昭和96年卯月13日 雨天足止めの日

 大読売帝国との戦いの代償は大きかった。

 ノムスケ公爵がまさかの最前線から退くという事態となった。

 赤ヘル共和国軍は逃亡した大読売帝国軍を追ってコーシエン平原まで軍を進めた。

 そこに待ち受けていたのは半人…つまりタイガー獣人国のバロン西であった。

 しかし、道中強い雨のため、予定してたコーシエン平原まで軍を進める事が出来ず足止めをする始末であった。

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