よりぬき! PLトーク集《000~009話編》
これは、本編にて語られることのなかった、「約束のプラネテス」の裏の話……そう、PL達の物語なのである!
本編は完全小説仕立てで展開されているため、PLたちの悲鳴や歓声、ダイス目の悲喜こもごもはあえて掲載しておりませんでした。しかし、ログを見ながら書いていいるうちに「あっ、このトーク面白いな……」と
つまりおまけです。なので、チラシ裏程度にご覧ください。内容も、結構ざっくばらんかつ、身内トークなものも含まれています。
なお、ばっちり本編のネタバレも含んでいますので、まだ本編リプレイをご覧になっていない方は注意してください。
本編を全て読んでくださった、素晴らしい読者の方々!
本編の話よりもPLの悲鳴を聞きたいという、ねじ曲がった心をお持ちの貴方!
シリアスな本編の裏で語られる、程よく力の抜けたPLとGMたちの物語にご招待いたします!
◆人物紹介────
今回のシナリオ『約束のプラネテス』は、普段よく遊ぶ身内の4人に来ていただき、第一回目のテストプレイとして遊んでもらったものをリプレイとしたものです。
・GM
このリプレイの筆者にして、シナリオ作成者。つまり私。事あるごとにPC/PLを暗黒面へ突き落そうと画策する。エネミーデータの作成が弱い。
・エクシア(女:エルフ)/ルナ(女:エルフ)
エクシアとルナの中の人。ボーイッシュ&クールなキャラが多く、覚悟完了しているキャラが多い。何気に「魔動機好き」と「魔動機嫌い」という両極端なキャラを扱っている。尚、驚異的なエルフ狂でもある。
・イリ(女:リルドラケン)/タイヴァルド(男:リルドラケン)
イリとタイヴァルドの中の人。両方ともリルドラケンだが、リルドラケン狂というわけではない。ただ比率は高め。今回は落ち着いたRPが魅力的だが、中の人まで落ち着いているかはまったくもって別問題である。
・ヒスイ(女:人間)/アリッサ(女:ドワーフ)
ヒスイとアリッサの中の人。ヒロイックなRPを得意とする光のPL。やさしく感受性豊かな人だが、ビルドデータの作成は鬼。GMの度肝を抜いてくる動きを息を吸うように仕掛けてくる狂人の一人。
・レイジィ(女:ドワーフ)/スチュワート(男:ルーンフォーク)
レイジィとスチュワートの中の人。上3人のキャラが濃ゆいため、だいたいいつも振り回されているかわいそうな人。常識人な立ち回りがうまく、常に最大の被害者でもある。狂人3人の間をしっかりと繋ぐ重要なメンバーなのは違いない。
◆「001:明けの明星」────
・セッション開始前トークにて────
GM :OKOK,揃いましたかな?
イリ :お待たせしました!!!よろしくおねがいしまあああす
レイジィ:ふんがー
GM :よろしくおねがいいたします! では、ソードワールド2.5「約束のプラネテス」第一日目を初めていきましょう!
ヒスイ :よろしくお願いします~~~!!!!
いつものやり取り、開幕直後の雄叫び合戦の様子。
・突然現れた「騎獣」の駒────
突然、オンラインセッションツールの盤面に現れた駒。それはレイジィの騎獣、ドンダウレスの「スカーレット」だったのだが。名前が「ダウレススカーレット」になっていた。
レイジィ:ウマ娘未プレイです
GM :「あたしが一番っ!」(あごの力)
ヒスイ :ダウレススカーレットは笑うわww
・マギスフィアに現れた謎の数列────
リプレイでは詳細に記載されていませんでした、実際に現れたのはこんな感じの数列でした。
GM :
0000 000 0111 / 00101 11 11011 11 110 10100 01011 0101 / 0001 110 00101 10101 01010 000 10100 10 0110 00010
0111 1010 10010 / 0111 1010 10010 / 01011 0000 01000 0110 00010 1011
0100 11 10101 01010 11 10 / 11011 110 01011 0111 / 01101 10101 01 11 10 101 1110 / 11011 11 110 01010 00101 10100 10 0110 00010
0111 1010 10010 / 0111 1010 10010 / 00101 10101 0000 11 110 1000 / 10111 1110 001 0110 00010
エクシア:ほう?
