第5話

時間は理事長室での会話まで

遡る。


「石崎、最近の山口誠也に違和感は

ないか?」


今日の朝感じた違和感は間違い

ではなかったようだ


「やはり、山口についてですか。」


「気づいていたのか」


「はい、何んとなくだけですけどね」


「なら話が早いな。」


「山口の事務所からクレームが

入った、学業での負担が多いん

じゃないかってな。」


「それは…でも彼は学生ですよ。」


「だがこの学校は事情が違うそれは

おまえも知っているだろ。」


「そうですね、わかりました

おれは何をすればいいんですか?」


「しばらく山口の様子を伺ってほしい」


「つまり、尾行しろと?」


「ああ、そういうことだ必要なら

こちらからもサポートはする頼むぞ」


「了解です。」


「よし、仕事モードはここまでだ

ここからは普通にしていいぞ。」


「わかったよ椿さん。」


この後俺たちはすこしだけ理事長室で

雑談をした。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る