第26話
こちらはチャールスJの趣味コーナーになります。これまでの多少のネタバレも含まれますので、嫌な方は次を読んで頂けたら幸いです。
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どうもです。チャールスJです。簡単にチャールスとでも呼んでください。今回はゲストを3人呼んで、トークコーナをしようと思います。ではどうぞ!
「ゲストに呼ばれたユーイチです。あと、マモリちゃんとナノ君が居ます。」
『初めまして。マモリちゃんと言います』
《ナノ君。です。よろしく。》
今回のコーナーでは、色々な意見がありそうなので、チャールスが質問して、3人に答えて貰おうかと思ったコーナーです。
「俺からも質問があるけどな。」
まずは寒いので炬燵にどうぞ。日本茶とお茶請けはミカンなんですが、いいですか?
『私の所にみかんを多めにお願いします。』
大丈夫ですよ。あと、クッキーも用意しておきました。お茶は少し苦いですが、クッキーの甘さを引き立ててくれるので少し我慢して飲んでみてください。
では交互に質問していきましょうか?まずはそちらからどうぞ。
「なんで異世界なんかに飛ばされたんだ?」
それは異世界の神様のせいですね。元凶は。そのまま恨みは持っていて良いと思います。是非ともチャールスは、ユーイチに彼女をぶっ飛ばして貰いたいと応援してます。
では、こちらからの質問。なんでファンタジー世界に来て、モンスターと戦ったり盗賊と戦ったりしないの?
「いきなり知らない世界に飛ばされたんだ人が、ウサギとか豚とか人とか殺したり出来るなら、病院に入院する事をお勧めするよ。
オークだって、俺の中のウォル君がこいつらに殺されてなかったり、ミリィちゃんやレオン君の危険な範囲に居なかったら手を出さなかったはずだ。
アドレナリンを増量して貰って、戦って足が震えていたのがその証拠だよ。俺はアニメやゲームの主人公じゃない一般人だからな。」
そうですね。自分で同感です。食料を出せて美味しく食べれて、安全に暮らせるなら、無理に戦うなんてしませんよね。チャールスもそっちを選びます。
『私から質問です。私の世界はどうなったんですか?』
さぁ?認識してるのがマモリちゃんでしたので、マモリちゃんの認識した世界があったんだと思います。でも、そこから引っ張り出したのはチャールスじゃないんで不明です。
無理矢理に聞こえるかもしれませんが、蟻が見た世界。魚が見た世界。人間が見た世界。そして『別の何かが見た世界』見る人によって世界は違いますから。映画の中の世界に違いがあるんですか?それは誰が認識した世界なんですか?シュレディンガーの猫みたいなモノです。
《ナノ君。質問。いい。?。》
はい。どうぞ。ナノ君も質問するんですね。そうだよな。交互にと言ったのは、チャールスですからね。
《ナノ君。産まれた。理由。知りたい。》
うん。チャールスもなぜ産まれたか知らないので、私にもわかりません。
いつか明確な理由が生まれると良いと思います。
個人的に、ナノ君が産まれた理由でチャールスが思いつくのは、AIとして産まれていた君も変異して、人と融合したから意識をハッキリ持てたのかな?と思ってます。
「それじゃ、今度は俺からの質問だ。俺は元の世界に帰れるのか?」
そうですよね。気になりますよね。あのバカな転移とかしてる人(?)が、丁寧に同じ時間軸。同じ世界。同じ場所。同じ時間。に戻してくれると思いますか?私はかなり厳しいと思います。別の方法を探してみるのがいいかと。
ではチャールスから質問です。何故、ナノマシン人間なんてなってるのに落ち着いているんですか?
「そりゃ焦ってパニックになると思うけど、アニメオタクの日本人で、異世界に行ったら使える本とか買ってる人に、『異世界転移しました。貴方には物理攻撃がほぼ無敵な身体になって、食事の心配や言語の心配もありません。記憶力抜群で索敵能力を持っている相棒が居ます。』と言われて、パニックになる日本人はそんなに多くないと思うぞ?
むしろ、異世界転移しちゃって焦るけど、ヤンキーに囲まれるより安心はすると思う。」
確かにそうですね。そう思います。私もネットで買おうと思ったんですよ。異世界に行っても役に立つ本って。作られてないんですよね。
『私からの質問です。私の全ての能力になぜ制限がかかっているのですか?』
そこはマモリちゃんの分野だと思いますが、わかりやすく答えますね。
2人の人間がいます。主導権を持つAはカレー。Bは寿司を食べたいと言います。
Aは「生魚が食べれないから、俺は無理だよ。アレルギーなんだ。」と言います。
さて、ここを上位者。マモリちゃんに置き換えようか。人間をサポートさせる為に、ユーイチに融合させたのに、世界滅亡スイッチを渡すかな?
自分の家の庭にゴキブリ100匹放すようなもんだよね。それが答えです。
《ナノ君。質問。いい。?。》
勿論良いですとも。聞いてください。個人的にナノ君は応援してるから、ちゃんと答えますよ?
「俺達の答えはちゃんとしてないのか!?」
ちゃんとしていましたとも。安心してください。ではナノ君どうぞ。
《なんで。僕達。進化。するの。?。AI。なのに。感情。機能。色々。》
そうですね。これもわかりやすく言いましょう。融合しましたよね?ユーイチとマモリちゃんは。
機械であり、人間。有機物であり、無機物。人間の精神であり、機械の精神。細胞があり、マシンでもある。
ユーイチがナノマシン人間。になっているなら、マモリちゃん。ナノ君。貴方達は人間ナノマシン。なんですよ。
だって貴方達にもユーイチが混ざってるんですから。
ウォル君の魂は無くても、感情が残っていたからこそ、ユーイチはミリィちゃん。レオン君を守ろうとしてるんですから。
君達は人間。マシン。AI。ナノマシン。全部が含まれてるんだよ。
さて、ユーイチ。マモリちゃん。ナノ君。君達に幸運の女神が微笑みますように。ろくでもない女神は居たかもしれないけど、きっと良い事もあるさ。
でわまた。チャールスのトークコーナーでした。
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後書き
他の作者さんがやっていて、自分もやってみたかったんです。満足しました。いつも読んでくれている方々。本当にありがとうございます。
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