あの人はずっと続けていて凄いなぁ、と思った時点でワナビだ

そらから

あの人はずっと続けていて凄いなぁ、と思った時点でワナビだ

 何かと勿体ぶった理由をつけて続けている自分とは大違いだ。


 あの時やろうと決めたことを今もやり続けていたらどうなっていただろう。

 最初はいまいちだけど、やり方が段々と分かってきて、20点30点しかとれなかったものが、徐々に70点80点取れるようになり、時々120点取れるようになる。

 進んで宣伝したわけではないのに、偉い人に目をかけられて、なんか良い感じに成果を出せるようになる。


 そうなるかは分からない、だけどあの時やろうと決めていたら何かが変わっていたのかもしれない。何もしなかったから何も変わらなかった、それだけは事実。


 認めて、ちゃんと自分の中でそれを認めて、自分に謝って反省して、そしたらどうするのか。

 もうやるしか無い。


 もう一度「あの時やっておけば」って思ったら多分死ぬ、もう今度は立ち直れない。

 何歳からでもやり直せるのは事実でも、人間の肉体は老いる。集中力は若いときほど続かなくなってくる、どんなに筋トレして体を鍛えても逃げられない。


 だから、やると決めたらもうやるしか無い、時間を無駄にしない。健康に気をつけながら、集中して、とにかく手を動かす。


「やらないよりはやったほうがマシ」というレベルならやる意味なんて無い、なんて言葉は考えなくていい。だって、これまでやってないんだから、やったほうが良いに決まっている。やって後悔しても、やったから反省できる、何が悪かったのか、どうやれば良かったのか、考えられる。そしてまた向き合える。

 やらなかったら、やらなかった後悔だけが残る。この後悔は、この胃の痛みは絶対に消えてくれない、一生治らない、後悔する。


 だから、とにかく進む、手を動かす。一歩でも一歩でも前に。

 少しでもやって自信を1ミリでも積み上げて、前に進んでいく。


 守るものもたくさんできた、無茶できない理由もたくさんできた、それでも、前に進む権利は自分が持っている。守るものは、言い訳に使うのではなく前に進む理由に使おう。得意の妄想をたくさんしよう、色んな人を幸せにしよう、モチベーションを上げよう。


 きっとできる、やればできる、やらなければ何も生まれない、だからやろう、そして少しずつ生み出していこう。きっとできる、きっと。

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