第3話
高所から落ちたせいで。
落ちた彼女は気を失っていた。
学年一のモテ女であり、スタイル抜群であり、
美少女であり、運動神経も抜群であり、
頭だけはあんまりよくないらしいが、
ど派手な金髪ギャルで。
まぁ、底抜けに明るい性格なので、
悩みなんてないように思える。
俺とクラスは違う高校生で、
二年一組に在籍するビッチだと噂されてる
女子だった。
とりあえず。
身体を揺すって起こすことにした。
シンヤの奴が駆け寄ってきて。
「流石、俊足!!」
と言って、俺の肩にポンと手を置いてくれた。
「すげぇ!お前、ヒーローじゃん!」
シンヤの奴がでかい声を出したもんだから。
身体を揺すったせいもあるとは思うんだが。
林ユーコは目を開けた。
「ん...」
ヤバイ。
美少女故に。
寝顔?てか、目を瞑っている様も可愛いと
思ったが、目を開けたらより一層可愛い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます