卯月の章

昭和96年卯月初日 死闘の日

 まさに死闘とは本日の事を言う。

 スワロー帝国が優勢になればすぐにベイ合衆国が巻き返す。

 2の刻にポイントガード牧が戦局をひっくり返した時点で勝負は決まったと思われた。

 しかし、7の刻、駿馬塩見の出走を皮切りに戦局はみるみる巻き返し、扇の要中村殿が戦局を振り出しに戻す。

 こうなると帝国軍は白星を狙おうとするがパン屋とミシマ作戦がでて来てしまい痛み分けで終わった。

 スワロー帝国は次なる戦地、絡繰童夢要塞に向かうことになった。

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