file3 おえら方
いきなりだし休むか、と聞かれたが、彼は断った。
情報をパンクするぐらい詰め込むほうが動きやすい――昔からの彼の哲学だ。
それで、即席の説明会がはじまった。
地下室の片隅にあるわずかばかりの応接スペースに座る。ひどく埃っぽく、それだけで、この部署が置かれている状況がわかる。
「誰も、ギフテッドの存在を立証できてない。だから埋め立て予定のここが与えられたってわけ。その後は、まぁ、ノマドかもね」
そう言って笑ったドクターには、疲労が滲んでいる気がした。
何も言わなかった。その破廉恥な恰好も、そういう状況に対する反抗なのかもと思ったが。
彼女は目の前で、しきりに足を組み替える。
「んん? 気になるかな、少年」
そういうわけではないらしい。
「お前さんはそのままだと未成年に淫行を働く変態になるし、おれが元の体なら商売女と思われる。どっちが好みだ」
「食えないねぇ、刑事くん。あ、今のはダブルミーニングってわけじゃ……」
そこで、フェイがケトルで淹れたインスタントコーヒーが運ばれてきた。助かった。
「じゃ、うちらが今関わっていて、そして君が追いかけてた事件について説明するね」
ずずっと、コーヒーを一口……むせる。生理的な拒否感。苦味を受け入れない。
それで気づく。クスクスという笑い声。自分がもう、ブラックに一家言あるシニアではないことを思い出した。顔を真赤にして、ミルクを要求すると、ドクターはこれ以上無いほど愉快そうに笑った。こころなしか、フェイも笑っているように思えた……。
……実に屈辱的な甘い汁を啜りながら、ドクターの話を聞く。
「知っての通り、ここ一年で起きた一連の事件ぜんぶは、関連性がある」
テーブルの上に並べられる写真の数々。凄惨なポラロイド。被害者たちのあられもない姿だ。
以前から、断続的に街で起き続けている殺人事件。死因――さまざま。あまりにも。絞殺、斬殺、自殺(にしか見えない)……。
それぞれの殺人には一見なんの関連性もなく。どれほど続いていても、それが同一人物による犯行だと考える者などおらず。結果として、新聞を騒がせて、人々の不安と恐怖を煽り立て――警察組織への非難を招いた。
「誰も取り上げなかった。地道な捜査で手がかりを掴んだ、君以外には」
沈黙。長年所属していた組織の、どうしようもない体質。個人個人であれば、信念と正義感だけで動くことが出来る。だがその規模が膨れ上がるほどに、初心は失われていく。
「犯人の足取りはまったくと言っていいほどつかめないまま、長い時間が経過した。そのまま迷宮入りかと思われてた。私も諦めかけてた。だけどそこに、風穴を開けた奴が居た。それが、この子」
そして、写真を出した。
若い、少年の顔写真。
正面を向いて、うっすら微笑している。栗色のさらさらした髪に、青い瞳。
「こいつは」
「イケメンでしょ。名は『ハリー・マカリスター』、十四歳。シティの名門、バーバンク・ジュニアハイスクールの二年生」
「そんな坊っちゃんが、何の関係があるんだ?」
「品行方正、成績優秀スポーツ万能。それに見た目通りの男前で死ぬほどモテた。母は美人で大金持ち、妹も同じ学校に通ってる。絶好調って感じでしょ、ある時点までは」
「ある時点?」
そして話した。
少年は、いまから数ヶ月前のある日、突然。
何の前触れもなく、授業の休み時間に立ち上がり。
――窓から、座席を投げ落としはじめた。
砕ける窓ガラス、落下して音を立ててひしゃげる、悲鳴を上げて逃げる生徒たち。幸いけが人は誰も居なかったが、誰もが呆然と、彼を見た。優等生で、誰にも好かれ……逆に言えば、誰もそのほんとうの素顔を知らなかった、学園の王子様を。
彼は突如として、凍りつく者たちを前に、その場で宣言した。
「僕は知っている。殺人事件ぜんぶのつながりを。僕は知っている。事件の重要なヒントを。奴らに見つからないようにしなきゃいけない。だからヒントをばらまいた。学校の七不思議だ。頼む、見つけてほしい。僕にはもう、『時間がない』」
「なっ」
馬鹿げてる。あまりにも劇的すぎるではないか。サスペンス映画の冒頭のように。
「それで、どうなったんだ」
「その宣言をした次の日に、その子は失踪した。今もなお、行方がしれない」
「なんだそりゃ」
「そう、なんだそりゃ、でしょ。それで調べた。そしたらびっくり仰天――彼の父親、レナード・マカリスター。彼もまた、その一連の事件の被害者に含まれていた」
衝撃。世間的には、自殺の筈だ。思わぬ繋がりが見えてくる。
「少年はどこかで、父が殺された事件について、何かを知った。そして、ヒントを発信した。あるいは、救難信号を」
黙り込むしかなくなる。自分の関わるものに、あまりにも重い意味が付与される。
「捜査の突破口になるとしたら、ここだと思ってる。誰も取り上げないけど」
「そんな。子供がそんなことして、失踪したんだぞ。おまけにメールもある」
「上層部は、ギフテッドの関わる事件そのものを『信じちゃいない』。君の知ってるであろう――五年前の『あの事件』以降、そんなものなど居ない、ってなスタンス。だからこの子の件については、表側は、単独の失踪事件として捜査してる。無論、パパ様は自死のまんま」
「なんでだ」
「そりゃあ君。科学的に、常識的にありえないからだよ。ゴム人間も、飛行機墜落させる爆弾魔もね。もちろん、怪物の存在がおおっぴらになんてなったら、思うつぼなわけだし。ある意味、それで良いのかもしれないけどね」
「だから消極的ってわけか。それで、お前らには、こんな場所しか」
「そう。うちらは全く乏しい人員で、この謎に立ち向かわなきゃいけない。モテすぎておかしくなって中二病発現しちゃった子供の蛮行ってのも否定できないなかで、こいつをヒントにしなきゃいけない。どう?」
「ぞっとしねえな」
「でも、捜査ってそんなものじゃない?それにあなたのモットー、なんだっけ?」
「……見たもの、感じたものしか信じない」
「そうよね。だったら実際に、見て、感じてもらうしかないもんね」
ドクターは立ち上がってコーヒーを一気飲みし、背伸びした。
それから、いたずらっぽい笑みを浮かべて、言った。
「デートしよっか、少年」
◇
雪深いシティのメインストリートに、その威容は存在する。
高層マンションから商業ビルまでが林立するなかにあって、シティ警察本部は、まるで二百年前からそこにあったと言わんばかりに、どっしりと自らを構えている。重厚な柱や壁、『本庁』のプレートが眩しく輝く門戸まで。
雪で霞む遠くからもはっきりと街にそびえる『城塞』のごとく視認できるそこは、気安く近づくことの出来ない威圧感を醸し出し――正義の砦、と形容するよりは、陳情のまるで通じぬ、柔軟さに欠けた門番、という印象を与えるにふさわしい有様だった。
それをよく知るのは、他ならぬ市民たち。喜びや思いやりと同じくらい、小さな罪や悲しみが簡単に雪の中に隠れてしまうこの街で、その佇まいは、あまりに大きく、腰が重かった。
刻まれた、長い長い歴史――それは組織自体の硬直を如実にあらわしているかのようだった。
◇
彼ら奇妙な三人組は、エレベーターを使って、地下のアジトから上階へ登っていく。
地上一階ロビーで開いたドアから見えたのは、本庁勤めの、背広を着たエリート警察官たち。彼らはドクター達を一瞥して、怪訝な表情を浮かべる。
そんな視線を注がれて平気でいるアダムではない。分署の刑事であった頃の自分は、管轄地域をまたぐ事件を担当する時以外、本部の人間と接触することはこれまでなかった。
ましてや向こうから、分署を超えた捜査権限を持つ本部刑事課が肩で風を切って歩いてきて上がりを頂いていくことはあっても、こちらから出向くことなどまずあり得ないのだった。
そして、そのような事件など、ほとんど出くわしたことがない。つまり、アウェー極まりないのだ。
ただでさえ、この体だ。見下ろすと、なかば無理やり着せられたシャツと半ズボンとサスペンダーがそこにある。
「おい。おれは今大量の矢で射たれてる気分なんだが」
「痛いのは最初だけだよ。慣れたら気持ちよくなるよ」
ドクターは流石に白衣の下をスーツに着替えていた。だが隣を守るように進むフェイのスタイルは全く変わっていない。
「地下から出てきたお前らは、ここじゃどういう扱いなんだ」
「うーん。地下倉庫の整理係。同時に、よくわからない雑務をうえから押し付けられてる奴ら。おまけに、夜な夜な意味不明な実験を繰り返してる危険な存在って噂もある。勘弁してほしいよね、八割ウソだっての」
「おい。二割は本当なのか、おい……おい!」
ドクターは答えなかった。
そして、エレベーターに乗った。ため息を付いて、それに続いた。
最上階。豪奢なカーペットの敷かれた廊下をずんずん歩いていく。
チーフオブポリス、通称『警察長』――シティ警察統括者の部屋。
「おい……ここ、お前」
「だからここに用があるの。まぁ見てなって」
ドクターはウインクする。
当然ドアの前には警備が立っている。どうするつもりなのか……。
