その他・敵陣営・敵なのか味方なのか微妙な奴
・イケメンコ(53~54、56~57、59~60話)
下界の住人である人間。
冥界から蘇りし握力大魔王を倒し、ディログ大陸のメルール王国を救った勇者。
年齢は三十代後半ぐらいで、短髪で口髭を蓄えた騎士風の、武人然とした容姿をしている。
とある存在から与えられた万能の力・錬金術を用いて握力大魔王の瘴気に覆われた王国の浄化を行っていたが、その浄化するための装置の生体ユニットに王女・メルーリアを選定した。
ヘイト・スプリガンことカマセーヌから、とある経緯でイケメンコの引き立て役として死ぬことになったとして、激しい憎悪を向けられている。
ヘイト・スプリガンの怨念の力を解消されるためにやってきたハイムから冥界に来るよう要請を受けるが、それを断り戦闘となる。ハイム側についたウォーンを錬金術で黄金像に変え、チェンジバトンの力で入れ替わるキヌーゴやアツアーとも戦いつつ、ハイムを窮地に陥れたが、突如として出現したエストの捨て身の接近を許し、エストを倒したもののチェンジバトンを付けられて冥界に強制的にワープされられる。
冥界に来た瞬間、アツアーと兵士ライトによって目をえぐられ、ヘイト・スプリガンの連続パンチを受けて死亡する。
しかし死んだのは肉体のみでその魂までは死んではおらず、全能の錬金術を操り自らの命を精神的不死性体へと昇華させた存在として冥王達の前に姿を現す。しかし、どういうわけかこの辺りから急速にキャラが崩壊し始め、いきなり外道キャラになったり、訳の分からないことばかり言うようになる。
冥界全てを光り輝くお花畑するなどと不可解な宣言をするが、その直後に現れた冥界神ハ・デスによって完全に消滅されられた。その際、自らに万能の力を与えた存在の名を口にしていた。
HP 1830 MP 1040 攻撃力 2770 防御力 1110 スピード 1390
運動能力 760 魔力 4220 魔法耐性 2480 総合戦闘力 15600
・メルーリア(53~54、56~58話)
下界のディログ大陸のメルール王国の王女。
イケメンコが握力大魔王を倒したものの、既に王国は魔界の瘴気にまみれて人が住める環境ではなかった。
そのため、彼女はイケメンコの錬金術を使い、巨大な装置と融合し、自らが装置の核として一体となることで大陸の浄化を行う。
その間、全国民を城の地下の施設に隔離して眠らせ、永遠に終わらぬ夢の中で幸福を与え続けている。
完全に人を捨て、ほぼ不老不死の異形の存在となり果てたメルーリアはディログ大陸そのものと完全融合を遂げ、今や城はもとより大陸の大地、空気、草木一本に至るまで全て神経と触角が通った肉体の一部となっており、どこからでも彼女の触手が飛び出し、国を脅かすものを食らいつくす。
たとえ国の浄化が完了していても、もはやメルーリアに国民を眠りから呼び起こす意志はなく、このままイケメンコと共に永遠の時を生きながら国民に心地よい夢の中での幸福を与え続けていたが、冥界からやってきたハイムがイケメンコを連れ去ろうとしたことで、運命が急変する。
HP 49990 MP 2990 攻撃力 690 防御力 10 スピード 220
運動能力 10 魔力 3990 魔法耐性 2090 総合戦闘力 59990
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・オッカー・ネ・モッチーノ
禿げ頭で小太りの中年男で、まばゆいばかりの金色の装飾が施された礼服に身を纏った上級貴族。冥界でもトップクラスの金持ち。容姿的にも性格的にも、コテコテかつステレオタイプな俗物成金(彼は元々金持ちの家に生まれたので成金ではないが)キャラである。
冥界貴族の中でも、公爵より上の「
ファウファーレの愛人兼金ヅルの男達の一人で、彼女から「勝利の女神のパワーが宿る幸福の壺」を大量に買いこんで、もろにマルチ商法に引っかかってしまっており、彼女の有力な資金源となっていた。
爆爵は冥民調と繋がりが薄いため、冥民調と決裂したファウファーレが逃亡先として彼の屋敷に転がり込んだ。
爆爵はトラブルに巻き込まれるのを嫌って匿うのを断るが、爆爵自身は非力なため、無理矢理居座られてしまう。結局、爆爵の屋敷にも追手が迫った来たためにファウファーレは屋敷から逃亡した。
その後、冥民調から、ファウファーレが他の複数の男性とも関係を持っていたことを知らされ、意趣返しとばかりに他の愛人達と共に冥民調からの誘いを受け、ファウファーレの公開処刑のスペシャルゲストとなった。
・バライア伯爵 / ベンドル / リュアス / パトリック(81話)
上記四名はモッチーノ爆爵と同じくファウファーレの愛人達。
バライアは上級貴族で爆爵の幼馴染、ベンドルは作家、リュアスは俳優、パトリックは執政官と、いかにも社会的地位が高くて金を持っていそうな連中である。
爆爵と共に冥民調にファウファーレの公開処刑のスペシャルゲストとして招かれるが、自分達の行いを自虐した歌を披露するあたり、自分達のろくでもなさは自覚しているようである。
・冥界神ハ・デス /
多分、この話を書いていたときはかなり精神が崩壊気味だったんじゃないかと思う。正直この辺のくだり書き直したいぐらいだが、戒めとしてそのままにしておく。
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