世界観が、素晴しい、素晴しい、本当に素晴らしい。
書きたいもの、描きたいもの、形容したいもの、全部見える。
彼らの表情、感情、願望。
現実――三次元でたどり着けない領域を、文という二次元で表す、文章にしかできない事、言うことは簡単ですがそれを実行できる作者様がいったい何人程いるか……。
でもこの作品はすごい、すごいんです。
気持ちよすぎて気持ち悪い程、“人”が見える。
間違いなく、今回の企画の中でこの作品が“物語”として一番優れている。
私は迷うことなくそう言えます。
本当に、本当に、素晴しい。
現実とフィクションの境目は消え失せ、作り上げた“人”は生身の人間よりヒトらしく、純粋に綺麗だ。
素晴しい作品をどうもありがとう。
これからもこの素晴らしい作品のように執筆活動を続けて行ってください。
お願いします。
作者からの返信
コメありがとうございます。
恋愛ってある意味究極のプライバシーでなおかつ互いの根元的な部分が出て来るもんですよね。
実は作中の秒数ルールもタオルの有効利用も実際にしてみたいと言われて自分なりに苦心しながら考えた経験で一章によりリアル感が増したと思えます。
読んでもらえ、またコメももらえて感無量でした。ありがとうございます。
SMとは実のところサディストとマゾヒストの頭文字ではなく、マスターとスレーブの略だと力説されたことがあります。この物語はそういった部分を実感する良い例なのかもと飲み込むことが出来ました。
あと、ヒロインは主人公へ加虐の機能だけを求めていて、取って付けた様に主人公への愛や感謝を感じるところが良かったです。多分突き詰めればそのあたりが浮き彫りになるので、ヒロインは後からその事を自覚して更に満足できるような気がします。嫌がる主人公を自覚しながら一歩も引かないで完遂させているところが顕著ですね。特に主人公の人間そのものに興味を向ける所が一切無いところが本当に素晴らしい。
覗き趣味のサブヒロインも良いですね。本当は完全に干渉無しで「覗き」だけに専念したほうが満足度も高い気がしますが。
作者からの返信
SとMにおいて実はM側の方がワガママで傲慢でS側の方が努力してるという関係性がその外面と内面とで逆転してる様が面白いなと思ってました。
コメありがとうございました。