008:地の底の死闘

「さて……で、ヒスイの見立てによれば、目の前の魔動機は何者だ? 銀騎士と車輪付きが2機いるが」


 イリは前方で起動し、ゆっくりとこちらに向かいつつある魔動機を睨みながらそう尋ねる。5m近い高さの銀の騎士は盾と剣を装備しており、軋むような音を立てながらこちらを見ていた。

 その周囲には、2機見慣れない形の魔動機がうろついている。高さは2m程度の巨大な台座のようなものに、車輪とホバリングするための送風機がくっついた魔動機だ。その背には、2基のグルバルバを搭載しているようで、背中に巨大な蜘蛛を乗せた箱のように見えなくもない。


「あれは“ラングガーグナー”ですね。ガーグナー系列の中でも最大の大きさを誇る、魔動機文明時代の輸送用魔動機です」


 ヒスイは背中のグルバルバを指差し、


「見ての通り、あれには2基のグルバルバが搭載できます。それに、ラングガーグナーそのものにも自衛のための砲塔が装備されていますから、油断しないでください」

「つ、つまりあのでっかい銀騎士と、ラングガーグナー2機と、グルバルバ4機が敵ってこと……!?」

「違うよーレイジィ、グルバルバは“たくさん”さ」


 エクシアは周囲を見渡し、笑いながらそう訂正した。彼女たちの周囲三方からは、アルテミスのメンバーを包囲するように無数のグルバルバが飛来している。


「それに……あの銀騎士、ヤバいですよ。あれは“エルトリアス”と呼ばれる、魔動機文明時代末期に製造された汎用人型魔動機兵。かなり手ごわい相手です」


 ヒスイは目の前の銀騎士を見てそう付け足した。銀の騎士────エルトリアスと呼ばれる魔動機は、周囲の魔動機に指示を出すかのように、剣を天へと掲げた。それを合図に無数の魔動機がアルテミスへと襲いかかる。


「退路もない、これは困った」

「いやぁ、大丈夫でしょ。この魔動機コンソールさえ操作できればね」


 コンコンっと、銃床でコンソールを叩きながらエクシアがそうつぶやく。


「そ、そっか隔壁! うまく操作できれば……」

「うん。こいつらの大半を分断できるかも」


 にこっと笑いながら、エクシアはそう答える。ヒスイは頷きながら、


「レイジィ、エクシア! 今から言う通りに操作をお願いします!」

「はいはーい。魔動機ならあたしに任せてー」

「わ、ワタシも魔動機なら大丈夫ですよ~」

「では、私は敵のけん制に動くとしよう。そいつの操作は任せたぞ」


 そういい、イリは翼を広げて目の前の敵へと進んでいく。ヒスイは頷き、手短に操作方法を二人へと教えていった。無数に存在するボタン、モニターに表示される文字列を読み、手帳に記された手順通りに操作を進めていく。


「あれ、これあってる? あってるかな……」


 ポチポチとボタンを押すレイジィだが、その声には不安の色がにじみ出ている。


「お、おい! 頼むぞ、こっちは手いっぱいだ」


 コンソールから離れた場所では、敵の第一波を食い止めるためイリが一人で戦っていた。両手に持った《水風船》を、目の前まで迫ったラングガーグナーの1機に向けてそれぞれ投げつけている。


「うーん、手帳によればこれでいいと思うんですけどね」

「あ、これこっちじゃない? ここをこうして、こう」


 あれやこれやと3人はボタンを押している。その間にも、三方からは無数のグルバルバが迫ってきていた。気嚢を背負った魔動機の蜘蛛たちは、もうすぐそこだ。


「これで……行けるはずっ! お、おねがいします~!!」


 レイジィがそう祈りながらボタンを押すと、けたたましい警報が鳴り響きながら、格納庫内に隔壁が降り始める。十字状になっている部屋の、ちょうど北西東側の三方とを区切るように、巨大な鋼鉄の壁が天井から降りてきたのだ。あと一歩で格納庫中央にたどり着きそうだったグルバルバたちは、突如降りてきた巨大な隔壁に阻まれ、その場に停止した。


「やった! やりましたねレイジィ、エクシア!」

「あぁ、これで敵の戦力は半減だね」

「ふぅ~……緊張したぁ」


 しかし、一安心する彼女たちを他所に、閉鎖できなかった南側の敵は、もうすでに目の前まで迫っていた。グルバルバ2機を搭載したラングガーグナー1機が、ホバリングしながらこちらへと一気に突出してきたのだ。


