設定とかTwitterで呟いたとこまとめ
※この時点では近藤ユウに名前はありませんでした
個人的に後輩ちゃんは壮絶な過去というよりも、些細な理由で全てを諦めてて欲しい。
小学生とか中学生くらいの男が短髪女子に「おとこおんな!」って悪口言うレベルの事を間に受けて女らしく無いんだ自分って…という勘違いというか思い込みを社会人まで引きずってて欲しい
大学生高校生くらいの恋愛からの浮気関係とか裏切りとかだと仕事人間よりかはアンダーグラウンドな方か社会復帰が困難ないし事務職に就きそうだなっていう偏見がある
ワーカーホリック気質にしたいから根は真面目で素直すぎるくらいを想定するとやはり幼少期の思い込みを抱えていてもらいたい
あとは両親とは普通に仲良しでいてもらいたい
彼氏が出来たら赤飯炊くしお祝い始めるレベルの能天気溺愛親バカが適当
両親のノリに言及すると「やめて」って赤面しそう。しろ
以下適当に思いついたシチュ
ーーーーー
「どうして自分に魅力がないなんて思うんだ?」
という問いに、だって…とモジモジしながら幼少期の「おとこおんな」を口にする
「くだらねぇwww」
「わ、笑うなっばかっ!」
真っ赤になって蹴ったり殴ったりしてくる後輩を無理やり抱き寄せて
「どうして俺がこんなに君に夢中なんだと思う?」
「は…はぁ…!?」
聞こえてないというより言葉の意味がわからないといった様子であうあう言うも、なんとか言葉にしなきゃと口に出したのは
「あ、頭おかしいんじゃないの…?」
普段なら冷笑混じりの侮蔑の目で投げかけられる言葉が、吐息と上気した頬によって紡がれる。
「俺は君に夢中だよ」
うっ、と言葉を詰まらせて後輩は赤い頬を更に赤くする。
「君は魅力的だ」
言いながら、自分の頬も紅潮していく事に気がつく。嘘はない。この気持ちが本当である事を伝えたくて、握る手に力が籠る
目に涙を溜めながら、後輩はじっと俺を見つめている。俺も続く言葉の代わりにその瞳を見つめ返す
「あ、待って」
互いの唇が重なりかけたとき、初めて抵抗があった。やや俯いて後輩が言う
「唇、カサカサかも…」
リップクリームとか塗ってない、とあたふたする彼女に、気にしない、と囁く。そんな事は、今この瞬間には本当に些細な事だった
「まじでカサカサだな」
「しね」
脛を蹴り上げられる。ぷい、と踵を返しサッサと立ち去っていく後輩はまるで何事もなかったかのように装おうとしているようだった
普段より早い歩調と、胸の前で握られた手、なにより後ろからでもわかる真っ赤に染まった耳が何事も無い事には出来ないと証明していた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます