昭和96年卯月14日 轟く光魔法の日

 突然の雨により、行軍は遅れたが、戦力を立て直すにはいい時間であった。

 コーシエン平原付近の森の下に陣を構えた共和国軍はバロン西の攻撃を待つ。

 赤ヘル共和国佐々岡大統領の信頼を置ける戦術、森の下ゲリラ作戦であったが、敵獣人国バロン西の守護は完璧で付け入る隙が無かった。

 しかも5の刻光の戦士佐藤の光魔法でゲリラ作戦はバレており6の刻には鬼人三途の号砲がコーシエン平原付近の森の下に轟いた。

 共和国軍のピンチにブラッド卿が救援に入るがまたしても光の戦士佐藤に痛手を受ける始末であった。

 その後、カレイドスターレイラが殿を務め撤退戦の準備を整えた。

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