1-12、決戦の連接棍《フレイル》への応援コメント
決着は、着いた。 しかしながら勝敗の分かれ目は、なけなしの自分の手持ちのカードでやりくりした者と、ないものねだりで駄々をこねた者との差、だった。
とは言えこれで、口やかましい食事屋の看板娘からの依頼は果たした。
これにて飲んだくれ無職の悠々自適ライフは再開…………されるものと思ったのだが??
作者からの返信
無職の悠々自適ライフが再開されたら物語が終わってしまうので、ドタバタは継続です!
1-11、女神の失敗作への応援コメント
『呑ん兵衛無職』の真髄ここにあり―――と言うべきか、彼の手持ちの札(職能)は、聞けばどれも驚くほどの効能は持ち合わせていなかった。
ただそれでもバフォメットを翻弄し続けていられたのは、彼がその職能を研鑽した結果と言えよう。
そしてようやく明らかとなる。 彼の元戦職。
余り耳慣れないモノ……だからこそ、「判らない」。
判らないからこそ、誰も彼もが皆莫迦にする。 罵倒する。 嘲笑する。
しかしその戦職こそは、その意味をよく理解していさえすれば強力無比のなにものでもない。
その能力は、倒した魔物の、能力を喰らう―――
果たして彼は、一体何体もの魔物の能力を我が物としてきたのであろうか。
作者からの返信
実力を隠してる系の主人公にしては珍しく、本当にあまり強くないというのがシグルイです
手札の多さと経験が噛み合った結果、なんとかかんとか強敵とも渡りあえていたのが現役時代の彼なのです
1-9、山羊の悪魔《バフォメット》への応援コメント
過去最高に格好いい無職きたーっ!
いやー、こんな風に強い力を持ってピンチに駆けつけるなら無職もいいですねぇ(о´∀`о)←こらこら
作者からの返信
やる時はやる…というか、やる時しかやらないタイプです笑
無職に憧れてはダメですよ!Σ(・□・;)
1-9、山羊の悪魔《バフォメット》への応援コメント
“彼”はただ、「高みの見物」を決め込んでいたわけではない。
“彼”はただ、『面倒くさい』からと、新米の女勇者になにもかもを押し付けたわけではない。
“彼”はただ……「見極め」ていただけ。
「己を知らずんば、即、百選危うからず」
“彼”こそは、「通りすがりの無職」ではない。
“彼”こそは……『百戦錬磨の兵(つわもの)』なのである。
1-7、無職はまた逃げ出した!への応援コメント
>『真っ当に成長すれば“あいつ”みたいな勇者にも……』
やはり、そうだった。 彼こそは「勇者」一行の一員だったのだ、だが何かしらの要因で荒事からは手を引いてしまった。 今ではしがない、飲んだくれの絶賛無職。
そしてある時点から『面倒くさい』が口癖になってしまい、いきつけの料理屋の看板娘もため息交じり。
しかし?頼まれたことはきちんとこなす性分なのは変わってはいないみたいで、またも「面倒くさい」とは言いながらも、新米女勇者の面倒をよく見ている。
相手はごろつきの三人―――だがしかし、その相手をするのは王国の騎士の手ほどきを受けたと見受けられる、今はまだ“新米”で、“駆け出し”の小娘。
果たしてこの決着は、いかに??
作者からの返信
再び勇者と関わることで、蓋を閉ざしていた過去がじわりじわりと滲み出てきています。
リースもその所作から隠している過去が表に出てきてしまっていますねー
1-6、ぴょんぴょん跳んで、ぶんぶん振り回すへの応援コメント
「かつて」の“経験”がモノを言う。 彼ら「冒険者」が相手とするのは人間ではなく、魔物……生中な相手ではない。
しかし“新米”にはその事が判らない。 いつか、どこかで獲得したであろう技術で今の処は魔物たちを相手にしている。
それにしても“お綺麗”なものだ。 正しい型に嵌った構え、正しい型に嵌った剣の振り方……だからこそ、“元”凄腕の冒険者の察するところとなる。
けれど、「正しく型に嵌った」モノが悪いわけではない、時にはそうしたものが活きる場面もでてくる。
何事も肝要なのは“経験”―――それだけなのである。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
リースがぶつかっている壁はまさにおっしゃる通りで、圧倒的に経験がないためせっかくの技術が活かせていないと言う状況なのです。
1-5、無職は逃げ出した!への応援コメント
二人とも「有罪(ギルティ)」―――。
双方に「虚偽」や「虚言」の可能性あり。
理由として新米女勇者の方は出自を偽っているように思われる。
しかし、“元”凄腕冒険者は総てを物語ってはいない。
追って、詳しい情報を開示されることを望むばかりである。
作者からの返信
本作は全員が全員、厄介な事情を抱えています。
隠していた秘密が全てが明らかになった時、果たして同じ関係でいることができるのか——そんなテーマも楽しんでいただけたら幸いです!
1-4、春の魔茸《マタンゴ》駆除祭りへの応援コメント
ギルド受付け“嬢”ぢゃなくて……“ヤロー”ぢゃねえかorz
わいは抗議する……わいは、抗議するでええ?!!
あと……イリスちゃんがひょっこり出てきて新米女勇者鍛えるってな展開もオモシロイかもww
作者からの返信
いやー、ここまでの登場人物が主人公以外女性ばかりだったので、モブで男を水増ししていかないとと思いまして(汗)
裏設定ですが、本作の1200年ほど前がイリスたちの時代でした。前作も本作も“混沌の勢力”と言うワードが出てきていると思いますが、日が昇ったり沈んだりを繰り返しているのがあの世界なのです。
1-3、辺境の街カーマヤオへの応援コメント
かつての栄光の日々を、なぜか彼は忌避すらしていると思える。
それほどまでに苦々しい経験があったのだろうか? それに加え、彼は中々に“かつての自分”の事をあかそうとはしない。
そう……彼がまだ、その腕を鳴らしていた時代―――
一体彼の前職(クラス)とは何だったのであろうか? その説明を求めようにも一言では収まりようもないからか「めんどくせぇ」の一言で終えさせてしまう。
しかし彼自身は知っている。 それが「かつての自分」だったのだから。
1-1、無職に人助けは似合わないへの応援コメント
遅れながら読ませていただきました。キャラ設定から既に神がってます! ありきたりなように見せかけて、中を開けば三ツ葉さんの独特の世界観が満ち溢れてました。まだ最初ですが、神作になること間違い無しですね!
連載頑張ってくださいね! 応援してます!(*>д<)✨
作者からの返信
わぁ、KMTさんありがとうございます!✨
本作は「入り口は広く、出口は深く」を目指して書いています。ここからどんどん世界を掘り下げていくので、楽しんでいただけたらと思います
お互い頑張りましょう!ヽ(*^ω^*)ノ
1-13、それは青き春の光かへの応援コメント
かつて何も守れず、何も救えなかった、惨めな男は、青臭い…………ながらもかつては自分の内にもあった、更に言うなら嫉妬と言う自分の心の弱い部分を衝かれ、唆されて悪魔に堕ちてしまったごろつきにもあった、爽やかさともいえる青き春の光を湛えた笑みを見て、半身「くすり」と笑えてしまう。
それは確かなる祝福を得た、この新米勇者の未来を思っての事。
常日頃であれば「面倒臭い」が口癖のこの男も、最期になにをやるべきか―――は、知っている。
作者からの返信
そう、青春は誰にでもあったのです。無職にも、悪魔に堕ちた者にも。自分が失ってしまった光を見ての反応が異なるだけで、同じ分類に入る者たちだったのです