第一章
僕は生きたいと思った
「死んでもいい」と――そう思った事は嘘じゃないです。
でも、生きる希望が見付かりました。
僕は生きていても良いのかも知れないと……そう思い始めたんです。
「人が生きる意味なんて無いんだよ」とか「だから好きに生きればいい」って言う人もいますけど、少なくとも今の僕には生きる意味が必要です。
だから、どうか僕に……生きる意味を与えてください。生きていても良いんだと信じさせてください。
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