「くっ……! 悪い、重量で負けるッ……レイジィ、スカーレットを!」

「は、はいはいっ! 頑張ってドンダウレススカーレット!」


 レイジィはすぐさま前線へスカーレットを差し向ける。ラングガーグナーはその巨体を生かして前線を無理やり突破しようと試みたようだが、増援に現れたスカーレットとイリの二人掛かりで、この進行を押しとどめた。巨大な魔動機と、巨大なスカーレットの身体が激しくぶつかる。一瞬スカーレットの巨体が揺らぐが、空から強襲したイリが横から猛烈なタックルを仕掛けた。激しい衝突音が響き、ラングガーグナーの装甲に亀裂を生じさせる。


 だが、二人掛かりでラングガーグナー1機を食い止めることはできても、2機目を食い止めることは叶わない。彼女たちが押しとどめている隙をついて、もう1機は前線を突破していく。


「2機目は……ダメか! 後ろは後ろで何とかしてくれ!」


 そして、そのイリの言葉をあざ笑うかのように、巨大な銀騎士はイリたちの前線を迂回して、後衛へと突き進んでいく。イリとスカーレットも押しとどめようとするが、目の前のラングガーグナーがそれを許さない。


「チッ、こいつら動きが随分といいね。指揮官機のアイツが指示だしてんのかな」

「おそらくは……エルトリアスが来ます!」


 すぐさまジェザイルを構えたエクシアと、棒杖を構えたヒスイへ、猛然と銀騎士が襲い掛かる。銀騎士はその巨大な剣を握り、後ろの3人を狙って横一線に薙ぎ払う。巨大な剣は、その切っ先で地面を抉りながら冒険者を捕らえた。


「ッ……あっぶな! ギリギリで避けれた……!」


 エクシアはその剣を飛び越えるようにして、横薙ぎの攻撃をすんでのところで躱しきる。しかし、残り二人はそうはいかなかった。剣に薙ぎ払われ、衝撃波で大きく吹き飛ばされたのだ。そして、銀騎士は胴体の中央部に埋め込まれた、発射口に魔力を充填し、光を解き放つ。一条の光が空間を焼きながらヒスイを焼き貫いた。


「がっ、はぁっ……!!」


 連続した攻撃に、息を詰まらせるヒスイ。地面へと転がり落ちたところを、銀騎士は盾の内部に埋め込まれた隠し銃でさらに狙い撃つ。


「ひ、ヒスイ!!」


 レイジィの声が響くよりも先に、銃撃の音が響いた。僅か一瞬の間に強烈な攻撃を連続して繰りだした銀騎士は、盾と剣を構えなおし、侵入者たちを一瞥する。


「くっ……げほっ……ここまでい手酷いのは、久しぶり、ですね……」


 地面に膝をつくヒスイ。その体は血だらけで、生きているのが不思議なほどだ。


「防弾加工……しておいて、正解でした」

「これは思ったよりもヤバいねぇ……!」

「すぐに回復しますヒスイっ、そのまま動かないで!」


 慌ててレイジィは、首にかけた聖印を握りしめ、祈りの言葉を口にする。


《……神様、彼のものの傷を癒し、再び戦う力をお与えください────癒しの祈りキュア・ウーンズ


 レイジィの祈りが、傷つく者へ奇跡を与える。銀騎士によって与えられた傷を癒していくが、ヒスイへ与えられた外傷ダメージを全て癒すには足らない。


「だい、じょうぶ……です。何とか持ち直しました、レイジィ」


 ゆっくりと立ち上がったヒスイは、顔色こそ悪いものの、先ほどより足取りはしっかりした様子だ。棒杖を地面へ突き刺し、闘志に燃えた瞳で銀騎士をにらみつける。


「出し惜しみしている余裕はありませんね────全力で行きます!」


 そういい、今までにない気迫で魔力を練り上げながら、精霊たちへと語り掛ける。


《大地に住まう精霊たちよ、空に住まう精霊たちよ。今この時、この場において、わたしに力をお貸しください……地を這う蔦は、命の恵みをリプロデューサー・ブラッディーペダル白き繭は、悪意を遠ざけフォッシルアブソーバー鋭き爪は更なる力をマルチプルアクター・ジャイアントクラブ!》


 練り上げられた魔力によって、無数の精霊たちが皆の周りに集い始めた。地面には無数の蔓が生い茂り、巨大な蟹ジャイアントクラブが現れる。


《さらにわたしに、力をお貸しください……我らが敵に、茨の鞭の洗礼をソーンバッシュ!》


 そうつぶやいたヒスイの周りには、茨の蔓が無数に現れる。彼女を中心に一つの大波のような茨の蔓が、イリとスカーレットを襲うグルバルバと、彼女たちを突破したラングガーグナーたちに襲い掛かる。茨の大波はグルバルバたちの気嚢を引き裂きながら、敵の一団を飲みこんでいった。


「さて、あたしも出し惜しみしてる場合じゃないね」


 エクシアの見る先には、無数の茨に飲み込まれているラングガーグナーとグルバルバたちが映る。先ほどまでイリとスカーレットを襲っていた一団だ。ヒスイの森羅魔法でダメージを与えてはいるが、依然として稼働しつづけている。


「仕方ないけど……うまく避けてよね、イリ、スカーレット!」


 魔導銃ジェザイルを構えたエクシアは、イリたちの方へと銃口を向ける。銃床を肩に押し当て、いつも以上に狙いをつける。マギスフィアを起動させ、コマンドワードを紡ぐ。


『魔力充填、弾頭は《炸裂する弾丸ショットガン・バレット》────さぁて、始めるよ』


 エクシアはトリガーを引き、その散弾を放つ。弾丸は敵へと接触する前に分かたれ、無数の破片となって降り注ぐ。だが、その破片はラングガーグナーやグルバルバだけでなく、イリとスカーレットも巻き込んでいった。


「すまんなスカーレット、普段は私一人の受けもちなんだが、耐えてくれ」


 イリは空から降り注ぐ破片を、ステップを踏んで避けていく。まるで躍るようなその動きは、舞踊のような華麗さすらある。だが、巨体のスカーレットが避けることは叶わず、無数の破片をその身に受けてしまう。


「ごめーん! 謝るついでにもう一回避けてねー」


 エクシアは再びジェザイルを構え、マギスフィアを起動して弾頭を生成する。魔力が充填され、再び散弾が再装填された。彼女はそれを確認すると、間髪入れずにトリガーを引いた。

 再び無数に降り注ぐ破片をイリは再びよける。スカーレットは再び降り注ぐ破片に恨みがましい目をするものの、ラングガーグナーとグルバルバたちは次々に撃破されていった。


「パーティーターイム! おっと、危うく仲間に大けがさせるところだった」

「まったく、今日のエクシアの弾は冴えているな。応え甲斐があるというものだ」


 エクシアとイリのその声に、抗議の唸り声を上げるスカーレット。だが、降り注ぐ破片の雨は、敵の魔動機の半分を行動不能に追いやった。


「そんな目をするなスカーレット、今度は私たちの番ということだ。レイジィ、頼む!」

「は、はーいわかりました! スカーレット、お願いね!」


 レイジィの指示に、咆哮をあげるスカーレット。そのままスカーレットは猛然と、残りのラングガーグナーとグルバルバへ突進していく。それを見たイリはスカーレットの背に飛び乗り、共に敵へと向かう。


「スカーレット、尾を重ねていくぞ」


 スカーレットの背で羽を羽ばたかせ飛び立ったイリは、一気に敵まで接敵し、回り込むように位置どる。スカーレットは長い尾を左右に振りながら、そのまま直進し横薙ぎに尾を振るった。

 回り込んだイリは、その横薙ぎの尾の一撃に合わせて、自身の尾を敵へと叩き込んだ。前後から、挟み込むようにして放たれた尾の両撃。挟み込まれた魔動機たちは二人の尾の間で叩き潰され、無数の鉄片へと姿を変えていた。


「これで取り巻きは全て終いだ。魔動機どもの動きはよかったが、そこまでだったな」

「っていっても、まだいるし、めっちゃ睨んでるんですけど!」


 怯えた声でレイジィは目の前の銀騎士を見上げる。銀騎士は冒険者たちの攻撃能力を警戒しているのか、冷徹な視線を投げかけていた。


「あっはっはー! この様子ならまだまだパーティーできそうだね!」


 エクシアは笑い声をあげながら、ジェザイルの代わりにデリンジャーへと持ち替える。それに呼応するかのように、銀騎士は剣を構えて再び攻撃を仕掛けてきた。胴体の発射口から光条を放ちながら、巨大な剣を再び振るう。剣は銀の軌跡を描きながら、ヒスイ、レイジィ、エクシアの3人をなぎ倒していく。斬撃が3人の身体を切り刻み、鮮血が宙を舞う。銀騎士の一撃は、先ほどよりも切れ味も、その威力も増しているようだった。


「痛ゥ……さっきよりもいい動きになってない、こいつ?」

「おそらく、より攻撃的モードへと切り替わったのでしょう。ですが、裏を返せば敵も後がないという事」

「ここが勝負の決め所……ってこと、かな」


 3人は立ち上がり、再び武器を構える。


「あの盾、裏に隠した銃もだが、ガードされると厄介だ。先に叩くぞ」


 翼をのばしたイリは、空へと舞いあがりながら銀騎士の腕を狙って攻撃を続ける。空からの攻撃を防ごうと、銀騎士も盾を巧みに扱いながら防ぎ続けるが、右へ左へと宙を舞うイリをとらえきることはできない。

 その隙を狙い、大地を疾走するスカーレットが巨大な脚へと突進をかけ、その巨体を揺るがしていく。ぐらりと傾いた銀騎士は、一歩二歩と後へ後退していくが、エクシアはそれを見逃さない。


「おっと、イイ感じにバランスを崩したね。そこ!」


 ホルスターから引き抜いた二丁のデリンジャーが、的確に銀騎士の腕を狙って弾丸を放つ。弾丸は銀の盾を穿ち、小さな亀裂を生じさせた。その隙にレイジィは癒しの祈りキュア・ウーンズで3人の傷を癒していく。ヒスイも、再び茨の鞭の洗礼ソーンバッシュを銀の騎士へと放っていたが、決定打には欠けていた。


「想像以上に装甲が硬いですね……!」

「これ以上の長期戦はうれしくない……面倒だし、魔力がもたないよ」


 ヒスイとレイジィは、繰り返し魔術を使い魔力をすり減らしている。自身の魔力の代替となる魔晶石は買いだめてあるが、それにも限界がある。

 再び銀騎士の剣が空を切り、ヒスイとエクシアが強烈な斬撃を受ける。もう何度目かの攻撃に、持久戦の様相を呈していた。


「……流れを変える必要がありそうだ」

「そうだねぇ、いい加減に終わりにしたいし、決めようか」


 イリは翼を広げ、一気に速度を上げて銀騎士へと突っ込んでいく。独特な呼吸を繰り返し、空を飛びながら呼吸を整えていく。


「ここで墜とす」


 イリの尾は急激に硬化していき、その尾は逞しい竜の尾へと変貌していく。独特な呼吸法で肉体に劇的な変化をもたらす錬技。その技の一つである《竜の尾ドラゴンテイル》だ。もともと尾を持つリルドラケンは、この錬技を極めることでさらに強力な尾の一撃を繰り出すことが可能となる。


「ふぅっ!!」


 息を吐き、空を舞いながらその身をひねる。その姿はまるで竜そのものだ。銀騎士が迎撃するため、盾を構えようとするがそれを阻むようにスカーレットが動く。

 巨大な尾を空高く掲げ、斧を振り下ろすようにして盾を持つ左腕にたたきつけたのだ。一瞬、無防備にさらけ出された腕を狙い、イリの尾の一撃テールスマッシュが突き刺さる。

 致命的な一撃を受けた銀騎士は、その上体を大きくのけぞらせる。そこに追い打ちをかけたのはエクシアだ。


「いい加減墜ちてほしいなぁ!」


 マギスフィアを起動し、コマンドワードを呟く。ジェザイルに魔力を籠めた弾丸ソリッドバレッドを装填し、銀騎士の腕へと狙いを定めた。


「────その盾、貰った!」


 エクシアの放った弾丸は、銀の盾を穿ち完全に砕いた。盾に仕込んだ隠し銃も、盾と共に砕けて消える。ぐしゃりと潰れた左腕に、ほとんどの兵装を使い切った銀騎士は、それでも忠実に、与えられた命令オーダーをこなすため侵入者へと敵対している。



「いやー、ヒスイも限界だしここまでだね。しょーがないけど、とっておきを使うかぁ」


 デリンジャーを再び構えながら、エクシアは懐から爆弾グレネードを取り出す。それを無造作に銀騎士へと投げつけた。光と共に、強烈な電撃が爆弾から発生し、銀騎士の動きが大きく鈍る。


「皆さん、弱点は胸部のコアです! 盾のない今なら……」

「────つまり、そこが一番価値のある部分なのだな」

「えっ、まあそうですけど……」

「では、あまり壊しすぎるな。いい部品を取り損ねるからな」


 イリはナイフを取り出しながら、皆にそう伝える。レイジィはこくりと頷き、


「じゃあスカーレット! テイルスイープ!」


 その掛け声に、スカーレットは威勢よく咆哮をあげて、銀騎士の脚部へ長い尻尾を叩きつける。強烈な一撃に、膝をつく銀騎士に颯爽と近づくのはイリだ。ナイフを片手に銀騎士の関節部分を的確に切り刻んでいった。稼働に必要な制御ラインを次々に破壊された銀騎士は、糸の切れたようなマリオネットのように、その場に倒れ伏した。


『……警告 駆動系に異常発生 稼働を緊急停止します』


 無機質な音声が発せられ。銀の騎士は完全に沈黙したのだった。

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