GM :意味不明な数列に対して、何かわかるかどうか判定をしてみよう。
GM :◆【冒険者+知力】:20 【セージ+知力】:16 で何かわかりそうだ
ヒスイ :セージで振りますわ(コロコロ)
ヒスイ :(2D6+12) > 8[4,4]+12 > 20
レイジィ:がんばれっ冒険者知識っ(コロコロ)
レイジィ:(2D6+10) > 2[1,1]+10 > 12
イリ :冒険者知識で……(コロコロ)
イリ :(2D6+8+2) > 11[6,5]+8+2 > 21
エクシア:ぼーちでいくぞ(コロコロ)
エクシア:(2D6+7+3) > 5[4,1]+7+3 > 15
GM :この差よ
エクシア:わかりません
レイジィ:(ぜんぜんわからん)
イリ :(ひらめいた顔)
レイジィ:データ上、本職の奴らの方が卓に立たない模様
ヒスイ :レイジィに至っては目をつむってそう
と、酷い有様だったのでした。
実は上の数列は、モールス信号(日本語カナ)を1/0表記に変換したもので、ちゃんと解読しようと思えばできなくはありません。正しくは次の文章。
コレハ シ゛ト゛ウテキニ ソウシンサレテイマス
ハロー ハロー キコエマスカ
ケ゛ンサ゛イ トウキハ モンタ゛イナク ト゛ウサシテイマス
ハロー ハロー シンコ゛ウヲ オクリマス
◆「002:忘れられた遺跡」────
・辛辣な「ごめんなさい」────
本編文章────
イリは買い揃えた品を運びつつ、ぐっとその背に背負っているレイジィを指さす。
「遅れは同感です。……ですが、毎度毎度背負うのも困りものです」
「仕方がないだろう。28年
「うぐっ……ひ、酷い」
と、イリとヒスイは、無自覚な言葉のナイフでレイジィをめった刺しにしていた。そんなやりとりをみて、エクシアは笑いつつ、
「まぁまぁ、その親子移動ウケるからいいじゃん」
「ですがやはりこんな怠惰な生き様ではだめです! レイジィ、謝ってください!」
「ぐっ……い、生きててごめんなさい……」
PL会話────
GM :(会話を見て)鬼か?
イリ :謝ってくださいの一言で生きててごめんなさいっていう謝罪を引きずり出すの鬼畜の所業。
ヒスイ :一人でめっちゃ笑ってましたわww
これが狂人たちの日常である。
◆「003:残された記憶」────
・探索の一場面にて────
GM :
エントランスの受付には、看板が設置されている。鋼鉄の板に、なにやらマークが印字されているが、ひどくさびついているらしい。詳細を調べるのであれば、[冒険者+知力:18]or[マギテック技能+知力:16]or[セージ+知力:14]で調べることができそうだ。
ヒスイ :セージ知識 でいきますわ(コロコロ)
ヒスイ :(2D6+12) > 3[1,2]+12 > 15
エクシア:お、セーフ
イリ :ほっ
エクシア:一人通ったからいいか
ヒスイ :ギリギリだった
GM :(にっこり)
GM :では情報を公開しよう。
GM :[セージ]で成功した場合
ヒスイはこのマークが、魔動機文明時代に栄えた「ハーヴィン都市同盟」について書かれた歴史書の中に記されていたことを思い出す。なんでも、魔動機文明末期にハーヴィン都市同盟の中でも特に秀でた技術者たちを集め、研究を行っていたチームのシンボルだとわかる。
エクシア:げ、技能ごとに何が得られるか違うタイプか
イリ :ほぉ~ん。なら振っちゃお
……と、今回のセッションでは調べる技能ごとに得られる情報が異なるよう、あらかじめ設定していました。たった一つの技能だけで突破できないよう、また、他のPCの活躍の場面が作れるように、情報を得られる技能は分散されています。
・割と知られてない?「ハーヴィン都市同盟」────
エクシア:ハーヴィンってなんだっけ?
ヒスイ :オリジナルだと思いますわ
GM :オリジナルじゃないぜ!
イリ :ハーヴェスっていう都市の前身。集団?町?なのかしらないけど
エクシア:へー……
ヒスイ :にわかだった……
GM :ハ―ヴェス王国の前身の都市国家(?)ですな、大破局直後まではあったみたいですが、その後ハーヴェス王国の王政へと移行したようです
イリ :なるほど
実はルールブックⅠ、380頁に書かれていますが、どんな国家だったのかは書かれていません。今回のセッションでは、大破局直前から存在していたものとして扱っているので、公式設定とは若干の齟齬があったりします。うっかりうっかり。
・MAPをつかった探索シーン────
GM :(オンラインセッションツールの盤面に探索MAPを張る)
レイジィ:おぉ、ひろい……
イリ :またつよつよマップが出てきた
ヒスイ :こういうシナリオ大好き
エクシア:わかる、わくわくする
レイジィ:すごいよね
レイジィ:はじめてGMのシナリオ(別シナリオ)やったときもこんなのだった
GM :ちょっとMAPが見にくいかもしれん……そこはごめんね!
レイジィ:なつかしい
探索をする際、分かりやすくするためにMAPを作って貼っています。オンラインセッションを行うときは、こういう小道具があると便利ですね!
・警備室の紙を拾うシーン────
本編文章────
イリは少し残念そうに、あたりの警備設備をみて嘆息を漏らす。そんなイリを横目に、レイジィは落ちている書類を拾い集めていた。
「こんなに踏みつけられて……かわいそうに……」
「これは、読んでおいた方が良いかもしれませんね。当時のことが何かわかるかもしれませんし」
PL会話────
イリ :紙にかわいそうに……って言うレイジィ見て、能動的に動けないもの同士心が通じ合うのか?とか言いそうになる
ヒスイ :踏みつけられたのを、自分と置き換えてる気がしてしまった
イリ :かなしい
レイジィ:ただしい、両方正しい……
GM :(この人たち鬼か?)
・警備兵たちの報告書を読んだ時
レイジィ:(読み終えて)逃げた描写がないので、全員殺されたのかなぁ
イリ :まぁ水漏れ+手が離せない は大破局関係なんやろな~って
エクシア:せやろねえ……僕は幼女のおやつが、毒かゆうまお菓子だと疑ってしまったよ
GM :疑いすぎィ!!
イリ :草だ
ヒスイ :受け取ってくれててよかった……
GM :(まぁ受け取るかどうかは、300年前の君たちの動き次第なんだがな)
このときGMは誰よりもにっこりと笑っていました。
◆「004:欠片を拾って」────
・問題の食堂探索シーン────
GM :部屋の中は[探索判定:13]or[病気知識判定:14]で調べることができそうだ。
ヒスイ :病気知識で(コロコロ)
ヒスイ :(2D6+12) > 11[6,5]+12 > 23
エクシア:じゃあ探索で(コロコロ)
エクシア:(2D6+8) > 10[4,6]+8 > 18
イリ :探索でいくぞ(コロコロ)
イリ :(2D6+9) > 2[1,1]+9 > 11
イリ :グエー舐めちゃったンゴw
GM :草 それはヤバい病気とか貰いそう
ヒスイ :舐めるなww
GM :(GMから黒い塊は血液が凝固したものと知らされる)
ヒスイ :事件ですね!
GM :えっ、ていうかマジで舐めてるの??
イリ :すぐ吐き出すからセーフセーフ
GM :OKOK(OKではない)
まさかこれがリプレイ化されるとは、この時誰も思っていなかったのである。
・廃墟探索する冒険者たち────
エクシア:このPTってなんか、JKかJDの学生グループ感すごい。緩い感じの。
イリ :たしかに?
エクシア:ゆるいけどちゃんとパーティしてる的な
GM :そういえばそうかも……そう考えると、夏場に廃墟探索に来た学生に見えてきた
ヒスイ :草
イリ :仕事熱心な奴とダラケルススがいるのが大学の研究室っぽい
ヒスイ :これ、レイジィかヒスイが最初に死ぬのでは?
ホラーなシナリオなら真っ先に死にそうな二人。ですが死者どころか気絶者すら出ませんでした。流石冒険者……!
・医務室のカルテと写真────
GM :(医務室に散らばるカルテの描写をする、どの診断書にも「死亡」の文字が書かれている。そして写真が一枚地面に落ちた)
イリ :ほぼ全員が死亡?本当に医務室でござるか^~??
イリ :GMのだぁいすきなタイプの医務室か???
GM :どんな医務室だよ!!!
そして、写真についての描写を行うGM
本編文章────
写真に写っていたのは、二人の人物だった。一人は背の高くほっそりとした男性だ。白衣を纏ったその男性は、少し長い髪を後ろで束ね、ポケットに手を入れてほほ笑んでいる。その姿はどこか頼りなさげだが、優しそうな人物だ。
男性の少し前に立っているのは、活発そうな笑みを浮かべた少女だ。10歳ぐらいだろうか、ややカールした明るい髪を後ろでまとめたその子は、白衣の男性の前で嬉しそうに立っている。頭からは犬のような可愛らしい
年齢差を見るに、年の離れた兄弟か、親子のようにも見える二人だが、その仲の良さは写真を通してでもわかることだろう。その写真の裏側には、『彼女のお気に入りの展望台にて。Drメテオール』と書かれていた。
PL会話────
エクシア:まーたリカント少女だよ、絶対これ改造人間だろ
ヒスイ :GMの十八番
イリ :いつもの
GM :(ギクッ)
ば、ばれとる……! さすが毎回私の造るシナリオを踏破してきているだけありますね、この人たち。これが狂人の洞察力というものか?
しかし手癖でうっすらと感づかれていたとしても、この先の展開がどうなるのかはまだ分かるまい、と高をくくっていたGMなのでした。
・魔動機を引き上げろ!────
水中に沈んだ魔動機、それを引き上げるため岸で作戦を練るPL達。
GM :なお、引き上げる場合、筋力判定で引き上げることになる。目標値は60!全員で引っ張って、達成値を加算してOK
イリ :筋力B、1.2.2.2!w
GM :(キャラシを確認するGM)……うわっめっちゃ非力ィ!!
エクシア:無理無理で草
ヒスイ :紐で結んで、丘で引っ張る感じかな
GM :そうだね、ロープで牽引しよう。スカーレットも参加していいぞ。
イリ :ダイスでなんとかするぞうおおおおおお
ヒスイ :うおおおおおおおお
GM :(いや、さすがにきついか……?)
イリ :冒険者+筋力 (2D6+8+2) > 8[2,6]+8+2 > 18
ヒスイ :冒険者+筋力 (2D6+7+2) > 8[6,2]+7+2 > 17
ヒスイ :半分超えた
GM :いけるんかい!!
エクシア:冒険者+筋力 (2D6+7+1) > 9[4,5]+7+1 > 17
GM :うぉ、あと8か。余裕で行けそう。
レイジィ:じゃあ引っ張ろう……スカーレットが
ダスカ : 打撃点で代用 (2D6+10) > 3[1,2]+10 > 13
※ダウレススカーレットのこと、略してダスカ
ダスカ :「ふふん」
イリ :レ イ ジ ィ 不 参 加
レイジィ:あたりまえですよねぇ?
ヒスイ :レイジィ見てるだけ?
レイジィ:うん、そうだよ
イリ :キャラ付け固まったな!
GM :スカーレットのが仕事してる説
イリ :そのためのライダー
レイジィ:そのとおり、そのライダーはサボるため
と、レイジィを象徴する(?)イベントになったのでした。
◆「005:遭遇」────
・修復材はどんな香りか?────
T字路で冒険者たちを挟み込むようにして現れる敵魔動機。しかし、冒険者たちは即座に対応し、逆に範囲攻撃を連打して一気に削りとる作戦に出る!
エクシア:(射撃後)うおー落としそこねた、けど次で範囲で墜とすやろ
イリ :(瀕死のグルバルバをみて)ほら修復液散布しろよ……ほら……
GM :くっ……でも悔しいけど回復しちゃう!
イリ :おけおけ。300年物の修復液、くさそう
GM :ちゃんとミントのいいにおいするから!
イリ :ならヨシ!
ヒスイ :よくない!!
◆「006:暖かな時間」────
・生命VS精神 料理秘奥義対決────
戦闘を終え、一度キャンプに戻って食事をとることにした一行。
GM :ではキャンプにはある程度食材や調理器具も用意されているようだ、簡単なものなら作ることもできるだろう。任意の判定で作ってもよい。爆発させるんだ。
ヒスイ :「私はこの手帳を解読してますので、ご飯は任せましたよ!!!」
GM :逃げおった!
ヒスイ :アップルパイしか作りそうにない子と、野性的なのが出そうな子、生かインスタントの子が残りましたね
GM :地獄だ……
イリ :冒険者+生命で生命料理出しちゃうよ~~ん
GM :「生命料理」ってなんだ……踊り食い的な?
ヒスイ :生命料理って何になるの……??
イリ :ソヤッ
イリ :生命料理 (2D6+8+5) > 9[5,4]+8+5 > 22
GM :高けぇ!
エクシア:生命料理ってなんだよ! しかも22で草
イリ :これはいわゆる生食文化の集大成なんだよね!(ドヤ顔)
レイジィ:じゃあこっちは精神で!
レイジィ:精神料理 (2D6+7+4) > 10[5,5]+7+4 > 21
GM :割といい勝負で草
レイジィ:レトルトを作るのがうまいんだよ
GM :これはあれか、生食VSずぼら飯みたいな
イリ :精神下がりそう……
ヒスイ :振るだけ振ってみよう
ヒスイ :生命料理 (2D6+10) > 7[5,2]+10 > 17
GM :うーんそこそこ! イリとレイジィが強すぎる……!
GM :しかし生命料理ってなんだよ!! なんか…生か干した何かが盛りつけられてるのかな?
イリ :1.素材を用意する。
イリ :2.必要があるなら切ったり裂いたり味をつけたりする。
イリ : の2工程のみで完成される料理を指す
イリ :───ハーヴェス広辞苑
GM :それは料理なのか??
イリ :素材調達センスが9割を占めるので……料理っていうか採取・狩猟かも
GM :もはや調理どころの騒ぎではなかった
ヒスイ :味は達成値的に美味しそう
GM :見た目はともかく…味は保障できる達成値の高さだ
イリ :見た事もない野菜の塩もみとかも生命料理に含まれるからよ
GM :“見たことも無い”
GM :精神料理はなんだろ……創るのが圧倒的に楽なんだろうか
レイジィ:(保存食と保存食を組み合わせて出る圧倒的うまあじ)
レイジィ:精神料理……つまりズボラ飯です
レイジィ:ちょい足し保存食みたいな。チャルメラにチャーシューが入ってるみたいな感じ?
GM :うーむ普通に美味しそう。避難生活とかで重宝しそうだ
こうして謎めいた料理を作った冒険者たちでした。リプレイではある意味一番表現に苦しんだ部分でもある。
◆「008:地の底の死闘」────
・激戦のクリティカル祭り────
大量のグルバルバたちと、ラングガーグナー。そして、エルトリアスに囲まれ絶体絶命の冒険者たち。しかも、そのエルトリアスは高い機動性を使い、一気に後衛を狙って襲い来る!
敵の戦力を減らすため、味方ごと【ショットガン・バレット】で撃滅する作戦に出た冒険者一行。エクシアの手番となり、運命のダイスロールが始まった。
エクシア:下の乱戦に【ショットガン・バレット】
エクシア:命中判定 (2D6+12+1+1) > 7[6,1]+12+1+1 > 21
ダスカ :回避判定 (2D6+9) > 6[2,4]+9 > 15
イリ :回避判定 (2D6+13) > 11[5,6]+13 > 24
イリ :しゅぱっ!
ダスカ :まぁそうよね…!
GM :敵の回避力は固定値を使っているので16と17! 敵には全て命中した!
エクシア:んじゃダメージ!
エクシア:ダスカ⇒威力20[9]+10 > 2D:[1,1]=2 > ** > 自動的失敗
エクシア:グルバルバA⇒威力20[9]+10 > 2D:[5,4 2,5]=9,7 > 7,5+10 > 1回転 > 22
エクシア:グルバルバB⇒威力20[9]+10 > 2D:[6,4 5,5 4,6 5,2]=10,10,10,7 > 8,8,8,5+10 > 3回転 > 39
エクシア:ラングガーグナーA⇒威力20[9]+10 > 2D:[6,5 3,6 5,5 1,4]=11,9,10,5 > 9,7,8,3+10 > 3回転 > 37
エクシア:さらに追加攻撃で、もっかい同じことするぞ!
エクシア:命中判定 (2D6+12+1+1) > 7[5,2]+12+1+1 > 21
ダスカ :回避判定 (2D6+9) > 5[4,1]+9 > 14
イリ :回避判定 (2D6+13) > 11[6,5]+13 > 24
エクシア:ダメージ!
エクシア:ダスカ⇒威力20[9]+10 > 2D:[2,5]=7 > 5+10 > 15
エクシア:グルバルバA⇒威力20[9]+10 > 2D:[5,5 6,3 3,2]=10,9,5 > 8,7,3+10 > 2回転 > 28
エクシア:グルバルバB⇒威力20[9]+10 > 2D:[2,2]=4 > 2+10 > 12
エクシア:ラングガーグナーA⇒威力20[9]+10 > 2D:[5,6 4,1]=11,5 > 9,3+10 > 1回転 > 22
イリ :こっちの敵3体とも落ちたよ
GM :はぇぇぇぇ!!! てか回し過ぎだろ! こんなことなら別乱戦の3体も投下しておくべきだったか・・・!
しかしその後、別の乱戦グループも速攻で撃滅され、残るはエルトリアスだけに。エルトリアスも必死に冒険者に襲い掛かりますが、最大火力をぶつけても倒せなかった冒険者たちを倒すことはできず、そのままじりじりと削られ。そのまま倒されました。いやー……冒険者強いな!
・ラストアタックボーナス────
エルトリアスも終わりが見え、残り一撃で倒されるというタイミング。
GM :じゃあ最後、なんかいい感じに倒しちゃってください!(雑)
エクシア:わろた
ヒスイ :MPがないから応援ですかね
レイジィ:常に応援だけしています
GM :いや倒しておくれ!! 〆はだれだ?
イリ :じゃあ行こうか
そして、ここから一連のRPとなった。
本編文章────
デリンジャーを再び構えながら、エクシアは懐から
「皆さん、弱点は胸部のコアです! 盾のない今なら……」
「────つまり、そこが一番価値のある部分なのだな」
「えっ、まあそうですけど……」
「では、あまり壊しすぎるな。いい部品を取り損ねるからな」
イリはナイフを取り出しながら、皆にそう伝える。レイジィはこくりと頷き、
「じゃあスカーレット! テイルスイープ!」
その掛け声に、スカーレットは威勢よく咆哮をあげて、銀騎士の脚部へ長い尻尾を叩きつける。強烈な一撃に、膝をつく銀騎士に颯爽と近づくのはイリだ。ナイフを片手に銀騎士の関節部分を的確に切り刻んでいった。稼働に必要な制御ラインを次々に破壊された銀騎士は、糸の切れたようなマリオネットのように、その場に倒れ伏した。
PLトーク────
ダスカ :「がおー」
ダスカ :(圧倒的肉厚と強靭なしなりから解き放たれる破壊の旋風が魔動機を襲う)
イリ :小さなナイフで関節のコードを少しずつ切っていこう
イリ : 地 味
GM :草
ヒスイ :かっこつけてええええ!
イリ :それじゃナイフでジャグリングしながら斬っていくくらいはするか……大道芸人になってしまいました
ヒスイ :弱点はコアです→コード少しずつ切っていこう
ヒスイ :お金にがめつすぎるよ!!
イリ :だってお仕事だし……
ヒスイ :私が悪かった
割と世知辛い冒険者世相を反映した動きだったのでした……
◆「009:真実の語り手」────
・セッション終了後トークにて────
GM :と、言ったところで 今回のセッションはここまで!
イリ :おつかれさまでした~~~~
レイジィ:おつかれさまでした!
ヒスイ :おつかれさまでしたああああ!
エクシア:おつかれさまでした!!
GM :300年前に何があったのか、カルディア・グレイスなる魔動機が貴方たちに何を頼みたいか。その事実を知るために、「過去に生きた者たちの物語」では実際に300年前の出来事を体験してもらいます
ヒスイ :ほ~~~~好き
イリ :おファッ
レイジィ:なるほど
イリ :期待が高まる……種族かぶってたのある意味丁度いいな!
レイジィ:つよつよじゃん! スチュワートくんは働き者にしよう
イリ :じゃあタイヴァルド爺は道楽者にしよ
と、次回セッション「過去に生きた者たちの物語」へと物語は繋がっていくのでした!
さて、「よりぬき! PLトーク集 《000~009話編》」はここまでとなります。少し変わった形のリプレイとなりますが、本編と合わせて読んでいただけると嬉しいです!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます