目が覚めて…まず状況確認
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〈名〉リョウガ・アクアス
職業・〈___〉レベル[15]
スキル・『UR異世界言語』『UR環境対応』『Rスラッシュ』[3]
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………………………………あーなるほど…………。
…落ち着いて今の僕の状況を整理しよう。今までは非常識なことばかりで頭が混乱していたが今なら冷静に考えられるはずだ。
まず僕の名前はリョウガ・アクアス。今日10歳の誕生日を迎えたばかり。時間は…今は夜の1時か。誕生日を向かえてすぐに記憶が戻って来たんだとしたら一時間ほどかけて記憶を取り戻したんだろう。
生まれは『水の国アクアス』女神様が言っていた通り裕福な家庭に双子の長男として生まれてきて妹が1人いる三人兄妹。…ここまではいい…ここまでは確かに女神様が言っていた通りなんだけど…。
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〈名〉リョウガ・アクアス
職業・〈___〉レベル[15]
スキル・『UR異世界言語』『UR環境対応』『Rスラッシュ』[3]
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…何度視てもスキルは最後に女神様が直接くれた2つと『Rスラッシュ』がひとつ。そして職業にいたっては何の設定もされていない。
…ここだ。これが今の僕の状況をかなりややこしくしてる部分だ。
…確かに僕は裕福な家庭に生まれた。だけど生まれた場所がこの国で有名な家すぎた。この国の名前にも使われているアクアス家、王家アクアス家の双子の長男として生まれたのだ。
ここで今のスキルや職業が関わってくる。僕には必ずあるはずの職業がなく、その事を伝えると王家の恥として扱われるようになった。スキルに至っても職業を持たない人間がUR級のスキルを持つはずがないと、二人を除いて王家の人間に信じて貰えなかった。
これが昨日までの僕の認識だった。
ここからが記憶を取り戻して気づけたことなのだが……。とりあえず……。
やってくれたぁ!女神ぃぃぃ!
おっと…冷静になるんだ僕。確かに今の状況はスキルや職業がなかったからだけど、生まれた場所とか王家としての立場とかの問題のせいでもあるし。完全に女神様のせいでも…ないはずだ。
何かまだ忘れている気がするがとりあえず今ぱっと思い出せるのはこんなもんか。
まだ遅い時間だし頭がちゃんと働いてないな…起きてからまた確認するようにしよう。とにかく朝まで寝てから考えよう。
───ごそごそ─もぞもぞ──
「ん?なんか布団の中に…」
何か…いる!?いきよいよく布団をめくるとそこには髪が白くショートヘアーで体の小さい天使がいた。
「んにゃぁ…さむぃです。ぉにいさま…」
「どうしてお前が俺の布団の中にいるんだよ…。ユキ…」
そこには僕の妹がいた。
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(作)初めて文章を自分で書くとこんなに難しいものなんですね…(´・ω・`)
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