「まぁ~~た貴様らかぁ! どうしてお前らなんかがボスの部屋の前に居るんだぁ?」
甲高い男の声が廊下の反対側から聞こえてくる。
爬虫類の顔をした、細身のスーツの男だ。頭髪が奇妙なまでにぴっちりと頭皮にはりついている。自慢なのか、しきりに中のチョッキを触っている。彼はドクターたちの前に来て、その顔を舐めるように眺め始めた。ひどく不愉快な、見下したような姿勢だった。
ちなみにそいつは、後方に大勢の同僚らしき者たち――背広の奴らを引き連れていた。取り巻きの数で自らを誇るタイプらしい。
「あらハドリー官房、久々ね。今日もチョッキ似合ってるわよ」
「やめろやめろお前にそんなことを言われるとな、すぐにでもクリーニングに出したくなる。あー嫌だ嫌だ嫌だねぇ。それで貴様らはここに何の用だ? あ? ボスは今お忙しいんだ、あとなんだそのガキは。お前の趣味か? 終わってるな」
ドクターは笑顔のままだが、その表情から少しずつ温度が失われていくのが分かる。ちなみにその傍らでフェイが表情を失い、ブチギレモード寸前にスイッチしている。
「質問はひとつにしな、坊や。この子はね、うちらの追ってる事件の重要な鍵になるの」
そう言ってドクターは肩をポンポンと叩いてくる。すぐにでも振り払おうと思ったが、思いとどまる。後ろから、フェイの強烈な殺気あふれる視線を感じ取ったからだ。言外に告げていた。『おまえはいまこどもだ、じたいをややこしくするなら、どうなるかわかってるな』。
「事件。事件ときたか! おいおい、倉庫整理が事件だとよ! 笑ってやれお前ら!」
爬虫類男は侮蔑的に笑い、後ろの者たち――部下たちに言った。すると付和雷同、一斉に笑いが響き始めた。嘲笑、取り囲む。
「ふざけるのも大概にしろよ、金食い虫どもが。ボスに何渡したか知らんがな、余計な悪ふざけでこちらの捜査を掻き回すんじゃない。父親の汚名を晴らしたいのかもしれんが、そうはいかんぞ。あの男は怪物がどうとかのくだらん嘘で我々を混乱させたに過ぎん」
爬虫類の顔はすっと見下した冷たい表情になり、ドクターを睨めつけた。
父親。ドクターの。何かを、思い出しかける……。
すると、同時に。無数の目が、自分たちを取り囲む。それは怒りと苛立ちと、あるいは嫉妬と羨望だ。『俺たちの出世の邪魔をするな』『余計なことばかりしやがって』。
傍らを見る。ドクターを。彼女は、笑っていた。だが、口の端が引きつっているのが見える。それから、拳が、強く握られているのを見た。
ああ、知っている。あまりにも、知っている。その光景を。なぜなら、自分も同じ視線を浴びたことがあるからだ。出る杭は打たれる。疲弊した同僚や上司。厳然たる真実でなく、波風の立たない既定路線を追い始めた彼らにとって、自分は……。
「おまえら」
そこで、フェイが前に出ようとした。だが、そこで。
アダムが、前に出た。
「ねえ、おじさん」
――おれは今。ガキだ。何も知らない、無垢な子供。
「あぁ?」
爬虫類やろうを見上げて……全身を精査して。見つけた。ビンゴ。
「いいハンカチ、持ってるね。スーツと似合ってるよ」
胸ポケットから見える、ピンクのシルク。ハドリーは怪訝な顔をしてそれに触れる。
「でも、違うブランドにするのはやめたほうが良いと思うなぁ。あいだに、カードみたいなのはさまってるよね。名前書いてるよ。だれにもらったの?」
瞬間、爬虫類の顔がさあっと青ざめた。それから、後ろにいる者たちがざわつき始める。
「き、きききききききききさま、な、何を……これは俺のもので……」
「別にいいと思うけどね。おじさん指輪してるし、奥さんいるんじゃないの? 大丈夫かなぁ」
「貴様、この、ただじゃおかないぞ! 大人を舐めやがって……」
爬虫類はわなわなと震えながら、こちらに向かってこようとした。フェイが構える。
『部屋の前で騒ぐのはやめてくれんかね、ハドリー。彼女らが来てるんだろう』
その時、鷹揚な男の声が、ドアの向こうから聞こえた。
「ぼ、ボス」
『茶番はそこまでにして、通してやってくれ。用があるのは聞いてる』
「し、しかし」
『命令だ。君らも暇じゃないだろう。仕事に戻れ』
潮時だった。ハドリーは顔を汗だらけにしてドクターたちを指差し、捨て台詞を散々吐き散らしながらそこから離れていった。こころなしか、部下の足のほうが早かった。
目の前で、警備がドアを開ける。光が、差し込んでくる。
「少年」
ドクターは、顔を向けずに、言った。
「ありがとね」
むずがゆくなる。首のうしろを掻く。
「別に。見てられなかっただけだ」
「……ん」
そして、部屋の中に入る。
◇
その小太りの、白髪の男は、ランニングマシンで肉体を揺らしていた。
彼はこちらに気づくとマシンから離れて、タオルで汗をふき、椅子に座った。
それから、ソファにうながす。
やはり慣れない。剥製に賞状に。肩身の狭い思いをしながら座る。
「ビールでもどうかね」
「えっ、いいんスか?」
「お前な……」「……センセイ」
彼は、はははと笑った。傍に控えていた、ダークスーツの秘書から湯気の立つコーヒーを渡される。香りからして、地下で飲んだものとは格が違うことが分かる。それから気づく。
目の前のマグカップに、ミルクが添えられている。
はっとして顔を上げると――その顔から、笑顔が消えていた。
「ところで……その子は、社会見学に来たってわけじゃないのだろう」
剣呑な表情だった。口元の表情は、組まれた指で見えない。空気に緊張が走る。否が応でも、背筋が伸びる。
「昨日、話していた子かね」
問われると、ドクターは頷いた。彼女もまた背を伸ばし、逃げを許されない状況下にあった。
……この男は自分のことを、周囲の者たちより早くに知っている。動揺も嘲笑もナシだ。あの爬虫類どもとは違い、ドクター達のことを知っている。認めている。きっと、『天使』がどうとかの話も、聞いているのだろう。だからこそ、一筋縄ではいかないとわかる。
「お願いがあります」
警察長はその言葉を聞いて、少し待って、言った。
「いいだろう。言いなさい」
……許可を得て、ドクターは言った。ある少年の遺した『手がかり』のこと。そこから先に進むための準備の必要性と、『特対』に、捜査員を貸し出してほしい、という申請。
アダムは、爬虫類どもの視線を思い出した……だが。
「構わんよ」
意外にも、すぐの返答だった。ドクターはフェイと顔を合わせ、表情をほぐす……。
「ただし、当然ながら条件がある」
再びの、緊張。警察長は、その『条件』を、さらりと言ってのけた。
『十二月十七日までに捜査の進展を見せなければ、特対そのものを解散する』――。
流石に愕然としたらしい、ドクターはなかば立ち上がりながら、言った。
「待ってください。あまりにも短すぎます」
「君の言う旅客機の『化学物質』。五年もかけて、未だに出どころが分からない」
ぴしゃりと、被せるように、冷酷な声。ドクターは唾を呑み込んで、萎縮したように座る。
「成果はないままだ。本来であれば、この時点でとっくに、元の倉庫整理番に戻ってもらっているんだよ。今の君らがここにいるのは、殉職した君の父と私が旧知だったからこそだ。その恩義に報いたまえよ」
ドクターは唇を噛んで、じっと耐えていた。
五年――また、あの事件。
そして、その時、忸怩たる思いをしていたのは。自分だけではなかったのだ。
……気づけば。立ち上がっていた。
そして、啖呵を切っていた。
「警察長。自分は、シティ第二十七分署で勤続三十年の一級刑事でした。それなりに人を見る目はあると自負しております」
「何が言いたいのかね」
「――捜査員選定の決定権を、我々に委ねて頂きたい」
「こちらのメリットは?」
「自分は、一連の事件を直前まで追いかけていました。パズルのピースを埋めるのに、どんな手が必要で、どのように動けばいいのかを、この街で一番理解しているのは、おそらく自分です。幸いにして、あの頃は毎日飲まなきゃやってられなかったアルコールが、今は欲しくともなんともない。コーヒーはミルクがないと飲めなくなりましたが、代わりに腰痛もありません。数日前より、物事がはっきり見える気がします」
相手は黙って聞いている。
「こちらの事情を聞かされたばかりの連中は、おそらく我々をハナから舐めてかかるでしょうが……それでも、どうでしょう。こちらの言ってることに、貴方のお墨付きがあったとしたら?」
言ってから、自分が大立ち回りを演じたことに気づく。
顔が真っ赤になる。あつい、あつい。汗まみれになる。
「と、その……言ってみたんですが、その、お願いを……」
「はははは、はっはっはっ! こりゃあ面白い! 『子供』が私に腹芸をしかけにかかったぞ!」
警察長は、愉快でたまらないというように笑い出した。
「いいだろう、期待してるよ、諸君。果たして、君らのおとぎ話が現実となるかどうか」
ドクターと、フェイと、視線を交わす。これからが、本番らしい。
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