026:『約束のプラネテス』

 少女の声が、通信に乗って聞こえてくる。300年間、誰からも忘れられ真っ暗な宇宙を惑い続けた者。今、その少女────ライカが目の前にいる。


「……あぁ、お前がライカか」


 ライカの問いかけに答えたのはイリだ。


《ぁ……な、んで……》


 目の前の巨大な箱舟プラネテスの船首には、窓に張り付くようにしてこちらを眺めている少女の姿がある。その声に、続けるようにして“フォルトナ”から連絡が届いた。


《……こちら“フォルトナ”。用意が整いました、いま“プラネテス”側のハッチを解放します。皆さんはそのまま、“プラネテス”へと移乗してください》


 その声と同時に、“プラネテス”の胴体部分が大きく開く。イリ、レイジィ、ヒスイ、エクシアは宇宙空間での遊泳を楽しみながら、ゆっくりと“プラネテス”へ進む。


「……それにしても、とてもきれいな景色ですね。エクシア、この光景を撮影しますか?」


 ヒスイは“プラネテス”に進みながら、後ろを振り向いてそう呟いた。そこには、真っ黒な宇宙を背景に、蒼く輝くラクシアが浮かんでいる。未だ誰も────いや、四人と一人の少女以外見たことのない、幻想的な景色が広がっていた。


「んー……それがねぇ。機材マギスフィア、おしゃかになっちゃったんだよねぇ。さっき誘爆させたとき、さすがに機材の方は耐えられなかったみたいでさ」


 エクシアはそう言いながら、どろどろに融解したマギスフィアを放り投げた。 


「それにさ。その景色を今までずっと見てきて、未知の世界を歩んできた子がそこにいるわけだし。────それなら、本人に直接聞いたほうがいいんじゃない?」

「……それもそうですね」


 そうして、「アルテミス」の4人は来訪者を迎え入れる“プラネテス”のハッチをくぐり、箱舟の中へと進んでいった。


    **


“プラネテス”の内部は、“フォルトナ”よりも広かった。巨大な箱舟というだけあって、居住空間や貨物の積載容量は遥かに大きいらしい。鋼鉄の床を踏み、4人は真っ暗な宇宙空間から“プラネテス”のハッチをくぐり舞い降りる。

 ゆっくりとハッチが閉ざされ、部屋内の気圧が保たれた時だ。部屋の片隅にある扉が、音もなく開かれた。そこには、少女が立っていた。


 明るい髪を、後ろで二つ結びにしたその子は、息を切らしながら「アルテミス」のメンバーを見つめていた。頭には犬のような獣耳が見えており、緊張しているのかぴんと立っている。随分と長い間、睡眠状態だったのか立ち歩くのがやっとのようで、壁に手をついて何とか体を支えていた。薄い手術服のような簡素な服を着た少女の首には、無数のケーブルが接続されており、少女が歩くたびにずるずるとケーブルがこすれる音が響く。


「……ああ、お前がライカ。か」


 イリはそう呟き、目の前の少女へと声をかける。


「312年だったか、お疲れ様────迎えに来たぞ」

「ぁ……な、んで……」


 少女ライカの顔には、驚きと動揺の色が浮かんでいた。突然現れたものたちが、自分の名前を知っている。300年前、人々と別れてからただの一度も呼ばれたことのないその名を、彼女たちは口にしていた。


「ど……し、て」

「……私が誰かに似ているとは思わんか?」


 その言葉に、ライカは目を見開く。かつて遥か大昔、自身に聖印を渡してくれた人物を思い出していた。


「……タイ、ヴァルド……?」

「ふふ、人間たちがリルドラケンは似てて、どれがどれだか解らんというのは本当なのだな」


 イリはそう笑いながら、ゆっくりと翼をはためかせる。その姿をみて、ライカはタイヴァルドのことを思い返していた。優しく、暖かく、落ち着いた声。目の前の人物はよく似てはいるが、どこか違う空気を纏っていた。


「やぁやぁ、あたしはエクシア。スィルーンの森のエルフさ。見ての通り魔動機術マギテックの研究をしていてね」


 イリの後ろからひょいと顔を出したのはエクシアだ。周囲の魔動機を触りながら、興味に満ちた瞳をライカへと向けている。


「スィ、ルーン……? リリ、アノヴァじゃ……ない、エルフの人……?」


 とぎれとぎれにライカは問いかける。かつて、“魔女”を名乗ったエルフとはまた違う森の名を聞き、ライカはルナのことを思い返しながらそう呟く。


「“リリアノヴァ”? ……へぇ、驚いたね。それはあたしの森のお隣さんのことだ。今でも“魔女”なんて名乗る古式ゆかしいエルフたちがいるよ」


 エクシアもまた、驚いた様子でそう呟いた。とある魔女ルナの繋いだ想いは、300年たった今でも静かに森と共に生きていた。


「……あ、どうも、えーと魔動機文明アル・メナス人、さん?」


 にへらにへらと若干人見知りしながら現れたのはレイジィだ。そしてその後ろからはヒスイがむっとした様子でレイジィに問い詰めていた。


「レイジィ! そんな様子で話しかけられたら、ライカさんが怯えるでしょう? 謝ってください!」


 わいわいと騒ぎつつ、ヒスイは改めてライカの方を向き、手を差し伸べながらこう言った。


「わたしは退治屋を営んでいます、ヒスイです! どうぞ、お見知りおきを」


 その手に、ライカは触れようとして────躊躇する。もし触れてしまえば、夢が覚めてしまうような、そんな不安がライカを躊躇わせた。だが、その怯える手をヒスイは優しく包み込んだ。かつてアリッサと抱き合った時の暖かさをライカは思い出していた。そして、その手に重ねるようにレイジィが小さな手を乗せる。


「ご、ごめんなさい……もしかして、怖かった?」


 重なり合う手。彼女たちの手は暖かい、あの時スチュワートと交わした握手のように、人の温かみをライカは感じ取る。レイジィのその言葉に、ライカはふるふると首を横に振った。そして、口を開き小さな声で語り始めた。


「────は、じめまし、て……あ、あのっ。ボクっ、は、らいッ、カって名ま、えで」


 ライカはたどたどしく言葉を発する。永い間、誰とも会話をしてなかったためか、その声はかすれ、小さく、聞き取りにくい。だが、彼女は懸命に声を発しつづける。ライカはあふれ出る感情を抑えようと必死で、何とか笑みを造ろうとしていた。


「ごめっ……なさっ────変、だよね。初めて、あうのに……こんなっ、涙とまんなくって」


 ぽろぽろと、大粒の涙が彼女の頬を伝う。笑顔と泣き顔の中間のような表情で、ライカは声を紡いでいた。


「涙って……誰かに、あえ、なくなる時に、でるはずなのにっ……なんで……」


 ライカは涙を零しながら、なんども、なんども涙をぬぐう。その手をヒスイは静かに握る。


「そんなに強くこすったら、赤く腫れあがってしまいますよ? 大丈夫、泣きたいときは泣いてもいいんですから」

「そうそう。ま、時間はあるんだし、ゆっくりやっていこーよ。あたしはエルフでさ、今年19なの。あと”“300年”ぐらいは平気だよ!」


 エクシアはそう言いながら、適当な積み荷の上に腰を下ろす。


「どうして……みんなは、ここに?」


 ライカは涙で濡れた顔を4人に向けながらそう呟いた。


「大破局で正義が勝ったから、私たちは迎えにこれたんですよ。ライカさん」

「あぁ、勝ったかどうかは微妙なところだが……大破局で人族は“終わらなかった”」


 ヒスイの言葉を拾い、イリはそうつづける。ヒスイは「きっと勝ったんです~」とふくれっ面をしている。


「私は大破局はまだ続いているものだと思っているよ。現に、“タイヴァルド”の故郷は今もなお、蛮族と戦うための集落として機能している。今も間接的ながらに攻防戦は続いているしな」

「まあね、勢力図はライカの知ってる時代のものとは変わっちゃったけど、“人”は生きてるよ。……あたしらがこーして仕事できるぐらいにはね」



「あれから……たくさんの人たちが生き延びて……。じゃあ、みんなは“約束”、守ってくれてたんだ……」


 ライカはそう小さくつぶやき、力が抜けたように膝をつく。彼女は天を仰ぎ、涙を流す。


「……かった、よかった! もう、みんな、だれも……いなくなっちゃったと思ってた……!!」



 慟哭が室内に響く。だが、その声には安堵の色が混ざり、かつて交わした約束のことを思い出しているようだった。『ライカが、たった独りにならないように。貴方が帰ってくるときに、沢山の人たちが待っている世界になるように』と、かつての英雄たちは戦い抜き、その約束を果たしたのだ。


 その様子を、4人の冒険者は見守っている。今度は天を仰ぐだけでなく、共に歩く友として。彼女たちはライカに再び手を差し伸べたのだった。


「いろんなものを見に行きましょう、ライカ。貴方が知らないもの、貴方の見たことのないものを一緒に」


 ヒスイの言葉に、小さくライカは頷いた。300年前の言葉を思い出し、約束のその続きに想いを馳せる。


「そうだねぇ、でもその前に……キミの見てきたこと、知ってることを教えてほしいよね。ライカは“未知”の塊だからさ」

「まったく、ライカ。自分がどれだけ貴重な存在なのか、今に思い知ることになるぞ」


 エクシアはそう呟き、それを聞いていたイリは肩をすくめる。きっと、彼女のこれからの人生は今まで以上に激動のものとなるだろう。だが、その道のりは“独り”じゃない。 


「昔の事情はともかく、今は自由……かっていうと、どうなんでしょう。地上に戻ったら、それこそ引っ張りだこになっちゃうのかな?」

「大丈夫ですよ。例えそうだとしても、もう一人じゃありません。わたしたちがいますから!」


 彼女たちの言葉に、ライカは不思議そうな顔をして見上げる。


「……そう、なの? ボクが、貴重……」

「ふふ、でも貴方が貴重だから助けに来たわけではありませんよ。かつての貴方たちの行いに感謝を、それと……お友達になりにきたんですから」


 ライカは目を見開く。かつて、300年前現れた“友達”の姿を、彼女たちの姿に見たのだ。あの時も同じように、同じことを言ってくれた人たち。古き思い出を思い出しながら、ライカは小さなその手を差し出した。


「その……大切な人たちが、教えてくれたから。握手っていうの? 友達に、なった証って」


 その手を、ヒスイは握る。


「……312年前でも変わらないんですね。過去と、今を繋ぐもの……素敵です」

「確かにそうだな。魔動機文明時代は友好の証が接吻、などといわれたら困るところだった」

「よ、よかったら私も……300年前の人とお友達……へへへ」

「あっ、あたしだけ乗り遅れた感じ? ほらほら握手握手!」



 最初に、小さな手があった。

 そこに、もう一つの手が現れて、互いにその手をつないだ。

 重なるように、つながるように。そこには二つ、三つといくつもの手が現れた。


 今と過去、そして未来へと続く道。

 ライカの歩んだ道には、いつしか多くの者たちが関わって、長い時間をつなげていく。300年前の英雄たち、そして今を生きる彼女たち。これからは、ライカと共に、彼女たちの物語が始まるのだろう。


 ライカの小さな手を握る、4つの暖かな手。種族も、年齢も、何もかもが違う者たち。だが、彼女たちの交わした握手は、そんな未来を予想させるものだった。



    **



 泣くじゃくるライカと、彼女の手を握る4人の冒険者たち。そんな彼女たちを乗せた“プラネテス”の機内に、放送がかかる。それは、彼女たちを乗せて宇宙ここまできた“フォルトナ”の声だった。


