものは
そんな状況に置かれた子供たち全員が弱々しく痩せ細り不健康な状態だったが、その瞳だけはギロリとした輝きを帯びていて、まるで獲物を狙う野生生物のような雰囲気をその小さな身体に
言葉は話せるが文字は書けない子も多かった。中には喋ることすらせず、一度も声を聞けなかった子供もいた。そんな子供たちの前に多くはないが充分といえる食材を運んで来た僕らを見ても、その顔に笑顔が
僕は胸が締め付けられるような想いに囚われた。
もう少し、マシな状態の孤児院もあるにはあった。けど、僕は一番最悪な状態の孤児院に連れて行って欲しいと願い立て、それが叶った形になる。
そんな孤児院と子供達を見て思ったことといえばだ、この国は間違っていると、そんな反感的な感情以外は起こり
若干、子供たちに
全員が無言で食べ、そして食べ終えても一切何も言わない。
そして食べ終えた子供から向けられていた視線は、お前たちは何を要求するんだ?といった疑念の籠った眼差しだった。
胸が締め付けられた。涙が溢れそうになった。直視するのすら辛くて目を背けてしまった。
その後、困惑した視線を交わし合った僕らは、また来ますと伝えてその場を後にした。
帰りは全員が無言だった。本当は算術を教えたり、皆で話し合って考えたゲームなどをする予定だったのに、それすら出来ずに僕らは逃げ帰ったんだ。そうしたくなるほど、あの子供たちは僕らの想像を遥かに超えた厳しい現状に立たされていることを知った。
高田くんの様子が変わったのは、その直後からだ。
諦め切れず、身体を鍛えることに重点を置いていた彼は、空いた時間には必ず厨房を見学するようになった。そして今では調理に加わっている。
大塚くんにも劇的といえる変化が起こっていた。
それまで一切、
吉澤さんにも変化はあった。
それまでも文句を言いながらも調薬をしていた吉澤さんだったが、今では文句は一切言わずに悲鳴だけは上げている。生きた昆虫を掴む役目は僕のままだけど、
立花さんにも変化はあった。
目立ちたくなかったのか、それまでは面倒臭いと言ってあまり受けようとしていなかった鑑定業務を断ることなくするようになっていた。
それぞれが、それぞれの方法で、手の届く範囲で頑張っている。
まだ始まったばかりだが、皆の意識は変わっていた。
僕も、そんな友人達の姿を見て覚悟を決めたことがあった。
それは、あからさまに僕のことを毛嫌いしている女子数名と、きちんと対話して関係性の修復を図り、そして彼女達からも知識を得ようと、そう踏み出す勇気と覚悟をもらった。
その女子たちは魔王討伐組の中では若干浮いた存在の三名の女子になる。
この世界の不便さ。自分たちの置かれた立場や状況。望みもせず与えられた使命。とにかく、全てに対して不満を日々募らせている女子になる。
そうならないようにと、全力でフォローはしてきたつもりだったけど、僕が関われば関わるほど彼女達の不満はヒートアップするようになって行った。なので今は修也達に任せている。一応はボイコットなどはせずに行動を共にしてはいるけど、いつその不満が爆発してこの国に向けられるか、といったような状態だった。今は、その不満の矛先が僕に向いているって感じだと思う。
何もできないクセに、何もしていないクセに口だけは出してくると、彼女達は僕のことをそう見ているようで、顔を合わせれば嫌味の籠った一言が飛んでくる、そんな感じだ。
確かに、魔王討伐組のリーダーといえる修也と仲が良いからと、修也を盾にするように口を出し過ぎたことは自覚している。関係がない。とまではいわなくても、役に立てない僕が言うべきことじゃなかったかなと自覚はしているけど、誰かが言わないといけないことだと思ってのことだ。嫌われ役がいた方が事が上手く回ることはよくある。そう思って仲間同士では言い難いような内容のことは率先して口にしてきたけど、それが
———それは召喚されてより、二週間ほどが流れた日のことだった。
その日、僕ら居残り組と討伐組は同じ場所へと向かい、そこで魔物を大量に斃す
強い魔物の個体数が増え、その生息地が広がり、そして押し出されるようにして下位の魔物の生息地が変わり、更に、それよりも下位となる魔物が
僕らを乗せた馬車は早朝から王都を発ち西に八○キロほど走り、二時間ほどの移動で森林地帯へと到着した。
今回は緊急依頼のようなものだ。前日の夜に
平地の各所に点在し休息をとっている冒険者と
怪我を負い治療を受けている人も多く、野戦病院といった
そんな光景を視界の端に捉えつつ、僕らは冒険者とは違う一画の森へと進んでいた。
その森には既に複数の騎士達の姿がった。僕らの到着を待っていたんだ。その一帯は冒険者は立ち入っておらず手付かずのまま魔物が残されているような状況になる。
現地の人や冒険者からすれば不満はあっただろう。冒険者から向けられる視線は冷たいものばかりだった。
そんな視線を受けながら、早速僕らも作戦を開始することとなり森へと進んだ。
その森は人の手が万全に入り、木々が綺麗に間引きされた森だった。杉のように高く垂直に伸びる木々が森を形成していて、足場も割と良いし、何より見通しは原生林に比べれば遥かに良い森だった。
修也達は戦力を均等に分配した三組に別れ森の北側を進んでいる。僕らは五人が
状況としては四日目の訓練に非常によく似た状況だった。ただ、あの時は急を要するような状況じゃなかった。普通といえる
「なんだ、これ…」
先頭を進んでいた高田くんは地面を埋め尽くすような勢いで散乱している白い物体を見て、そう呟いた。それは生物の骨だった。無数に、無惨に、地面を覆い尽くす勢いで様々な形状をした骨が散乱している。
僕らはそんな場所を森の奥へと向かって進むことになった。
最初の戦闘の気配は僕らからだいぶ離れた北側からだった。しかし、そんな気配を感じ取ると同時に森全体がザワザワとした嫌な雰囲気に包まれた。そうして、目標を視認した高田くんの声がすぐに上がった。
「来るぞ!」
「オイオイオイ!多くねえか⁉︎」
「ビビんな!こんなヤツら雑魚だろうが!」
「ビビってねえわ!」
「行くぞ!」
今回、一人一人に騎士が付いている。僕らを置き去りにして走り出した二人の後にもピッタリと
「アタシらも行きましょうっす」
「いやでも…」
「後ろの二人のことは任せてれば大丈夫っす。王直属の騎士を舐めてもらっちゃ困るっすよ」
最近じゃ僕の直属の騎士になりつつあると言っても過言ではない女性騎士が余裕のある笑みを浮かべながら言葉を漏らす。その顔に一度頷き掛け、そして背後の二人に視線を向けた後に、僕も男子二人の後を追って走り始めた。
前方の二人はまさに無双といった状態だった。
左手を進む高田くんの振り抜いた拳が狼を吹き飛ばす。垂直に蹴り上げた脚が上がった先に黒い影が舞う。一度に多数を相手にすることも得意としている高田くんは相手の位置や数などもモノともせずに猛威を振るう竜巻の
一方、右手を進む大塚くんは素早い
騎士二名はそんな二人の邪魔にならない位置に常に張り付き、特に手を出すことなく見守っていた。
僕は、
強かな手答えだった。けれど、絶命にも致命傷にも至ってはいない。攻撃が当たるより一瞬早く、狼が回避行動を取ったのがその要因の一つだが、それだけじゃない。
もう少し素早く駆けるこができていれば。
もう少し素早く剣を振り抜けていたら。
もう少し長く重い剣を扱えていれば。
もう少し剣に伝える強い力がこの身に備わっていれば。
後一歩、足りない。多少はレベルが上がり強くはなったが、この世界で生き抜いていくだけの力は、まだ僕には備わってはいない。
それを強く実感しながら振り上げていた剣を、後ろへと一歩、身を引きながら右へと振り下ろした。死角を突くように迫っていた新手の狼は頭頂部を
左から一頭の狼が間近に迫っていた。前方には吹っ飛んで来た仲間を
持ち上げた盾に衝撃を与えて来た狼を身体の前方へと受け流しながら剣を構える。そして狙い澄ました軽い一撃を首筋に突き入れ素早く腕を引き戻す。そこに前方から迫った狼が
それを認識した直後には僕は右へと跳び、跳び上がって迫っていた狼に身体を左方向へと捻りながら突きを放った。
僕の脚を狙っていたヤツは向きを変えて低い姿勢から一気に跳び掛かってくる。それに盾を合わせて受けると、さらに身体を捻りながら狼が突き刺さったままの剣を下へと突き下ろした。
僕に力があれば二頭を串刺しにできたかもしれない。けれどそんな力はなく一頭を絶命させ、盾で受けた狼との間に僅かな距離を作っただけに終わる。
そうこうしている間に最初に斬り飛ばした狼は体勢を整えて走り始めていた。身体の向きを変えたことで先程まで右手だった、現在の背面側からも、右手となった側からも新手が迫っている。
殲滅スピードが圧倒的に足りない。このままじゃいずれジリ貧だとその時点で認識していた。
僕の護衛を務める女性騎士———ヴィネアさんは僕の背後で戦っている。僕の殲滅スピードが足りないが
この戦場には狼以外にも別種の魔物が存在する。狼だけを見ても巨大な群れといえるが、事前の報告を信じれば同数程度の魔物があと四種はいる。
狼の隣りを陣取っているのは昆虫タイプの混成集団だ。その隣りを陣取っているのは亜人種型の魔物だ。そのさらに向こうには猪型と、さらに隣りには鹿型が、それぞれが群れを形成するように纏って存在していて、それぞれの群れにそれぞれの召喚者が攻撃を仕掛けている。そんな状況だった。
着地後、体勢を整えると身体を反転させながら剣を下から振り上げる。振り抜いた剣が狼を切り裂く。そのまま一回転して斜めに振り下ろした剣で目の前へと迫っていた一頭を地面に転がす。
右から迫った新手二頭の狼。その右のヤツに剣を突き刺し、左のヤツを盾で受けるとそのまま押し返しながら剣を引き戻し、突き刺さったままな狼を脚を使って引き
その攻防で戦線離脱した狼は二頭。最初の一頭とほぼ無傷な狼がまだ二頭も残っている。そこに正面から迫る新手の狼が三頭。右、背後からも別の個体が迫りつつあった。
前方の三頭。そこが一番危険だが右と背後も無視はできない。これはどうやっても受け切れそうにもないなと考えていたところに大塚くんの護衛が加勢に入ってくれた。
それで前方は気にせずにいられそうだった。ならばと身体を捻りながら腰を深く落とし、頭を掠めるようにして過ぎ去る狼を下から突き上げる。脚を大きく広げながら新たに盾に加わった狼の圧力に耐え、上へと突き上げた剣を引き戻し、そのまま振り下ろした剣で盾に組み付いていた狼を斬り裂く。
ダメだ。この戦場は僕にはまだ早い。そんな想いが胸を占める。
その視線の先には十頭ほどの狼が二段構えとなって迫っている光景を捉えていた。
その時だ。視界の端が赤く染まったのは。
その直後、肌を焦すような熱を感じ、僕は思わず剣を持った腕や盾で顔や身体をガードしていた。
やや右後方から放たれた魔法が辺り一帯を焼き尽くす。地面をのたうち回った狼はすぐに動かなくなった。そんな高火力な魔法を見て、僕は溜息を呑み込む。その直後には聞き慣れた声音が鼓膜を震わせていた。
「一人だけ遊んでる人がいて目障りなんだけど」
「遊んでないで帰ればぁ?」
「まじシラケるわー」
そんな
あからさまな敵対心を向けられるのは思った以上に辛いことだった。
そうなる可能性はあると覚悟していたものの、自分の覚悟が如何に足りなかったかをこの数日で強く自覚させられている。
それは常に行動を共にしている女子三人。魔法を放ったのはそのグループのリーダー格の女子だ。
リーダー格の女子は元々は大人しい性格の女子だったが、この世界で強力な魔法のギフトを贈られてから
「ありがとう」
そう言葉を返すとリーダー格の女子の表情は急変する。それを文字で表すとすれば
「アンタはありがとうかごめんしか言えないの!遊んでんなら帰れよ!」
その
「ありがとうございますだろうが!」
「雑魚が息してんじゃねえよバーカ!」
そんな女子の様子を見て騎士の皆さんはドン引きだ。
そんな様子の騎士を見て、僕は日本人の恥を晒しているような、そんな微妙な心境になる。それは毎度のことだった。
その後、僕は無言で炎が燃え移った樹木の消火に向かった。
彼女らの場合何を言っても無駄なんだ。ここで謝罪の言葉を述べるのが一番最悪の悪手ということだけは判明している。仮にありがとうございますと言ったところで何一つ好転には進まないことも証明済みだ。そして何も反応を返さないで立ち
消火活動を一心に行なっていると背後で暫く
そこからはイタチごっこのような展開になった。
魔物を殲滅しながらも燃え上がる樹木。その消火に当たる僕とのだ。それは、彼女の魔力が尽きるまで繰り返されていった。
そうして夜を迎えた時、僕は全身が真っ黒になっていた。顔や両手には軽度な火傷があり、髪も多少熱や炎で
そんな自分の姿を見下ろして、僕は深々と溜息を吐き出した。
何がいけなかったのだろうか。
何が彼女達をあそこまで変えてしまったのだろうか。
幾つか思い当たる
召喚された直後、彼女たちは確かに不満の声を上げた。
いや、リーダー格となった女子は、その時はまだ大人しい女子のままだった。それがいつ豹変したかと考えれば、彼女のギフトが最強の一角であり、僕が最弱な召喚者だと判明した頃だっただろうか。
特に仲が良かった訳でもないので彼女達のことは深くは知らない。
それが元々持っていた気質の
そして、そんな彼女達のことを少しでも知ろうとして対話する時間を作り、その結果僕は、最悪な魔術契約を彼女と交わすことになった。
その日、僕が得た教訓といえば、自分は弱いということだ。
そして、主武器の変更をしようと決意したことくらいだった。
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