閑話休題
「こうして夜の高原を仲睦まじく駆けて行く少年と少女を、星たちにまじって俺は眺めていたというわけさ」
「まあ、なんて初々しくて素敵なお話。ぜひ続きも聞いてみたいものだわ」
「それはまた今度、ご縁があればにしよう。それじゃあ次はクロースター、君が話すといい。なにやら君のところにも面白いことがあったようじゃないか」
「まったくお前という奴は。本当に、うわさ話を聞く耳だけ大きいやつだ。……コホン。では先日、我が娘の精霊ユーレティアが結婚したことについて話そうか」
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