昭和96年水無月15日 セ界が勝ち越す日
三本の矢、赤ヘル共和国の地に伝わる教えであるが、赤ヘル共和国軍は前線に軍師を5人も擁しても勝てないという謎現象が起きている。
疲弊したマツダの地に更に追い討ちをかけるが如く松本航空団の大空襲が迫っていた。
もはや二月も白星勲章も叙勲していない軍用カピバラ弐式はマツダの地を防衛できるのか?
序盤、義賊鼠小園が山賊どもから小判を盗むも2の刻にはハルカゼに吹き戻される始末。
4の刻、草ポケモン宇草のメガドレインを放つも5の刻には川越シェフが号砲を放つ。
しかし、その裏では樽爆弾が爆発するが7の刻に山賊どすこいが号砲を放ち、戦局は全くもっての均衡であった。
8の刻、軍用カピバラ弐式は白星勲章叙勲が叶わずメンテナンスの為撤退、塹壕戦に移行する。
その塹壕戦の最中、山賊どもの包囲網により會澤飛行隊が墜落する始末だったが菊池忍軍の活躍もあり包囲網を切り抜ける事に成功する。
裏では草ポケモン宇草の号砲ソーラービームが炸裂しポップコーン屋ギャレットを圧倒し戦局をひっくり返す事に成功する。
9の刻、制武勲章の好機にあの男、栗林中将が帰って来た硫黄島の決戦である。
先日は丁烈玖珠にやられはしたが、本日は一人も進軍を許さず見事に首都マツダの防衛に成功するのであった。
この防衛戦の勝利によりセ界の序列がひとつ上がり、12年ぶりに交流演習でパ諸国に勝ち越すという名誉を受ける事になった。
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