《……ありがとうございました。これで、貴方方に依頼したものは、全て完了です》


“フォルトナ”の声は、今までに聞いたことがないほど穏やかで、優しい声だ。魔導知能と呼ばれる、作られた知性とは思えないほど、その声には意志が宿っていた。


「この声……ドクター……!? ど、どこにいるのっ!?」


 機内にかかるその声に、ライカは声を上げて反応した。“フォルトナ”はそんなライカの声を聴いているのか、ライカと4人に向けて語り掛けている。


《……ライカ、キミにはもっと、沢山のことを伝えたかった。いろんな景色を見せてあげたかった》


《狭い研究所の中だけじゃない。広い世界の、美しい景色を。キミに沢山の友達を作ってほしかった。私だけじゃない、多種多様な人たちと、いろんな文化に触れてほしかった》


 4人はその声を聞きつつ、窓から船外の“フォルトナ”を見ると、徐々に“プラネテス”から遠ざかっていくのが見える。


《私の人生は、失敗と後悔と間違いの連続だったけど……今回は、悔いのない選択をしたと思ってるよ》


「ドクター……?」


“フォルトナ”はぐんぐんと加速し、“プラネテス”から離れていく。その行く先にあるのは攻撃衛星“イグニス”だ。


《ありがとう、私の大切なライカ。キミと出会えたことは、私にとってかけがえのない出来事でした。遅くなってしまったけど、私はキミが幸せに生きるための世界を────守る》


《冒険者さん……勝手な、お願いですが……この子の、友達として、今を生きる人々の一人として……ライカのことを、頼みます》


 距離が離れたせいか、その声にはノイズが混ざりつつある。


「……らじゃー」

「こんな優しい子ですからね……任せてください」


 窓の外を覗いていたレイジィは“フォルトナ”の姿を見つつ呟く。


「ワタシたちは“プラネテス”に乗って帰る。フォルトナは、最期の仕事をしに行ったみたいですね」

「……イグニス本体を止める気か? 確かに、必要だろうがな」


《イグニスだけは、我々が生み出した怪物だけは……我々の手で片を付けましょう。それに、私は“フォルトナ”ですから》


 その声に、迷いはない。4人も静かに“フォルトナ”の声を聴いていた。ただ一人、ライカを除いては。


《貴方たちの選択のおかげで、我々は、かけがえのない大切なものを守る機会を手に入れれました。……過去の、そして現在いまに至るまでの、すべての英雄たちに感謝します》


「ドクターっ!!!」


 機内にライカの声が響く。彼女は窓の向こう、遥か宇宙の果てへと進んでいった“フォルトナ”を見て叫んでいた。



《────ありがとう》



 最期に、“フォルトナ”の────Drメテオールの声が機内に響く。その直後、はるか遠くで、凄まじい光が放たれた。まるで太陽が昇ったかのようなその明かりは、真っ暗な宇宙を光で照らしだした。“フォルトナ”からの通信は、いつまでもノイズの音が流れている。


「……さようなら、Drメテオール」


 そう、ヒスイは呟いた。

 彼女たちを乗せた“箱舟プラネテス”はぐんぐんと高度を落とし、地上へと還っていく。窓の外は、真っ黒な星々の世界と、母なるラクシアの青い光に照らし出されている。そして、その間もずっと、ライカは大きな声を上げて泣き続けていた。




 轟音と共に、“プラネテス”は地上へと降りていく。ライカは、静かに涙を流しながら座席に座っていた。だが、その隣には友がいる。ヒスイが、レイジィが、イリが、エクシアが。彼女たちが側にいる。今の彼女は、自分の抱える痛みや悲しみを、分かち合うことができる“人間”へとなっていた。


