第100話 フィンディルさんの自主企画……参加作品の感想③
フィンディルさんの自主企画「あなたの作品の方角はどちら?」に参加された作品の感想です。今回で第三段になります。
エンタメ脳が標準装備の暗黒感想でありますれば、恐らく純文学系の方とはそりが合わねえ部分が結構ある気がしています。こんな感性の人もいるんじゃよって感じで大雑把に受け止めて欲しいのです。
猫宿/バルバルさん様/北北西
https://kakuyomu.jp/works/16817330653375889532
どう判断するか少し迷う作品です。夢の世界で猫二匹が仲居さんの姿となり、主人公の世話をして寄り添う訳ですが、個人的には猫耳を忘れずに付けて欲しかった。私としては猫耳は大事です。
(=^・・^=) (=^・・^=)
色々曖昧な書き方がされており幻想的な雰囲気が醸し出されていますが、結局二匹の猫はどうなったのでしょうか。主人公は夢の中で自身の胸を刺す事で開放されたようですが、猫は? 開放されたようでもあり、そのままの様でもあります。このような曖昧さが西方向に振れるのか。私にはよくわかりません。暗黒的エンタメ脳は、「妖怪闇旅館に囚われている二匹の猫を救え!」みたいなのを欲しています。無い物ねだりか。
聖女/竹神チエ様/北西
https://kakuyomu.jp/works/16817330653445871727
聖女とそれを守護する護衛騎士が登場するファンタジー作品。永遠の時を聖女に捧げる騎士と、自らの命を削りながら民衆に尽くす聖女の物語。美しい純愛を描いているようで、これも西に振っているようです。
聖女と騎士の寿命や輪廻の設定が何故かあざとく感じました。
陶酔/桜庭ミオ様/北西
https://kakuyomu.jp/works/16817330653194158655
熱愛だった彼女に逃げられた主人公が白蛇女と何かあった話。この作品も西寄り。
彼女と付き合い始めてから幸福絶頂の時期を過ぎ、冷めてしまって疎遠になり、結局別れてしまい自暴自棄になる過程は良く書けていると思いますが、暗黒的には白蛇女との何やかやをガッツリと書いて欲しかったです。
旅路/ゆうすけ様/北北東
https://kakuyomu.jp/works/16817330653305327015
こちらはある物の……つーか100円玉の旅を描いたもの。昭和47年生まれだから今は何歳なんだ……52歳ですね。もしかして作者様の年齢?
物価や初任給の推移が懐かしく語られています。
懐かしいんだよ。悪いか!!
さて、お巡りさんは通常帽子を着用しているのですが、それなのに何故かハゲがバレているのは何故なのだろうか。そして100円玉が語るのと東に向くらしい。
とりあえず今日はここまで。
本家フィンディルさんとは大違いの簡単適当感想ですが、なるべく書いて行こうと思っています。全部は書けないかもしれません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます