第五章
大きな流れの中で
僕は今、大きな流れの中にいると、そう感じています。とても一人の力では逆らえない様な、それこそ大気や海の流れみたいに、どうやっても止めようのない力。
大きな流れが二つ、ぶつかろうとしています。僕は一方の流れに乗って、もう一方の流れを止めないといけません。
……ええ、新生十二使徒の事です。
世の中には僕一人ではどうしようもない大きな力が多過ぎると感じます。P3を止めるという気持ちは本物でも、それだけでは何にもならないんです。
だからって、僕は諦めたくなんかありません。これは試練なんだと思います。無力な僕が変われるのかどうかという……。
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