 不意に、地上から通信が入る。


《……通信回復。こちら、地上管制、魔導知能“カルディア・グレイス”です。レーダーにて、地上へと降下を開始した“プラネテス”を確認しました》


《高度は安全高度であることを確認。これより、“プラネテス”はラクシアを2週半ほどしたのち、アルフレイム大陸南部、当基地周辺に落着します》


《これによって、全オペレーションが完了。当機は直ちに自滅機能を作動させ、すべての機能を完全に終了します。貴方方、冒険者“アルテミス”の助力に、最大限の謝意を表明します》


 淡々としたその言葉は、いつ聞いても変わりがない。だが、一つの仕事を終えて安心したような、そんな安堵感が通信からは伝わってきていた。


《地上に至るまで、しばしの間、空の旅をお楽しみください。それでは、さようなら。冒険者の皆さん》


 最後にそう通信を述べ、“カルディア・グレイス”は通信を切ろうとする。だが、一言だけ“カルディア・グレイス”は言葉を述べた。


《────そして、おかえりなさい。ライカ》


 その言葉を聞いて、イリとエクシアは肩をすくめる。なんとも、人間臭い魔動機だと。最後まであの調子を貫いていたのは、“カルディア・グレイス”なりの照れ隠しだったのかもしれない。

 レイジィは二度と見ることはないだろう、空の旅を満喫しつつ、ライカとその隣に座るヒスイを見つめていた。これから彼女を待ち受ける世界は、もしかしたら過酷なものになるかもしれない。その時、何ができるかと思いを逡巡させるが……無事に地上にたどり着いてから、皆で話し合おうと、ひとまずは目をつぶったのだった。


「ここからが、始まりですよ。ライカ」


 ライカの隣に座るヒスイは、そう呟いて懐から一枚の写真を取り出し、ライカに渡す。それは、遺跡の中で拾った「Drメテオールとライカ」の写真だ。かつて、ライカのお気に入りの場所だったという展望台で撮られたものだ。


「これ……ドクターとボクの……」


 ライカは受け取った写真を見つめる。ずっとむかし、ドクターと共に撮った写真。いまでも、そのことを思い出すことができる。ライカの心の中に、ドクターは生き続けている。それは、かつて友達と交わした約束と同じように、彼女の心に大切な何かを残してくれていた。


 ライカはヒスイを見つめ、そしてイリ、エクシア、レイジィを見つめて、小さく微笑んだ。過去は変えられない。だが、未来は変えられる。彼女たちの歩む先に何があるのか、誰にも分らない。だからこそ人は惑うのだ。だからこそ、友と共に歩むのだろう。


    **


 ソラを墜ちていく君たちは、蒼き星ラクシアへと還っていく。


 ふと、真っ暗なソラへと目を向ければ、攻撃衛星“イグニス”と“フォルトナ”の破片が地上へと降り注いでいるのが見える。一つ一つがまるで小さな星のようで、激しく煌めき、流星となっては消えていく。彼女たちもまた、輝く流星のように、孤独な旅路を終えて、母なる大地へと帰るだろう。


 その少女は泣いていた。


 始めは、涙の意味さえも知らず。

 悲しみを知り、別れを知り、そして今、再び別れを迎えて。

 だが、少女は悲しみ以外のことも、今は知っている。


 ずっと昔、忘れ去られてしまうほどの過去に、初めてできた大切な“友だち”から。

 そして今、幾重にも重ねられた過去の願いと、想いの果てに、遥か天上まで迎えに来た、新たな“友だち”から。


 その涙は、今や悲しみ一つだけではない。


“プラネテス”は地上へと還る。


“約束”を果たし、遥かな星の大海より、彼女たちは戻る。


惑うものプラネテス”はその長い旅路を終えて、今はもう、帰るべき道を知っているのだから。




 これは、時を超えた約束の物語。


 ソードワールド2.5「約束のプラネテス」


 ────惑うものに、安息の結末を。



 Fin

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