Bパート

奈々瀬「えー…それでは気を取り直して、本編、Bパートのお時間です。

ここは作品集に加えることが出来なかった没ネタを供養し、あわよくば有志の人にその意思を継いでもらいたい、物語を紡いでもらいたいという願いも込められたコーナーとなります」

美岬「…聞けば聞くほど未練タラタラ、女々しさ全開のみっともない男ですねぇ。きっと、現実世界でも彼女はおろか友達すら居ませんよ、こんな人」

奈々瀬「いや、何もそこまで人格否定しなくても…。ほ、ほら、あそこでディレクターさん泣いちゃってるわよ」

美岬「別にいいじゃないですか。本当のことですし。それよりほら、ちゃちゃっと進めてください奈々瀬さん。お肉を食べる時間が減っちゃうじゃないですかっ!」

奈々瀬「…はぁ、流石にちょっと可哀想になってくるわね。…えー、なになに。

今回ご紹介する作品は、美岬と淳がお付き合いするお話がベースになっていた、と」

美岬「私のお話だったんですか!?なぁんだ、私のドスケベデブボディの魅力に気が付くなんて、案外見どころのあるディレクターさんだったんですねぇ。まぁ、いくら惚れられても私には淳之介くんという運命の人が居ますからね。いやぁー、モテる女は辛いですねぇ」

奈々瀬「はいはい、調子に乗らないの。いつまでも話が進まないじゃない。えっと…SSの罠にかかり、淳が女部田中隊長を引き付けてアタシ達が逃げたところからお話が始まるみたいね」

美岬「メインヒロインである私が颯爽と自転車でみんなを救い出したところからだなんて流石ディレクター、わかってますねぇ」

奈々瀬「…なんかいい加減腹立って来たわね。っと、実際にその部分をご覧いただきましょう、と言うことは、この辺りは書いていたワケね。それじゃ、実際に物語を覗いてみましょうか」

美岬「私の獅子奮迅の活躍、その目に焼き付けてくださいね!」

奈々瀬「ラジオだから何も見えないわよ…」

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