応援コメント

幕間2(リース視点)、勇者の旅立ち」への応援コメント

  • 師を慕う弟子の姿に……いや、一人の女性のささやかに過ぎる告白に、可能性が手を差し伸べる。
    ただしそれは「可能性」の話し―――
    生き返る「かも」しれないし、目を覚ます「かも」知れない、生命の危険を伴う冒険をしたところで、目的の地に目的の者はない「かも」しれない。

    けれども雷の勇者は……いや、一人の恋愛と言うものを知ってしまった女性は、それが蜘蛛の糸ほどのかそけき可能性であったとしてもすがりたいと思った。

    そしてそれは、仲間であり恋敵ともなろう者達も同様であった。

    彼女達の冒険は、まだ終わってはいなかった……これから始まるのは、新たなる彼女達の旅立ちである。